帝国ホテル中央玄関 @博物館明治村
国宝犬山城・ホテルインディゴ犬山有楽苑・犬山城下町・博物館明治村
【2日目ドライブルート】
ホテルインディゴ犬山有楽苑 >> 成田山名古屋別院 大聖寺(犬山成田山) >> 継鹿尾観音 寂光院(犬山寂光院) >> 博物館明治村 >> 大縣神社 >> トヨタレンタカー 名古屋駅太閤通口店
継鹿尾観音 寂光院(犬山寂光院) >> 博物館明治村 第一駐車場
総走行距離約9.5Km 20分位のドライブ
博物館明治村に行きたかった理由
世界的に有名な20世紀の建築家『フランク・ロイド・ライト』氏(1867-1959)によって設計された、『旧帝国ホテルの中央玄関』部分が明治村に移築・保存されています。私は、ずっとこれを見てみたいと思っていました
旧帝国ホテルを見に明治村に行くなら、ついでに、『牛鍋 大井牛肉店』でお肉ランチして帰りましょう
私が明治村に行った目的は”これだけ”です せっかく行ったので、明治村全体を超ざっくり歩いてみましたが、ぶっちゃけ、この2つの目的以外はどうでもいい感じでした(*^^*)
とはいえ、明治村に行ったら行ったで、とても楽しい観光となりました
博物館明治村 第一駐車場
ナビで誘導されたのが、”博物館明治村 第一駐車場”です。明治村の一番北側のエリア=5丁目の北口エントランスから入場しました。
▼館内MAPから。北口から明治村に入って、遊歩道を通ってわりとすぐにお目当ての『旧帝国ホテル中央玄関』があったので、個人的に北口からの入場はとても都合が良かったです 帝国ホテルに始まり、帝国ホテルで終わる、みたいな観光ができました。
ただ・・・『牛鍋 大井牛肉店』は一丁目=一番南だったので、北から南へ明治村縦断を余儀なくされました
▼帰りに撮影した『明治村第一駐車場』
駐車料金1回1000円です。
博物館明治村について
『博物館 明治村』は、”壊される運命にあった明治建築を移築することで、明治時代の人々の想いを後世に繋げていく”をコンセプトに、明治建築を保存展示する野外博物館として、1965年に開村しました。ロケーションは、愛知県犬山市郊外、入鹿池に面した美しい丘陵地帯で、山と水が融合する大変すばらしい環境でした
これまでに、60以上の明治時代の歴史的建造物を移築・復原したそうです 明治村を訪れた理由が超ピンポイントで、それ以外は興味無し、で散策をスタートしましたが、実際に歩いてみると村内の”空間演出”がすばらしく、観光を進めるにつれどんどん感動が積みあがっていきました
そして気の赴くまま”美しい
”と思ったシーンで写真を撮ってたら、なかなかのVolmueの写真がGoogle Photo に残ってました(*^^*)
博物館明治村のエリアマップはご参照下さい。https://www.meijimura.com/area/
約100万㎡という広大な敷地面積を誇る明治村。正門のある1丁目から北口のある5丁目まで、5つのエリアがあります。1日では回りきれない広さなので、各エリアごとにポイントを絞って散策することをおすすめしています。
超歩きごたえありました 勿論、見ごたえもありました
13:05に明治村北口チケット売り場の前に立ち、16:20に駐車場に戻りましたので、約3時間15分でお目当ての”旧帝国ホテル中央玄関” + ”牛鍋 大井牛肉店”でランチ + 明治村の5丁目~1丁目までざっくり観光、と自分の中では一応Mission Complete できました
”博物館明治村”観光の記録
▼明治村北口入村チケット売り場 @13:05
ここで入村チケット2,000円を購入。
https://www.meijimura.com/guide/price/
▼入村すると、まずは階段を降りて順路を辿ります。
▼SL東京駅の駅舎かな・・・?中は、ギフトショップで大変賑わっていました。
@SL東京駅のPlatform
この5丁目”SL東京駅” <=> 4丁目”SL名古屋駅” 間を走行するSLに体験乗車できるようです。詳細は、こちらをご参照下さい。
明治村内では、SL蒸気機関車の他に、京都市電(路面電車)やレトロな村営バスも運行していました。すいません、何一つ乗車していませんので、詳細はわかりませんが、時刻表を確認して時間に駅やバス停にいれば乗車できるものと思われます。
こちらに毎月最新の時刻表がUploadされるようです。
https://www.meijimura.com/timetable/
▼順路を進むと・・・
▼一瞬こんな感じの地下道を通ります。
▼地下道を出て更に順路を進むと・・・
あっという間に、もうメインディッシュ
北口エントランス最高かも(*^^*)
帝国ホテル正面玄関
ツツジと帝国ホテルのコラボ
4月下旬に訪れましたが、この季節は”帝国ホテル正面玄関”撮影には、最適だったかもしれません
【博物館明治村公式サイトより】 Click! 公式サイトの情報をご覧いただけます。
帝国ホテルは戦災の被害も少なく、補修を重ねながら東京の中心で営業を続けました。しかしながら、戦後の高度経済成長期に高層化の計画が始まり、取り壊しが決定。フランク・ロイド・ライトがデザインした由緒ある建造物を遺したいと、国内はもちろん海外まで、保存問題が物議を醸しました。昭和43年(1968)、中央玄関部分のみが明治村に寄贈され、昭和60年(1985)より展示公開される運びとなりました。
移築に当たっては、ライトによる設計理念、寸法体系およびそれらが醸す空間の質を保存する「様式保存」という考え方が採用されました。主構造を鉄骨鉄筋コンクリート造および鉄骨造混構造に変更し、大谷石の一部をプレキャスト・コンクリートおよび擬石で代用、またテラコッタを樹脂製で代用するなど、当初材の再利用が困難な場所には新素材が使われています。
▼車寄せ
▼正面玄関前からお池方向を撮影。
▼まさにArt です
▼車寄せを反対側から撮影。by 車寄せフェチ
▼WOW 本当に、よくぞ、内幸町からこの場所に移築・保存してくださいました
歴史的建造物の保存活動、すばらしい取り組みだと思います。
帝国ホテルの中に入ります。
▼エントランスを入って、振り返ってパチリ。帝国ホテル見学中、ものすごくたくさんの観光客がいらっしゃいましたが、極力人が写り込まない写真を撮るために、大変な忍耐と努力を致しました(*^^*) 前も、そんなこと書いてましたけど せっかちにできうる最大限の努力で臨みました
▼エントランス入って左側には、フロントデスク。こちらでCheck In/Outのお手続き。当時の光景、大妄想中~~
▼エントランスのガラス扉にも、大変美しい装飾が施されています すごくステキなエントランスです
戦時中も営業を続けていたなんて・・・・・・
▼天井が高くて広々としたロビーです
▼ロビーの中央に立って、左右を撮影。
▼ロビーを右側に進み、中2階??
▼中2階の休憩スペース
▼休憩スペースにはこのような出入口があり、こちらのガラス扉にも、正面エントランスで使われていたガラス扉と同じモチーフが施されていました。
▼中二階の奥、更に階段を数段上がると・・・
▼帝国ホテル喫茶室。とても賑わっていました。
この時@13:18、ここは一番北の5丁目。牛鍋大井牛肉店ランチのラストオーダーが15:30で、それまでには何が何でも一番南の一丁目に辿り着く必要があり、この時ここでお茶する時間は残念ながらありませんでした・・・
カフェの横を通り過ぎます
▼帝国ホテル喫茶室の前から、ロビーを撮影。すると、吹き抜けの対岸に、帝国ホテル設計者の「フランク・ロイド・ライト」さんのPortrait photoが 写真の左側からぐるっとまわって、さっそく対岸に行ってみましょう(*^^*)
▼ポーツマス条約調印に使用されたテーブル
▼ポーツマス(日ロ講和)条約調印書 Zoom
▼歩いてきた方角、帝国ホテル喫茶室を撮影。この写真の左側に、「フランク・ロイド・ライト」さんのPortrait photoがありますので行ってみます!
▼「フランク・ロイド・ライト」さんのPortrait photo。大変Respectの感じられる展示でした。
【フランク・ロイド・ライトについて : 公式サイトから】
日本建築や美術にも影響された巨匠建築家。帝国ホテルの設計者、フランク・ロイド・ライト(1867-1959)は、20世紀を代表する建築家の一人です。ライトは大学を中退後、シカゴの建築事務所へ。明治26年(1893)に参加したシカゴ博覧会では、平等院鳳凰堂を模して建てられた日本館に強い印象を受けたといいます。
さらに明治38年(1905)には観光で初来日し、日本美術に興味を持つきっかけに。この折に、美術骨董商「山中商会」の林愛作と知己となりました。その後、ヨーロッパに渡って作品集が刊行されるなどし、またたく間に有名になりました。
そして大正4年(1915)、帝国ホテルの支配人となった林愛作が渡米して新館設計の依頼。翌年にはホテル設計のため来日し、大正8年(1919)、日比谷公園に面した場所で、ライトの設計監理による新館の起工が始まりました。しかしながら建築途中だった大正11年(1922)、支配人の林愛作とともに、ライトは設計監理から解任されてしまいます。
ライトの帰国後、弟子であった遠藤新が工事を続行し、翌年8月に竣工。同9月1日、奇しくも関東大震災の日が新築披露となりました。東京をはじめとした関東一円は震災で大きな被害があったものの、奇跡的に、帝国ホテルの震害は軽微なものでした。帝国ホテルは、巨匠のライトが日本に遺した代表的作品であるといえます。
▼この場所から、ロビー越し対岸の『帝国ホテル喫茶室』を撮影。シックで、本当にステキです
これで、ロビー~2階の見学できるスペースを一周致しました。ここからは、適当にホテル内を歩き回って撮影した写真を掲載致します。
▼帝国ホテル喫茶室途中の中2階のお部屋
▼方向を変えて撮影。
▼1階ロビー
▼ロビーの一角にフランク・ロイド・ライトの”ピーコックチェア”がさり気なく3脚 六角形の背もたれが特徴です。
▼とってもステキなフロアスタンドライト
▼旧帝国ホテルのロビーで待ち合わせ 大妄想でタイムスリップ中です。あー幸せ
▼帝国ホテルの模型
▼ロビー奥お部屋
▼こちらのガラスにも、エントランスのガラス扉と同じ”モチーフ”が、ガラスの一枚一枚に施されています。あーー、ステキ
▼Zoom。ガラスがまるでレースのカーテンのようです こういう細部までの拘りが素晴らしいです
すき
▼ホテルのエントランスに戻って参りました。お腹空いているので、外にでます
▼旧帝国ホテルの解体材。”壺・水鉢”と書いてありました。こんな風に解体したほぼ廃材を、旧帝国ホテルの建物に組み立て直したなんて、気が遠くなるような作業です。明治村の活動は、これからも応援したいと思います。
▼帝国ホテル前の池。この池も内幸町にあった、そのままを再現したようです。
▼旧帝国ホテル前で見かけた、村営バス。勝手にレトロバス、と呼んでいます 1丁目正門<=>5丁目北口、20分間隔で運行。バス停は、明治村内至る所にあった記憶です。
▼Zoom
旧帝国ホテル中央玄関を訪れる旅、大満足達成感100%です
この時の脳内分布、95%~お肉ランチ急がなきゃ。~5%が、道中ついでに明治村、楽しんじゃいましょう
青:旧帝国ホテル中央玄関、赤:牛鍋 大井牛肉店
めちゃめちゃ遠かったですけど
、お肉の為に猪突猛進🐮
名鉄岩倉変電所
内閣文庫
皇居正門石橋飾電灯(右)
左:内閣文庫
川崎銀行本店
建物の一部のみですね(*^^*)
▼川崎銀行本店の中には、当時の金庫が展示されていました。
▼川崎銀行本店前から撮影。遠くに見えている建物は、『金沢監獄中央看守所・監房』。手前のガス灯がツボです
隅田川新大橋
小那佐美島灯台・金沢監獄正門・菊の世酒造
▼隅田川新大橋を渡って撮影。左奥:内閣文庫。
金沢監獄中央看守所・監房
小那佐美島灯台・聖ザビエル天主堂
文字数制限の為、つづ
く