FIRフィルターチャンネルデバイダの作成【4】(ハードウェア@SPDIF→DSP→DAC編)

 

マルチアンプシステム向け、FIRフィルター搭載チャンネルデバイダー(チャンデバ)自作に関連する記事の一覧はこちら!

 

準備するもの

詳細は、コチラを参考にしてください。

  • ADAU1467ボード
  • USBi(書き込み機)
  • SPDIFボード(WM8805)
  • DACボード(PCM5102A)
  • 適当なブレッドボード(電源中継配線用)

あとは、

  • Windowsパソコン
  • SPDIFの光か同軸が出力できるモノ
  • オシロスコープ(おすすめしませんが、壊れてもいいアンプとスピーカーというやり方も)
が必要です。
 

  配線資材

配線には、両端がオスメスの組み合わせのものが必要となってきます。

こんな感じのモノ、1セットあると便利です。

  電源配線

上記の、

  • ADAU1467ボード
  • SPDIFボード(WM8805)
  • DACボード(PCM5102A)
のそれぞれの電源線を接続します。
電源はまずは、USBi(書き込み機)経由でパソコンからいただきます。
まず、ADAU1467ボードの接続先ですが、以下の左下の、5Vと、GNDの場所となります。
 
ここから、ブレッドボードなどに配線し、そこから、SPDIFボード、DACボードに配線します。
こんな感じになります。それぞれのボードの、電源(Vdd)と、GNDを接続します。
ここは、くれぐれも間違わないようにしてください。配線間違えると基盤壊れます!
 
 

 

  SPDIF接続

次に入力側の、I2Sを接続します。
SPDIFの出力を、ADAU1467ボードのI2S入力0ch(xxxxi0)に接続します。

 

SPDIF → ADAU1467

  • LRCK → LRCKi0
  • SDAT → SDATi0
  • BCK → BCKi0

ちなみに、ピン表示は表記ゆれがあり、

  • LRCKがLRCLK
  • BCKがBCLK
  • SDATがSDATA
  • という事もあります。

 

  DAC接続

DACも、上記のSPDIFと同じ要領で、

DACの入力に、ADAU1467ボードのI2S出力0ch(xxxxo0)を接続します。

 

DAC ← ADAU1467

  • LRCK ← LRCKo0
  • SDAT ← SDATo0
  • BCK ← BCKo0

 

SPDIFと、DACを接続すると、こんな感じ。

 

  USBi接続

SigmaStudio(DSP設計ソフト)に接続するための、USBiを接続します。

ADAU1467の表面に、10ピン端子がでていますので、そこに接続します。
ケーブルの向きだけ注意してください。

 

  オシロスコープ接続

出力された信号を確認するために、オシロスコープも繋いでみましょう。

DACの、音声出力部分に、かなり無理矢理接続してみました。

 

  電源を供給してみる

試しに、USBiを、パソコンに接続してみてください。

ADAU1467ボードと、DAC基板上のLEDが点灯するはずです。

もし、ここでLEDが点灯しない場合には、即USBを切断して、配線の再確認をしてください。

※接続したパソコンでUSBが認識しないなどが表示されてもここでは、気にせずに(SigmaStudioを導入していると表示されないはずです)。

 

まずは、これで準備完了です。

次は、実際に、SigmaStudioで、DSPプログラミング!しましょう。

 

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