岡山城の宍粟櫓と旗櫓だとされてきた写真が、模型製作のためよくよく見てみると、全然別の建物ではないかということに気づいたのでした。
宍粟櫓だとされていたものは池田主税屋敷内櫓、旗櫓とされていたものは伊木長門屋敷内櫓である可能性が高そうです。
そして今日、今回の模型をご依頼下さった岡山市内の方が、現地で写真を撮ってラインで送って下さいました。
まずその場所を特定することから始め…
古写真を見ると、矢印のところで土塀が折れ曲がっているのが分かります。
グーグルアースで見てみると確かに折れ曲りがあります。
折れ曲りの様子。
そして現地で撮って下さった写真がこちら。
写真の右側、水門の橋越しに伊木長門屋敷内櫓台の石垣が見えます。
そして現在の伊木長門屋敷内櫓台。
昨日に続きもう一度叫ぶ。….新発見であることを願う!
舂屋(つきや)櫓が鮮明に!初めて見た!
大納戸櫓も棟高なのがよく分かる!
積み木の家が並んでるみたい。
今週は考証メインでしたが、新しい発見がいくつもあり、嬉しかったです。