外壁をつくっています。
この天守の大きさでも本丸全体の模型は1メートル四方になるのですから、城郭は巨大だということを改めて思わされました。
さて、今回は下見板についてです。
古写真を見てみると、まず、横板の枚数がよくわかりません。鎧張りでは無いようにも見えます。鎧張りであったとしても板はかなり薄いです。
図面上記ので窓と窓の間の押縁の本数を数えてみます。
天守の南東の隅部分です。
実測図では
直前に熊本城をつくっていましたのでこういうことが気になってしまいます。
それにしても戦前の押縁の本数は多くて細い気がして、住宅のような割付でないかと思ってしまいます。
実測図や古写真に近い本数を入れることにしました。一番細い0.3mmのプラ材でもぎゅうぎゅうになるので、正確な本数は入れられません。