矢堅目(やがため) トトロ岩に落ちる夕日 @中通島
長崎県 五島列島 6泊7日旅行 備忘録
長崎県 五島列島 6泊7日の気ままな一人旅 : 福江島(ふくえじま)~中通島(なかどおりじま)~若松島(わかまつじま)~奈留島(なるしま)~福江島(ふくえじま)
【4日目:その6】
すべて中通島 エレナFC上五島店(スーパーマーケット) >> カトリック大曽(おおそ)教会 >> カトリック丸尾教会 >> 矢堅目・トトロ岩に沈む夕日を見るスポット >> 白草公園(夕日スポット) >> 赤ダキ断崖・新魚目海水浴場(夕日スポット) >> 五島列島リゾートホテル マルゲリータ(宿泊先)
下記ルートのご案内。約41分、19.2Kmのドライブ+観光時間。
拡大地図
赤の印地点が、矢堅目(トトロ岩)に沈む夕日が一番美しかった地点です。最初、ベンチ等がある白草公園(というか、展望所?)まで行きましたが、夕日が沈む位置が矢堅目(トトロ岩)とちょっとズレていたので、慌てて、来た道を赤〇(マル)→地点まで戻りました。
■カトリック大曽(おおそ)教会 @中通島
もうね。。。夕方ですものね。。
どの角度から写真撮っても、まっくらなです
レンガ造りの美しい教会だったんですけどね・・・
【ながさき旅ネット公式サイトより】
県指定重要文化財のレンガ造りの教会。外海地方の出津・黒崎・池島などから移住してきたキリシタンの子孫が住むという。1916年、鉄川与助の設計施工で現教会が建てられた。旧教会は若松島の土井ノ浦に移築されている。現在の教会は、レンガ造りの重層屋根構造、内部は3廊式でリブヴォールト天井をもち、外壁にはレンガの凹凸や色の違いを用いた装飾が行われている。
ステンドグラスも教会のアーチ型の天井も、圧巻の美しさですね
▼”新上五島町観光なび公式サイト”からお借りした写真。
大曽教会は、わりと敷地が狭く、ぎりぎりまで教会が建っている感じだったので、あまり写真を撮れませんでした。それ以前に、夕刻だったので、何を撮っても真っ暗でしたけど。。。
▼大曽教会からの眺め。夕陽が対岸を照らしていて、いい感じです
▼夕陽を見る前に、もう一か所教会を回りたいってことで、急いでこの急な階段を駆け下りて、次の教会へ向かいます
階段の下に、ちょっぴり見えている白い車は、奈良尾港のトヨタレンタリースでお借りした、トヨタのコンパクトカー。Vitzだったかな?古~~いやつ。路駐です
五島列島の教会は、ほとんどが海を臨む立地で本当に素晴らしいです 教会自体の規模やお造りは、控え目でこじんまりとしていて、老朽化が心配される教会もたくさんありますが、それでも、海を見渡す圧倒的な立地条件と五島列島の大自然との融合が、圧巻です
例えば、ニューヨーク・マンハッタンにある、大都会の超巨大なセント・パトリック大聖堂とかも、それはそれは素晴らしいですが、小さな島の湾岸にひっそりと建つ五島列島のちっちゃな教会には、まったく異なる魅力がありました。大小関係なくどこの教会も、信者の皆様の手によって、教会内が驚くほど綺麗にお手入れ&お掃除されています。外観が古くても、中がピッカピッカなんです これは、驚きでした。
どうせさびれた教会でしょでも、世界遺産あるし、一応観光してみよう!みたいな先入観を持ちつつ、軽~~い気持ちで教会めぐりを始めてみましたが・・・本当にごめんなさい
m(_ _)m
五島列島のちいさな、一見さびれているように見える教会には、信者の皆様の強い思いと信仰に支えられ、豊かな自然が相まって、表現し難い深い魅力がありました。ずーっとここで海を見ていたい、と思える教会がいくつもありました。
例えば、青い空の下、真っ白な教会を背に、聖母マリア像やキリスト像と同じ視線で見渡すエメラルドグリーンやコバルトブルーの海とか・・・ それも、あっちでもこっちで、至る所に普通にあるんです、こんなにたくさん
こんな場所って、他にあるのかしら・・・
隠れキリシタンの悲しい歴史については、あれこれ意見を述べることは自粛します。。。見たこと、学んだことは、心の中に留めておきたいと思います。
あれ?なんで、このタイミングでこんなこと熱く語ってるのかな・・・? まだまだ教会巡り、道半ば。しかも、世界遺産に指定されている教会は、これからです!中通島で1つ、奈留島にひとつ、翌日・翌々日と観光します
▼対岸から見る、『カトリック大曽教会』
■カトリック丸尾(まるお)教会 @中通島
中通島の東海岸沿い、高台に建つ教会。夕暮れ間近の写真なので、やっぱり暗くて、教会の良さが伝わらないです・・・でも、夕日に輝く”雲”がとってもポップ
【ながさき旅ネット公式サイトより】
1899年頃まで『家御堂』と呼ばれる信徒集会所があり、礼拝堂を兼ねていた。 約20戸の信徒の司牧にあたっていたが、青砂ヶ浦教会主任大崎八重神父の時、丸尾の丘の上に白亜の教会が建立され、正式な巡回教会として歩み始めた。1972年改築、1975年に青砂ヶ浦小教区から丸尾小教区へ独立した。
▼聖母マリア像の背後に広がる海が、美しいです
▼この雲・・・なんか素敵
▼”新上五島町観光なび”からお借りした写真。
本当は、こんなに真っ白です。そして、壁の質感や彫刻?凹凸?が美しい教会です。
この日の教会巡りは、ここで終了!ここからは、Sunset hunting夕日ハンターとして夕日のキレイなスポットを探しながら、宿泊先『五島列島リゾートホテル マルゲリータ』に戻ります
■夕日スポット地図
先ほど観光した、『矢堅目公園展望所』トトロ岩に落ちる夕日を見る為に、県道32号線(有川新魚目線)を北上しながら、BESTスポットを探しました。最初は、『白草公園』(道沿いにベンチが設置されている展望所)に向かいましたが、白草公園からだと、夕日の位置がちょっと微妙、完全に行き過ぎた感があったので、急いで、来た道を引き返して赤〇&→地点まで戻りました。どうってことない道沿いのスポットですが、この地点が一番いい感じでした。
■矢堅目トトロ岩に落ちる夕日
こちらが、赤〇&→地点で撮影した”トトロ岩”に落ちる夕日です。
理想としては、トトロ岩と陸地のちょうど真ん中くらいに夕日が落ちて欲しかったのですが・・・・ 時期によるのでしょうか・・・
この角度が限界でした。
今度は、海に落ちる夕日を求めて、移動します
■赤ダキ断崖・新魚目海水浴場
県道32号線を左折して、くねくね道を下って海岸沿いに出ました。
▼こちら、新魚目海水浴場の夕日です。
が・・・海水浴場というわりに、バリバリ岩礁な感じにしか見えなかったのですが、どう海水浴場として機能しているのでしょうか・・・?疑問。。。それはさておき、美しいサンセットです
▼海岸線から振り向くと、こんな感じ。右奥が、『赤ダキ断崖』です。真っ暗で、よくわかりませんが・・・(;^ω^)💦
▼これから、『赤ダキ断崖』に向かって、海岸線を歩きます。
徒歩1~2分、すぐです!
【新上五島町観光なび公式サイトより】
長い年月をかけて大自然がつくりだした景観は、見る人を圧倒します。標高443メートルの番嶽と322メートルの小番嶽の鞍部に玄武岩質の噴火丘があり、火山の地形でホマーテ(臼状火山)に属し、火口は北西に開いています。
この南側が海蝕で著しく削り取られたところが赤ダキ断崖でよく成層した火砕屑物の見事な断面を現しています。地表にも広く分布している赤色のスコリア(赤砕石)と山の緑、海の青とのコントラストは自然景観としても素晴らしいものがあります。県天然記念物にも指定されています。
▼きゃーーヨットハーバー かと思いましたが・・・漁船ですよね
▼この写真だと、赤い地層、スコリアがよく見えます!
▼新上五島町観光なび公式サイトからお借りした写真。
先ほど、トトロ岩に落ちる夕日を眺めようとした、”白草公園”から撮影した写真のような・・・?雄大な地層のミステリーが確認できます!
▼最後に、心魚目海水浴場から”矢堅目(=ととろ岩)”をのぞむ夕焼け。
中通島、上五島地区の夕日をたっぷり堪能 これで気が済んだので、宿泊先 五島列島リゾートホテル マルゲリータ に戻りま~~す