上京して大学の同級生K君と飲食する
話題は専ら東日本大震災で被災したが
家族全員無事だったCaptainEBのこと

仙台在住の彼と家族を思い
仙台名物の牛たんをタラフク食す

K君は家族全員無事の一報を聞き涙したらしい
僕は彼から直接連絡があるまでは
半信半疑だったが
メールに添付された彼のヒシャゲタ車と
瓦礫の中をカキワケ
歩いて帰った告白を読み
もしかして彼からの最期の連絡に
なったかもしれないメールを預った身として
重い責任から開放された安心感で
正直ホットした感じだった
今晩はどんだけ飲んでも酔わない不思議な飲食会でした

 

3月18日(金)の中日新聞朝刊の
ちびまるこちゃんの漫画に感動したと
たまに見るツイッターに書いてあったので
慌てて見てみた

何か抑えきれない感情が体内で
沸き起こった

翌日の朝刊には
「作者のさくらももこさんも
 東日本大震災、福島第1原発事故について
 深刻に受け止め
 18日は被害にあった方々
 現在奮闘中の方々に向けた
 激励メッセージとして描かれた作品です
 さくらさんは被災地の方々の苦境を思い
 しばらく休んで状況を見守りたいと話しています」
と書いてあり31日まで休載するらしい

僕も佐々木のじいさんと
同じ気持ちでうなづく

Do what We can do!

 

2011/3/22(火) 午前 9:44

 

3月11日インターネット画面で
宮城県沖で大きな揺れ
という速報を見てすぐに
仙台の友人に携帯メールした

 

「事務所はクチャクチャで
 津波警報で屋上に避難中です」

 

その時点では被災の大きさが分からなかったので
「生き延びてーね!Good Luck!」
と軽ーく送ってしまった

 

それきり全く連絡は取れなくなった

 

彼のオフィスは仙台塩釜港の
水際から400m程にある
おまけに長い運河状の港湾の
根元部分にあり
津波のパワーが最大限に
増幅されたときにぶつかりそうな場所だ

 

彼の会社のHPからオフィスは
3階にあることは分かったが
ビルが何階建てかは分からない

 

ワンフロアーあたり軒高3mとして
屋上は最低10mはあるなとは思ったが
最大計測値7mの津波計測機では
計測不可能な大きな津波だったことが分かった

 

インターネット不動産登記情報検索のことを
思い出したときは稼働時間外で
土日は稼動していない

 

彼と最後に連絡を取った人間として
最後のメール内容を複数の人に伝えていたので
安否について不安な思いを伝える連絡が
時間が経つにつれ多くなっていった

 

消息が分かったのは
日曜の昼前
彼の奥さんから
友人に伝えられた
家族全員無事です
という携帯メールだった

 

みんなホッとした
行方不明者がまだまだいる中
複雑な思いはあるが ひと安心

 

昨晩来たメールで
電気は復旧したが
ガス、水道は1ヶ月掛かるらしい
何ができるか分からないけど
応援しています

 

写真は彼が通勤に使っていた車

 

2011/3/18(金) 午前 9:00