FIRフィルターチャンネルデバイダの作成【5】(ソフトウェア前編@SPDIF→DSP→DAC編)
マルチアンプシステム向け、FIRフィルター搭載チャンネルデバイダー(チャンデバ)自作に関連する記事の一覧はこちら!
さて、ハードウェアの準備が整ったら、早速DSPプログラミングしていきましょう!
プログラミングといっても、実際にはGUIで、ごにょごにょ、するだけなので、プログラミングの知識はいりません!
I2S基礎知識
これまで、I2S、というキーワードを沢山つかってきました。
I2Sとは、Inter-IC Soundの略称で、デジタル音声信号を伝送する標準規格、として昨今のデジタル・オーディオデバイスのさまざまな所で利用されています。
詳細は、ググっていただければ、いろいろ記事ありますので、まずは読んでみてください(他人任せ)。
で、ざっくりとI2Sとは、3つの信号線で、音声データをやりとりする規格で、その3つの信号とは、
- LRCLK 左右チャンネル検出信号
- BCLK ビット検出信号
- SDATA 音声データ
※MCLKについては、あえてここでは触れません。特にADAU1467を利用してDSPを行うという事&PCM5102AのようなMCLKを必要としないDACを組み合わせるという所では、意識しなくても大丈夫です。AK4493などMCLKが必要なDACもあるので、別途MCLKについても、どこかで記載いたします!
実際の信号はこんな感じで、上記図の、SCK→BCLK、WS→LRCLK、SD→SDATA、となります。
ソフトウェア導入
Windowsパソコンに、以下をインストールしてください。コチラもご参考に。
- SigmaStudio
https://www.analog.com/jp/design-center/evaluation-hardware-and-software/software/ss_sigst_02.html
このページから、
ここをクリックして、ダウンロード、普通にインストールしてください。
64bitのWindows10で、私は動作確認しました。
- Audacity
DOWNLOAD ACDACITY
こちらも、
ここをクリックして、ダウンロード、普通にインストールしてください。

にほんブログ村

にほんブログ村