3. 四国 高知県足摺岬・四万十川周遊 1泊2日の旅 : 高知竜馬空港~足摺岬~柏島~宿毛~柏島~四万十川~高知竜馬空港 (旅行1日目 - その4)
【1日目】 その4
竜串海岸・竜串海域公園 >> 柏島展望駐車場 >> 柏島 赤灯台 >>柏島海水浴場 >> 観音岩駐車場・観音岩 >> 宿毛(すくも)リゾート 椰子の湯
走行距離66.6km 約1時間24分のドライブ + 観光時間
四国高知県の中の、最南端エリアです。
■柏島
柏島に向かう途中、いきなり現れた絶景スポット。真ん中に浮かぶ島が柏島です。ちょっとだけ道幅が広くなっていたので、路駐して外に出てみました。
すでに夕刻に近い時間でしたので、皆もに光が反射してしまい、せっかくの碧い海を写真におさめることができませんでした。。。
そして・・・暴風・・・ 車のドアが押しても押しても開かない位
開くと、どっかに飛んで行ってしまう位。。。あんなに鬼のような強風、これまで経験した記憶がありません。怖い
写真だと、あまり伝わらないかな・・・?かなり水面が荒れています。
何よりも、生命の危険を感じる程の強風だったので、ちょっと観光は厳しいかな・・・?と思いつつ、とりあえず、柏島まで行ってみよう、ということで、行くだけ行ってみました、いちばん奥の灯台まで
【高知県幡多郡大月町公式サイトより】
東京から最も遠い地域と言われる四国西南地域の中でも、さらに西南端に位置する大月町の大堂・柏島エリア。周囲約4キロの柏島には400名ほどの住民が暮らしています。豊後水道と黒潮の流れがぶつかる海域に面しているため、日本の海の1/3の魚種が生息しているとも言われており、世界でも有数のダイビングスポットとして知られています。
近年では「船が宙に浮いて見える」ほど透明度の高い海としてSNS上で紹介され、この海を見るためにわざわざ関東や東北地方からも多くの観光客が訪れる、注目の観光スポットとなっています。
■柏島 赤灯台
五島列島では、見る旅に大興奮だった、赤い灯台です!最初の一日は(笑) 今はもうすっかりおなじみの”赤灯台”ですが、こちらが、高知県柏島の『赤灯台』です。
この場所は、入江に入っていたので、それほど波が高いという感じではありませんでしたが、この場所もやはりものすごい強風、というか、暴風でした。
▼反対側の景色
海をのぞき込むと、”青い海”でしたが、時間的に午後になると光が海に反射してしまって、キラキラと光りが反射した海になってしまいます。。。柏島の”蒼い海”を見るには、やはり、午前中に来ないとダメかも・・・
高知県の西側、足摺岬・四万十川方面を観光するにあたり、何気に一男楽しみだったのが、『柏島の碧い海』。この夕方の強風の中では、求めていた景色がどこにも存在していませんでした・・・がーーーん。ショック。。。
これは、もう明日の午前中にもう一度来るしかない ってことで、柏島の観光は中断。宿泊先の『宿毛(すくも)』に向かいます。
・・・と思ったのですが、途中で、一か所だけ観光してみました。強風の中( ´艸`)
▼次の目的地に向かう途中、栢島ビーチのところの橋の上から撮影した写真。ものすご~~い強風な感じ、伝わるでしょうか・・・
▼ガチの強風~~~
この場所、栢島の絶景スポットなんですけど・・・(´;ω;`)
荒れ狂う風によって、思ってたのと全然違う感じになってました 身の危険を感じるので、速攻撤収です
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■観音岩
この展望台の入口から、4~5分上ったところで『観音岩』が見れます。
この入口の目の前に駐車スペースがあります。
【よさこいネット公式サイトより】
高さ30mほどの花崗岩の岩で海から突き出た姿が観音菩薩に似ていることからこの名がついた。昔は沖を航行する船を照らしたと言う伝説がある。江戸時代初期の寛永15年(1638年)島原の乱鎮圧の慰問使であった雨ノ森九太夫が敵弾で負傷し船で帰途中に重態となった。一条の光を頼りに柏島に辿り着き、そこで息を引き取ったと伝えられている。この時の光が観音岩であったという。
この遊歩道は、かなり遠くまでつながっているようですが、私は、観音岩を見て、さくっと下りました。 強風で寒すぎて、悠長に遊歩道を散策、とかっていう雰囲気ではありませんでした( ´艸`)
遊歩道入口から少し上ると、左右に道が分かれます。左側に行くと観音像、右側は展望台がありますが、展望台から観音岩は見えない、とのことでしたので、左側の観音像のみ、行って参りました!(右側に進むと、真っ白な展望台があり、そこからの眺めも絶景らしいです。)
▼左に曲がって、”観音像”を目指します。
▼観音像にたどり着くまでに見えた景色は、こんな感じです。
木々の隙間から、美しい碧い海と断崖絶壁をのぞき込む感じです。時期的な問題なのか、お手入れが行き届いていないせいなのか、木々が見晴らしを遮っている場所ばかりで、開けた景色はほとんどありませんでした。
雰囲気あって素敵でした
そして、更に上に遊歩道を上ること1~2分、駐車場から5分位で観音像にたどり着きます。
▼観音像のお姿がこちら
ここも、ものすごーーい強風です
確かに、観音像に見えます!とても神秘的な光景でした そして、海の”うねり”をご覧ください。本当に、息をするのが苦しい位の強風だったんです・・・
観音像をクイックに堪能して、速攻遊歩道を引き返して駐車場に戻りました。さむ~~い この極寒&強風の中、観光客はもちろん一人です( ´艸`)
今度こそ本当に寄り道せずに、宿泊地『宿毛(すくも)』に向かいます。なんとなく、柏島から宿毛まで、20分位かな?と勝手に思っていましたが、40分位はかかりました 宿毛で、夕日が見れたらいいな
■宿毛リゾート 椰子の湯
一番広いグレードの高いお部屋を予約しましたが・・・普通のお部屋それほど違いは無いのかもしれません。一応、お部屋にソファーとバス・トイレ付、位の違いで、広さは同じかな?
このエリアの海岸沿いのお宿、他に選択肢が無かったように思いますので、こちらの『宿毛リゾート 椰子の湯』宿泊しました。
お部屋: 洋室リゾートツイン バス・トイレ付き オーシャンフロント
▼角部屋にして頂きました。
ホテル自体も、お部屋も、全般的にビジネスホテル+スーパー銭湯(健康センター?)です。”宿毛リゾート”というホテル名ですが、リゾート感は一切ありません。前向きにこの宿泊施設を選んだわけではありませんので、詳細なホテルレビューは自粛致しますが、良かった点ととても残念だった点、1点ずつ書きます。
【良かった点】
お部屋、室内からの眺めも、バルコニーからの眺めもとてもよかったです。お部屋・バルコニーから景色は、こちら。
夕日 @お部屋のバルコニーから
バルコニーから。ズーム。とても幻想的です。
▼翌朝の景色。バルコニーから。
※西向きのお部屋なので、朝日は見えません。
▼船が行き交う様子が、とてもいい感じでした
▼Zoom
▼海に浮かぶこの2つの島は、干潮時にはトンボロ現象で、陸続き(に近い状態)になるそうです!宿毛市観光協会からお借りした写真。
この写真の海、すごく美しいですねー
【とっても残念だった点】
残念だった点は・・・大浴場とレストランが地元の皆さまでごった返していたことです。
これは、もう経営維持の為に仕方のないことだと思うのです、それは、よーーく理解した上で、観光客の目線からちょとだけ感想を書かせて頂きます。今後宿泊を考える方が、現地でがっかりしないように。事前にこの状況がわかっていて、それでもOK、という方であれば、いいと思いますが、ちょっと敬遠しちゃうわー、という方、私以外にもいらっしゃると思います。
夜の大浴場の営業時間が23:00までで、夜8:30までは地元のスーパー銭湯状態で、とても近寄れたもんではありませんでした。更に、大浴場の脱衣所のスペースが異常に狭く、洗面台2~3人しかなかったように思います。夕食前に大浴場を利用しようと思って行ってみましたが、無理。地元の皆さまが居なくなる、夜21:00以降~23:00の2時間だけが、宿泊客がゆっくり入浴できる時間帯かと思います。翌朝6:00から大浴場オープンしますが、この時間から地元の方いらっしゃいました。
宿泊客がゆっくり大浴場を使えるのが、2時間だけって・・・気にならない方はよいと思いますが、私は無理でした。かと言って、せっかく遠路はるばる”椰子の湯”に来たのですから、お部屋のユニットバスを使うのもちょっと・・・そして、夕食のお食事処の”健康センターの食堂&居酒屋”状態も、なかなか衝撃的でした。朝食だけは、ガヤガヤせずにゆっくりと頂けました。。。いくらお部屋からの景色が良くても、それ以外のところで、リピはありません。お食事は”それなり"ということで....。ホテルについての感想は、以上です。
因みに、宿毛湾では、冬の11月~2月にかけて、『だるま夕日』が見られることがあるそうです
【宿毛市観光協会公式サイトより】
だるま夕日とは、冬の夕刻、太陽が海にかかる直前に、赤くかがやくもう一つの太陽が海面からせり上がり、本物の太陽とつながって“だるま”のように見える。宿毛湾の「だるま夕日」は、11月中旬から2月下旬にかけてみられる蜃気楼の一種です。
黒潮から立ちのぼる温かい水蒸気と冷たい大気との境目に光が反射しておこるこの神秘の現象は、ひと冬のあいだに20回程度。しかも、完璧な”だるま”になるのはそのうちわずか10回ほど。いつも見られると限らない「だるま夕日」を、人はいつしか「幸運の夕日」と呼ぶようになりました。
私は、この時期の観光ではなかったので、残念ながら見ることはできませんでした。残念