渚亭たろう庵のDinner:地元宮古産魚介類のお造り @岩手県宮古市田老
渚亭 たろう庵宿泊 1泊2日の旅 2024.4
渚亭 たろう庵:お食事処
ロビーのお隣にこのように一、二、三、四、五、六、七、八、九とお食事処=個室が並んでいます。私は、多分「六」のお部屋でお食事を頂いたと思います。
▼各お部屋の入口には、このようにお部屋番号が表示されています。かわいい
渚亭 たろう庵:お夕食
▼お品書き。創作フレンチです。
▼食前酒の梅酒(左の空のグラス)美味しかった Drinkはウーロン茶と氷入りのお水を注文。
▼地元宮古で水揚げされた”毛ガニ”。中身を出して頂きました。
▼旬:宮古産毛ガニの浜揚げ。中身を出して頂いた状態
ボイルしたカニってあまり好んでは食べませんが、食べる場合は、通常カニ酢とかレモンとか欲しくなるところですけど、こちらではあえて”そのまま”のお味を、ということと察したので、このまま頂きました。味が濃くて美味しかったと思います。
▼前菜:宮古沖魚介のサラダ仕立て。沖ハモもエスカベッシュ(マリネ)、タコ、シュウリ貝、ホタテ、ヒラメ、真マス。
おいしい
▼スープ:宮古沖魚介のプロヴァンス風。ガーリックバケット添え。
おいしい
▼お造り:宮古沖魚介盛り。クロソイ・ホヤ・真鱈・セイダガレイ
ホヤ・・・(◎_◎;)😓 食べれないかも、と思って、事前に避けて頂くようお願いしたら、「食べれない、とおっしゃる方多いんですけど、皆様こちらのホヤは美味しいと言って食べて下さいますので、是非お試し下さい。」とのこと・・・ なるほど・・・ホヤ、って人生で一度も美味しいと思ったことが無くて不安でしたが、頂いてみることにしました。
お刺身の盛り合わせは、普通にお醤油で提供されましたが、個人的にnon Japanese のお味で頂きたかったので、オリーブオイルとお塩をRequest。
▼右下のお醤油は使わずに、左側のオリーブオイルとお塩で全部、美味しく頂きました(#^^#) ホヤ・・・貝類のような食感でクセがなく、めちゃめちゃ美味しかったです 挑戦してみてよかったです
ホテルの方に「普段絶対に食べれないホヤなのに、今回はとっても美味しく頂きました。」とお伝えすると、「そう言って頂けるのが一番うれしいです。」と逆に喜んで頂きました
宮古沖で撮れて「渚亭たろう庵」で調理されたホヤのお刺身、また食べたいです それくらい、本当に美味しかったです。やっぱり、三陸の魚介類、美味し過ぎ
▼アワビのソテー、バルサミコソース。メニューには無い一品で、料理長からのプレゼント。
とっても柔らかいアワビで、王道のバルサミコ酢を使ったおソースとの相性抜群。最高です
▼肉料理:岩泉短角牛フィレのグリル。山ぶどう赤ワインソース。
岩泉産の短角牛=角の短い牛、初めて食べましたが、想像以上に柔らかいフィレ肉で、びっくりしました 写真では見た目今一つかもしれませんが、見た目以上のお味&お料理のQualityです 通常リブロース&サーロインばっかり食べている私のような人が食べても美味しいフィレだったと思います 短角牛、また食べたい(*^^*)
▼魚料理:宮古産吉次(キンキ)の塩焼き。昆布の風味。
▼ご飯:田老産ひじきとごぼう合わせご飯。大葉風味。
▼椀物:田老産ふのりと椎茸のお吸い物。トマト・青味・ゆず。
キンキの塩焼きが絶品でした 今回の御料理の中で、唯一、ご飯だけが私にはちょっと甘過ぎて、口に合いませんでしたけど、その他の御料理はすべて美味しく頂きました(#^^#)
▼プティガトー:フルーツとソルベ。ストロベリーのソルベ
デザートは、普通ですけど、普通に美味しく頂きました。
“創作フレンチ”って、わりとクセモノで、シェフの独りよがりなアレンジ(=余計なことする)でお料理が台無しになることが多々あります。美味しいアレンジならいいですけど、ほとんどの場合、残念ながら王道の味付けに勝ることはありません、と個人的に思っています。(たまにいらっしゃいます アレンジしても味覚が合う奇跡のシェフ)
今回の“創作フレンチ”も実はちょっと不安ではありましたが、こちらのシェフのお料理は大変美味しく頂きました(#^^#) 地元、岩手県宮古産の海鮮、岩泉の短角牛、素材の美味しさも際立っており、また是非こちらでお料理を頂きたいと思っています
ご馳走様でしたm(_ _)m
渚亭 たろう庵:朝食
▼目覚まし無しで何故か@05:30にお目覚め
@05:34 にお部屋で撮影した朝日 朝日も夕日も楽しめるお部屋、最高です(#^^#)
朝風呂を堪能してお部屋でゆったり
@08:30~朝食です。
▼Dinner と同じお部屋で朝食。
▼朝食Menu
震災前の”たろう観光ホテル”元料理長監修。
▼ご飯とお味噌汁が運ばれた状態。
一般的な旅館の和定食で、普通に美味しく頂きました。
▼御食事会場からもこんな感じの眺望がありました
渚亭 たろう庵:チェックアウトまで
ホテルのチェックアウト時間は11:00でしたが、観光の為に少し早めに10:20頃チェックアウト。
朝食後、チェックアウトまで露天風呂に入ったり、眺望を楽しんだり、この日の旅行プランを考えたり、ゆっくりお部屋で過ごすことが出来ましたし、総じてとても快適な宿泊となりました(*^^*)
▼チェックアウト前にお部屋で撮影した写真を残します。ちょっと曇り空
▼このロケーションと眺望には、本当に癒されました
▼今回は時間がありませんでしたが、次回は田老海岸線の遊歩道を是非散策してみたいと思っています
以上、海側の眺望。
次は、山側。
▼田老に建設中の15m級の防潮堤。2011年から13年以上経つ現在も工事が続いています。
宿泊中、ロビーの東日本大震災に関する掲示板の前で、ホテルの方と少しお話をする機会がありました。
被災した「たろう観光ホテル」時代は、団体の宴会客を主に受け入れるタイプの一般的な地方のホテルだったそうですが、高台にホテルを再建するにあたり、お宿のコンセプトをガラッと変えて、個人客にFocus して2015年から「渚亭たろう庵」のこのスタイルで再出発なさったそうです。「渚亭たろう庵」のこのConcept のお宿だったからこそ、私は今回三陸海岸旅行の宿泊先としてこちらにお世話になりたいと思い、ある意味”ご縁”が生まれました。
実際に宿泊してみて、ゴリゴリの外資系ホテルが好きな私でも、「渚亭たろう庵」の宿泊はとても快適でしたし、また是非お世話になりたいと考えています。
とはいえ、細かいことはいろいろあります。例えば、露天風呂が天然温泉じゃない(沸かし湯)だとか、ロビーの暖炉が煙いとか、お部屋のCold Drink が水しかない、とか・・・細かいことはあるんですけど(まじ、細かい、わたし)、でもそんな細かいことはどーでもいいかも、と思いました(*^^*)
素晴らしいロケーションと360度の絶景、広くて快適な露天風呂付きのお部屋、美味しいお食事、スマートではないけれど親切で温かいおもてなし(#^^#)がここにはあります。もうこれで十分
”三陸海岸を制覇する!!” ということで、今回は青森県三沢空港~八戸~岩手県宮古市田老まで、最小限観光しながら雑に南下してきましたが、三陸海岸って、とっても広いんですよでも、そのとっても広い三陸海岸が北から南まで、東日本大震災の津波によって壊滅的な被害を受けたということがどういうことなのか・・・。改めて、津波の脅威が想像を遥かに絶するものだったと、今更ながら思い知りました。実施にその場所に行ってみる、って本当に大事、と改めて実感する旅にもなりました。
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三陸海岸(さんりくかいがん)は、青森県南東部の鮫角(八戸市)から宮城県東部の万石浦(石巻市)まで、総延長600キロメートル余りの海岸である。
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この日は田老から更に南下して岩手県”浄土ヶ浜”を観光してから、少し内陸部の観光も交えつつ北上して青森の三沢空港まで戻るプラン。、浄土ヶ浜以南の三陸海岸の旅は次回へ持ち越しです(*^^*)
三陸海岸制覇まで、まだ半分以上の距離が残っているんですけど( ´艸`)www、三陸海岸を制覇した暁には、もう一度『渚亭たろう庵』に戻って、田老周辺の観光を掘り下げたいと考えています(#^^#) その際は、何故か今回無意識に飛ばしてしまった『北山崎』の観光もセットで、と思っています
今日も元気に三陸海岸を駆け抜けます