Un poisson rouge -15ページ目

村の夜空と、誠実さについて。

村で見る夜空は抜群に美しい。

 

散りばめられた星々が天を覆う。いつかのプラネタリウムで習った通りの、柄杓型をした北斗七星が、こちらを見下ろしている。

 

真夏のような太陽光の昼間とは違って、長袖を羽織らなければ震えるような気温の、澄んだ空気の夜だった。

 

 

 

誠実に生きるということがどういうことか、そういうことを、考える。

 

ふと感じるのは、良いものを生み出すということは、誠実に生きるということに近いのではないかということだ。クリエイションということ。

 

もっともっと頑張って、脱皮して前に進んでいきたい。

 

イマジネーションを膨らまし、

それを少しずつ、ちゃんと実行していくべきなんだ。

 

 

朝一番に思い出したこと。

朝一番、が好きです。

 

頭が最も冴え渡っているのが、朝一番の時間である気がする。

 

今日は土曜日。これから村の隊員のところに行く予定です。

 

ガボン隊員が以前お土産として持って来てくれたコーヒーを入れて、飲みながら書いている。

 

前職を退職してからセネガルにやって来るまでの間、友人の紹介というご縁で、フェアトレードコーヒーを扱うNPO法人でインターンとして働かせてもらっていた。

 

そのとき、事務所に常備してあるコーヒーは、いつも手の空いている誰かが淹れて事務所の人たちでシェアできるようにしていたので、私も沢山コーヒーを淹れたり、飲んだりさせてもらっていた。

 

コーヒーに詳しい、その筋の検定試験の資格を持っている、という人が当時事務所にいて、その人に美味しい淹れ方というものを教えてもらって、電動ミルで豆を挽き、温度計でお湯の温度を計って淹れる練習をさせてもらったりした。

 

挽きたてのコーヒーは豆からふんわりと良い香りがして、お湯を注いだときに、こんもりと膨らむ。それを見ているだけでも面白かった。

 

そのときのことを思い出しつつ淹れてみた。(温度は計ってないし、ミルで挽いてもいないですが。)

コーヒーを淹れているときの無心の感覚を久しぶりに思い出した。ああ、好きだな、こういう感じ、と思った。

 

料理もそうだけれど、

手を動かして、素材と向き合って、他のことは何も考えない、という感覚は、心地良い、と思う。

 

私の場合は、写真を撮っているときもそういう感覚が訪れることがある。

フィルム写真だったら尚更そうだった、と、今思い起こす。暗室作業は、なかなか地味なものに見えるかもしれないけれど、ひんやりとした暗がりの中で、印画紙と向き合う感覚は、心静かになれるものだった。

 

と、そんなことを思い出す朝。

 

今日もセネガルのきらめく太陽と、人びとに力をもらいながら、

生きようと思います。

 

Jërëjëf. Merci.

 

寝かせること。

寝かせる、ということについて考える。

 

最近実感している、その大切さ。

 

私は割と、焦りを感じやすいタイプだと思う。

自分と他者を比べたときに。

 

もし、自分と他者を比べなければ、

逆に私は、どこまでもマイペースなタイプだと思う。

 

前者の状態で焦ってしまったとき、

焦りというものは感じれば感じる程、あまり良くない状態になっていくような気がする。

だから、まず落ち着くことが大切だと気づいた。

そして、種をまいたら、寝かせる、ということ。

これも大切だと知った。

 

人間は、他者とともに生きている。

 

だからこそ、自分の身勝手さや我がままというものと、ときには闘わなければならない。

自分のエゴが強くなっているな、と感じるとき、

それは、自分が成長しようともがいているときでもあるのかもしれないけれど、

同時に、ちょっと自分を客観的に俯瞰する視点も大切ではないかと思うのだ。

 

私は、結局、自分の身勝手、エゴが強い状態では、幸せという満たされた状態には到達出来ないと思う。

だから、周りが見えなくなりそうなくらい、自我が大きくなってしまい、それによって他ならぬ自分自身が苦しめられているときには、

物事を一旦寝かせる、という行為も大切ではないかと思う。

 

一旦放っておいて、ただ目の前のことを淡々とこなす。

そうしていると、ふとしたときに、苦しみの種に対する解法が見つかったりすると思う。

 

物事は、そういう風に回っているのだと思う。

 

緊張と、弛緩。

 

しなやかに、軽やかに、そして、朗らかに。

 

人生の旅路は、美しい。はず!

 

 

また、少し朝晩が涼しくなって、今は過ごしやすいセネガルの北部都市です。

 

あ、洗濯物取り込むの忘れてた・・・

 

À la prochaine!