オルセー美術館展2010「ポスト印象派」を観に国立新美術館へ行ってきた。日曜日朝10時の開館時に着いたが、既に長蛇の列だった。

 

印象派の有名な作品も結構たくさんあったけど、、
ポスト印象派というだけあって、どちらかというと印象派後の雨後竹子の
諸子百家的な各派に重点を置いたコレクションだった。(ように思います)

 

それぞれの派には、当然それなりの発生起源があるのだけれど、
まあ、よくもこんなに派閥ができたものだと感心します。
アーティストとすれば、この派に属していれば、そこそこは売れるだろうけど、、、

 

僕の人生これでいいのだろうか?

 

「あなた、どーするのよ。今月もこんな収入じゃ、
 この子を絵の学校になんか行かせれる訳ないじゃん。
 この子にはあんたみたいな惨めな思いさせたくないから、
 お金の稼げる〇〇派の先生に習わせたいの、私は。」

 

と、家で小さくなっていたアーティストが思い切って、
新〇〇派を旗揚げしたって場合もありかなと、思います。

 

画風や絵の大きさは違うけど、
派閥の違いを絵画には見出せない素人のつぶやきです。

 

写真は国立新美術館の3階から吹き抜けを見下ろしたアングルです

 

 

アンリ・マティスの絵画に何故か惹かれます。
何故かといっても、実は自分でも理由を知っています。
それは、見ていてリラックスできるからです。
一見すると野獣派の語源にもなったような極彩色の攻撃的とも思えるような絵でも、ミョーに落ち着きます。

 

普通と異常の間を行ったり来たりしている僕に
ちょうど波長が合うのかと長い間思っていました。
が、文献をいろいろと読むうちに、
マティスの創作テーマがシンプルにいうと
「色と形のバランスによるハーモニー」
だったようです。
そういえば、描写もあまり凝ったものはなく、
シンプルなフォルムが多いです。

 

いろいろな展覧会へ行くと気に入ったポストカードを買います。
持っているものはほとんど覚えていますが、
たまに、タブリを発見します。
ダブったものは安心して手紙に出せます。
最近は、4,5枚づつ選んで事務所にも飾っています。
 
整理するために机に並べてみました。
壮観です。
でも、これはマティスの切絵や画集ジャズからの作品のみで、
普通の絵画や、他のアーチストのポストカードは、また別のファイルに入っています。
それも、そろそろ整理しなければなりません。
憂鬱でもあり楽しみでもあります。

 

2010/7/12(月) 午後 4:29

何故か僕が評議委員をしている病院の、年に一回の評議委員会に出席してきた。その病院の理事長とは長女の幼稚園入学からの縁だ。
子供同士の学年は違っていたが、いつのまにか友達になっていた。
酒呑み同士の不思議な吸引力が働いたようだ。
幼稚園の運動会の後、一緒に長良川へBBQしに行って、
ついでに泳いだりと子供の行事を利用して親のほうが楽しんだ。

医療法人の評議委員には病院関係者以外を何人か入れなければいけないらしい。それにしても僕でいいの?ですかって感じ。
今年は病院スタッフ用保育園が完成したのでその披露もあった。
写真は施設内にあるトレーニング用トイレ。
なかなかトイレで用を足せない子も、
友達や年長児がトイレを使う姿を見て、
すんなりとオムツ離れできるかもしれない。
ウチの子供と一緒に観ていた
映画「ベイビー・トーク2」では
なかなかトイレに行かないわが子を見て、母親が
♪「おまるは、ぼくのお友達!」と歌っていた。
ここでは、おまるも友達になり、
おまるが縁の友達もできそうだ。

 

2010/5/26(水) 午後 6:25