毎年7万人を超える人で賑わう、国内最大のホビーイベントです。今年は例年に増して多くの人出だったそうで、会場は人で埋め尽くされました。
全国城郭模型普及協会の一員として初の出展ですが、興奮しております。
何よりも、作品を生で見ることの大切さを実感しました。模型は立体ですから、作品そのものを見ることは、写真で見るのとそのパワーが全く違います。私自身、いつも写真で発信していますが、画像に写らないものの大きさを改めて感じました。
といいつつ、ここでは写真でしか発信できない悲しさ。何回かに分けて、今年の静岡ホビーショー、モデラーズ合同作品展の模様をお伝えします。
何と言ってもまずは城郭模型。
当協会の出展作品より材質別に。
紙製の模型からです。
こちらは三浦先生の監修のもと、様々な城郭のペーパークラフトを開発されているファセットさんの作品。私と同じ豊臣大坂城です。
実際の製品を2分の1に縮小して、山里と詰ノ丸全体を再現してあります。自社製品を組み合わせて作られたそうで、印刷の細かさと色の鮮やかさ、シャープな組み立てが目に焼きつきます。
図面からの立体化の作業の中で、復元図と辻褄の合わない部分が出てくるという、興味深いお話を伺いました。
こちらは紙製(!)の仙台城。参勤交代の行列まで緻密に再現されています。
当時の平面図をもとにご自分で立面を推定の上制作されたそうで、建物や曲輪の比率は寸分違わない再現度だそうです。
懸造りもご覧の通り。
印象的な破風の紋章も緻密に表現されています。
紙製つながりで、協会の作品ではなくこちらは企業新商品の東京タワー。紙ならではの造形の精密さが写真に写らないのが残念です。購入しようと思ったらすでに売り切れでした。
こちらは木製(檜)の備中高松城。
それぞれの建物は内部まで作り込んであるこだわりようです。展示だと中まで見れないのが残念です。
柵や塀、建物は地面に簡単に取り付けてあり、好みで配置を変えられるという、遊べる仕様になっていて、自分だけの城が作れるようになっています。
図面からの立体化の作業の中で、復元図と辻褄の合わない部分が出てくるという、興味深いお話を伺いました。
当時の平面図をもとにご自分で立面を推定の上制作されたそうで、建物や曲輪の比率は寸分違わない再現度だそうです。
懸造りもご覧の通り。
印象的な破風の紋章も緻密に表現されています。
それぞれの建物は内部まで作り込んであるこだわりようです。展示だと中まで見れないのが残念です。
柵や塀、建物は地面に簡単に取り付けてあり、好みで配置を変えられるという、遊べる仕様になっていて、自分だけの城が作れるようになっています。
私の豊臣大坂城はというと、無事、懸案の杉の木も立ちましたが、水面で大失敗。
時間切れでシリコンの完全硬化を見届けずに発送となってしまい、開けたらやはり気になるところが。そこをどうにかしようと、当日朝に、シリコンの「モデリングウォーター」という、今まで使ったことのない素材で修理しようとしたのが失敗の元でした。
ご覧の通りはじいてしまって結露状に。ギリギリまで往生際の悪さを発揮して頑張って修復を試みましたが今日は諦めました。
初日においでの皆様にこのような水面をお見せすることになり、未熟さが身にしみました。
とはいえ、同じくお城の模型を愛する方達からたくさんの貴重な情報を頂いたり、今まで経験したことの無いような大きな刺激を受けました。
初日においでの皆様にこのような水面をお見せすることになり、未熟さが身にしみました。
そして何より、数え切れないお客様が足を止めて写真に納めて下さり、なんとこのブログをいつも見て下さりわざわざご来場くださった方とお話できたり、そんな有り難い時間を頂いた1日でした。
夜は童友社の社長さん重役さんはじめ社員の方達とお酒を飲む時間ありと、濃密な1日でした。
明日も最終日2日目、たくさんの方のご来場をお待ちしております。
画像の数の関係から残りのレポートはまた明日。