Un poisson rouge -131ページ目

意味のないこと。

意味のないことをしたい。

意味を考える必要のないこと。

私たち現代人は、きっと考え過ぎなんだ、と今日思った。


意味から離れることこそが、本当の自由、、、

かも。

フジコ・ヘミングさんのことば

ピアニストのフジコ・ヘミングさんの書いた『フジコ・ヘミング 運命の言葉』(朝日文庫)という本を買いました。

その中に、とても素敵な文章があったので、引用させていただきたいと思います。


私は以前、あの人はいい人、この人は悪い人、なんて決めつけていたけれど、とんでもないことだとこの歳になって初めてわかった。いい人にも悪いところはいっぱいあるし、悪い人にもいいところはいっぱいある。それを分けて考えないほうがいい、とつくづく思う。
「あいつはケチだ」と言うのなら、この人はケチだと思ってつきあえばいい。「この人は泥棒だ」と思うのなら、持っていかれないように自分が気をつける。人殺しなら、殺されないように気をつけてつきあえばいい。
このことは、トルストイが言っている。愛っていうのは、その人のあるがままを受け入れるのが愛であって、その人がどうあるべきかは別。泥棒に、おまえはケチだからもっと気前よくなれとか、泥棒をやめろとか要求するばかりじゃなく、相手が泥棒なら持っていかれないように気をつけて、その人に愛を与えるのが本当の愛だって。
だから、世の中に心から悪い奴なんていないし、そういうふうに生まれてきちゃった人間なんかひとりもいないのよ。

「違う」ということ。

私は思う。

自分と同じ考え方の人ばかりだったら、
この世界はものすごくつまらないだろう。

他者が、自分と同じ考え方をしない=自分と違う、ということが、
この世界を豊かにし、面白くし、そして、
それこそが救いなのである。

と。