資料あつめとベースづくり | 城郭模型製作工房

城郭模型製作工房

城郭模型作家・島 充のブログです。日本の城郭および古建築の模型やジオラマの製作過程を公開しています。

今日は岡山城の本段御殿を作ったあと夕方から大工仕事。

何ができたかは後ほど…

昨日まで資料集めに上京しておりました。
東博の資料館です。
住所氏名連絡先を門衛さんのところで記入して入館証を受け取ります。
朝一から張り切って一番乗りでした。

複写は1日100枚まで。一回の申請は25枚まで。どの本のどの部分を何の目的に使うのか全部記入します。
限度いっぱいに大量に資料を複写してきました。

岡山城はこれから表御殿に入るのに、発掘遺構からの部屋表示があるのはありがたいです。
石垣の断面データも入手したので傾斜がより詳細に分かります。

今日の製作のあとに作ったのは巨大模型の台座です。
枠と桟は総延長40メートルくらいになり、ホームセンターの在庫を買い尽くしても足りず。
使うビスは200個以上…3時間ネジを回しっぱなしでした。

人が乗っても大丈夫。一箇所だけカットミスでサイズが合わず。痛恨の最後の1ピースともいうべきモヤモヤ感。
全部で11パーツ。このパーツ割りができるまでが大変で。上の石垣をどう分割するのが切れ目が目立たないのか。石垣と建物の構成まで自在に思い浮かべられるようになるまで、なかなか決めることができませんでした。
四畳半くらいあります。どこに保管しよう。