俳句エッセイ  一人で食べるのが馬鹿馬鹿しいほど美味 | 俳句のとりな

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(「ウィキペディア」より借用しました)

 

栗の実が、おいしい時季に。

 

夏場には、淡黄色の小花が盛りあがるようにして咲き、独特の

香りをふりまいた栗の木が、いつのまにか、毬栗をたわわに。

 

花栗のちからかぎりに夜も匂ふ 飯田龍太

 

栗は、温帯下部や暖帯に広く分布するブナ科クリ屬の落葉高木。
縄文時代から食料にされ、 万葉の時代には秋の味覚の代表格

に。

 

瓜食めば子ども思ほゆ

栗食めばまして偲はゆ

いずくより来りしものぞ
まなかひにもとなかかりて

安寐し寝さぬ 
山上憶良(万葉集) 

 

栗の実には、加熱に強いビタミンCを含むうえ、蛋白質や脂質が

豊富で、種実類には珍しく、でんぷん質も多く含んでいるとか。

 

栗三つ茹でて一人の秋とせり遠くに君の海を感じつつ
俵万智
                             
しかしながら、一人で食べるのが、これほど馬鹿馬鹿しい食べ物

もないと言う人も。


山盛りとなった栗を囲み、大勢で、わいわい言いながら食べるの

がよいようです。

 

雨の日のつづく子供に栗ゆでん 田中午次郎

 

[今日の一句]


・栗踏みて青春少し戻りけり

 


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