彦根城天守の造形がほぼ完了しました。
塗装してから取り付ける最上階の高欄と一階の窓を残しています。
湾曲したり
反ったりねじれたり。
破風の数は天守本体でだけで18を数えます。
最後の最後に、付櫓との接続部分で、壁材の厚み一ミリを組み立て構想でミスしており、壁を切り開く大手術となりました。
石垣はスチレンボード。地面の高低も本物通り。
今回、この彦根城は最終的に90センチ×60センチの大ジオラマとなります。全体の完成後も、天守周辺だけを取り外して単体でも鑑賞できるように、と構想しています。
プラモデルに馴染んでいると、多聞櫓の長さに驚きます。
玄関を残してしまいましたが、これにて今年のつくり納めと致します。
屋根は単に構成が複雑なだけでなく、造形それ自体が込み入っています。
屋根の最後は棟。隅棟や降り棟などがつくと、輪郭がくっきりします。右の写真が棟が完了したところ。
ほぼ天守が出来上がった上での2ミリ厚の壁を切り開くのは困難を極めましたがなんとか綺麗にできました。
玄関を残してしまいましたが、これにて今年のつくり納めと致します。
次回は今年一年を振り返ります。