書寫山圓教寺 摩尼殿 @兵庫県姫路市
姫路城・天台宗別格本山 書寫山圓教寺
■旅行プラン
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■書寫山圓教寺(えんぎょうじ) 摩尼殿(まにでん)
山岳部にこんなに立派で壮麗な寺院(大正時代に焼失、昭和初期に再建。創建は平安時代)
階段を上ります ”摩尼”とは、サンスクリット語(梵語)の”如意”。如意の意味は
- 物事が自分の思うままになること。
- 読経・説法の時、講師の僧が持つ、長さ30cmほどの、わらび型の仏具。
"物事が思い通り”になることなんて、そうそうないですよねーー
”摩尼”つながりの超余談です(*^^*) 摩尼殿の由来等とは、一切関係ありません。
私は、大昔にTibet の首都”Lhasa(ラサ)”に行った時に購入したhandyな”摩尼車”(まにぐるま)を持っています Tibetからいろんなところを経由して自宅に戻ってきたその日こそ、チベット人のように自宅でブンブン摩尼車回してみましたけど、その後ははたまーーーに視界に入るかも~、くらいな感じで“保管”しています
今回久々に”マニ車”手に取ってみると、回転速度は若干劣化が感じられるものの、摩尼車の中に収められている真言密教の経文はとってもキレイ 保存状態良好でした
で、摩尼車の目的なんですけど・・・
見た目は、こちら、私のマニ車の写真です。(夜、室内で撮影したらTVのBlue Light)が映り込んでしまいました(;^ω^) 青サビではありません 重りの遠心力でブンブン回ります
摩尼車は、必ず時計回りに回します。Tibet/Lhasa(チベットの首都ラサ)のJokhang Temple(ジョカン寺)を参拝しながらこの My摩尼車を回していて、たまたま意図せず一瞬だけ反時計回りに回ってしまったら、その瞬間を地元のお母さんに目撃されて、飛んできて手を叩かれました マジです
何言ってるかわからなかったですけど、自分でも「あ反対に回っちゃった」と思って、すぐに修正したので、叩かれた理由は”摩尼車を半時計回りに回したから”に間違いありません(◎_◎;) 他には何も悪さしてません(^^) 摩尼車は、時計回りに回すことで功徳を積むことができ、逆に反時計回りは悪い業が生じてしまう、という知識は持っていました。
知らない人にいきなり叩かれるとか、普通に”暴行罪”って気がしないでもないですけど、Tibetの皆様は私たちの常識では計り知れない独自の文化・宗教観のもと生きている、まさに人生=宗教なので、不思議と怒りとかなくて、あー、間違っちゃった、ごめんなさいm(_ _)mって感じでした このような神秘的な場所だからこそ、わたし、ここに来たかったですもの be generous まあ、でも、全体的にTibetの女性の強さは際立ってました
多分あのお母さん、他人の子供とかにも、いけないことはイケない、と言える方なのかな?(そうであって欲しい)。体で教えてくれて感謝ですm(_ _)m お陰様で、摩尼車の半時計回りがそれほどいけないことだと、今でもこんなに鮮明に心に刻まれています
▼摩尼車の上の蓋を開けると、中に入っている経文を取り出すことができます(*^^*)
撮影の為に、摩尼車をMyメガネケースに立てかけています。Tibetでマニ車を購入すると、このような筒形のレザーケースに入っています、という意味ではありません
経文が印刷されているのは、ヒマラヤの”ロクタ”という”ミツマタ種”の木を加工して作られた”ロクタ紙”。摩尼車はがロール状に巻かれて入っていて、時計回りに1回転させるごとにマントラ(真言を書いた経文)を1回唱えたのと同じ功徳を得られる、とされています。
通常、摩尼車は密教寺院に設置されていて、参拝の際にそれを片っ端から好きなだけ回すのですが・・・それをいつでもどこでも寝ても覚めても24/365やりたい、ということでPortableのマニ車が生まれたものと思います。気持ちはとてもよくわかります!
でも・・・
ここだけの話・・・このシステムって、なんか・・・見方によっては楽して功徳を積む(経文を読んでもいないのに、マニ車を回すだけで読んだことにする)= 煩悩の塊じゃないとか、現地で一瞬頭をよぎりましたけど、慌てて気持ちを”無(む)”にして、一心不乱にマニ車、回しました( ´艸`) 諸々事情がよくわからないので、余計な”思い”や一般論は封印
摩尼車について興味がある方は、こちらをどーぞ
ところで、チベットのLhasaの標高は、富士山の山頂よりも高く、標高4200m 私にとってガチの山岳地帯は、基本、旅行の守備範囲外なので、チベットを旅した当時、人生で行ったことある標高の高いところといえば。。。 車で富士山五合目(2300m)くらいな感じでした
それなのに、当時いきなりNepal・Kathmandu(ネパールの首都・カトマンズ標高1400m)から、飛行機でLhasa(標高4200m) に降り立ち、即、現地ツアーガイドさんに空港から即ポタラ宮殿に連れていかれて、超広~~いPotala Palace 内を全力で観光したら、ホテルチェックインと同時にそのまま倒れて、高山病で寝込みました。。。(◎_◎;)
時間かけて標高に体を慣らしながらNepalからバス移動も可能でしたか、なにしろせっかちなので、飛行機以外の選択肢ありませんでした。飛行機で飛んだお陰で、上空でチョモランマの山頂が見えました
▼チョモランマ(Mt. Everest)山頂、標高8849m。こう見ると、飛行機から超近いですねーー
写真をスマホで撮影したのでだいぶPoor Qualityですけど・・・(;^ω^)
高山病は。。。もの凄い頭痛と吐き気でめっちゃキツかった記憶です。ガイドさんから酸素吸入缶を購入して、持参していたpain killerを飲んでひたすら安静に。。。回復しなかったら、高度を下げる=ラサを離れる、しかなかったので、せっかく来たのに、あ“”あ“”あ“”ーーー と心身共に絶望のどん底だったんですけど、翌日目覚めると、スッキリ どうやら体が標高4200mにAdjust できたようでした 回復できて、本当によかったです
高山病については事前に調べていて、注意はしていたものの、Lhasaの空港に着いた時点では絶好調だったので、勝手に”あ、わたし、高いとこ大丈夫なんだわーー”と・・・ なめてました。
体が4000m越えの標高に慣れていないのに、海抜ゼロメートルと同じ感じで手加減なしの全力で観光してたので、それが良くなかったみたいです。。。(;^ω^) Lhasaに着いたら、たとえ体調に異変を感じていなくても、とにかく安静にして体を標高にAdjust する必要があったようです(@_@;)🥵
余談の最後に、Tibetには、チベット仏教聖地のLhasa(ラサ)/Mt. Kailash(カイラス山)を、1年かけて五体投地で巡礼する人々がいます。 興味がある方はこちらをどーぞ
余談は、以上です 摩尼殿の”摩尼”から派生し過ぎました
▼左側の『三つの堂』から坂を下りてきて、これから『摩尼殿』を参拝致します
▼階段を上りきったところで撮影。
坂道を上ってカーブを曲がると・・・
▼また階段
▼摩尼殿のお堂に着きました!
大変美しい佇まいです
▼ここでも靴を脱いで、お邪魔致しますm(_ _)m
この日は、本当によく靴を脱ぎました(◎_◎;)(;^ω^) モッコモッコの靴下+使い捨てスリッパ、なんで持ってこなかったんのでしょう・・・ 靴を脱ぐ度に、毎回後悔してました
▼はい、もう素敵です(*^-^*)
▼下を見下ろすと、なかなかの高さです!この階段を上ってきました。『三つの堂』は、写真の右側の先にあります。
▼お堂の中に入って参拝致します
今回の姫路城・圓教寺の旅では、”これでもか”というくらい、次から次へと歴史的価値の高い日本の建造物にどっぷり浸ることができました 素晴らしい一日でした
▼お堂の入口にいらっしゃったDragon
▼四季折々”摩尼殿”の様子は、こちらのサイトでご覧頂けます。
▼階段を下ります。
▼階段の下から撮影。この時、雪が舞っていたのですが・・・さすがに写真には写ってませんね
■書寫山圓教寺(えんぎょうじ) 三十三所堂
▼階段を下りて、摩尼殿を撮影。
▼この時16:19。完璧な時間配分( ´艸`) これなら、ロープウェイ山頂駅付近を少しウロウロできそうです(^^♪
ロープウェイ山頂駅に戻る前に、橋を渡って最後にもう一度パチリ。今回の圓教寺の観光MissionはすべてClearできたので、満足感でいっぱいでした 短時間で、がんばりました
▼前を向いて、坂道を下りていきます
▼途中、あれ、どっちの道かなぁ~~?とか迷った場所ありましたが、そのような場所にはちゃんと、摩尼殿の方向、とか、ロープウェイの方向、とか表示がありました。方向音痴でも、迷わなかったです
▼書写山は、苔の種類も豊富みたいです。
でも、苔なら、もっとすごいところたくさん訪れているせいか、書写山の苔にFocusした写真は残っていませんでした
■書寫山圓教寺(えんぎょうじ) 仁王門
▼やっと”仁王門”(=No.3)まで戻って参りましたー きわめて順調です
No.1 = 3つの堂、No.2 = 摩尼殿、No.4 = ロープウェイ山頂駅
▼下り坂のお散歩は、上りに比べて本当に楽です
▼鼻歌まじりで、あっという間に書写山展望所に戻って参りました
▼Zoom
▼行きでは、上り坂がキツ過ぎ&時間に追われて必死過ぎて、まったく気が付かなかった”椿”の花
▼帰り道では、この椿の花が輝いて見えました
▼左奥に見える白い建物が、入山受付所です。
■書写山ロープウェイ 山頂駅
▼こう見ると、新しい建物 なんとモダンな
着いた時は超慌てていたので、こんなModernな建物だったなんてまったく気が付きませんでした
Google Photo Timestamp によりと、16:20に摩尼殿の前の橋を出発、途中、写真を撮影しながらここに着いたのが16:40。摩尼殿からロープウェイ山頂駅まで、15分で着きました やっぱり、下りは少し早いです
▼中に入ってみます。奥が展望台になっているようです
なんか小腹が空いていたので、お店あるかなぁと思いましたが、自動販売機Onlyでした。
▼展望台は、この解放感
▼View的には、登山徒歩ルートの途中にあった”書写山展望所”からの眺めと、あまり変わらない感じでした。中央にこんもりとしたお山(*^^*) そして、その”こんもり”によって、姫路城がまったく見えません
▼突き出した展望台の先端からの景色。
▼右側の景色。対岸は、四国方面です。
空がうっすらピンク色です
▼鬼Zoom。やっぱり、姫路城は見えません・・・
Google Mapを見ると、この”こんもり”は、『八丈岩山』みたいです。
▼そろそろロープウェイ乗り場に行ってみます。
▼16:45発この日の最終の下りロープウェイ。さすがに最終便はわりとたくさんの乗客がいました。(上りは、完全貸し切りでした)
▼ここからは、ロープウェイ乗車中に撮影した写真です。
▼この日の姫路周辺は、ほぼ曇り、たまに青空、時々雪、みたいなお天気でしたが、対岸の四国が割とよく見えました。
▼すれ違いざまにパチリ。
何しろ4分の乗車なので、あっという間に山麓駅に到着です。
ロープウェイの駐車場に戻って、帰りのルートどうしようかなぁ~~ 17:00頃までにここを出て、神戸空港発21:00過ぎのフライト。20:00過の神戸空港着を目指して、3時間以上移動&観光に使える感じだったので、とりあえず六甲の夜景目指して出発してみました
【結果】土曜日。姫路・神戸・どこもかしこも大渋滞で、どー考えても六甲の展望台に行く時間なんてありませんでした
書写山ロープウェイ乗車(山上駅 > 書写駅) >> 大渋滞にはまって六甲の夜景諦める >> 神戸空港TOYOTAレンタカー >> 神戸空港
走行距離 約78Km 渋滞がなければ1時間15~20分位のドライブ + 大大大渋滞
書写山から神戸空港まで、どこにも立ち寄らずに3時間以上かかりました 救いは、伊丹OUTじゃなくてよかったです(;^ω^)
姫路・神戸、当たり前ですけど、大都会でした(*^^*)
六甲の夜景は、改めてリベンジしたいと思います