Un poisson rouge -119ページ目

苦悩から解放されるには

自分のことを考える、というのは、意外と苦しいことなのだ。

真剣に考えれば考える程、分からないし、答えが見つからない。

そして、根拠も無いけれど、きっとそういう人は多い。

じゃあ、どうすればいいか。

きっと自分以外のことを考えれば良い。

自分のことを二の次にしてみて、自分以外のこと、
他の人のことや、自分に関係のなさそうなこと、を考えてみればいい。そう思う。

人はもしかしたら、自分のことばかり考えるから苦しいのではないか。
その、今持っている苦悩は誰が生み出した?

よく、よく、考えてみれば、「自分」張本人に他ならない。

だから、自分以外のことを考えてみれば、きっとその時間は、苦悩から解放されている。
知らず知らずのうちに。

アンドレアス・グルスキー展と、金原ひとみ『憂鬱たち』

昨日のこと。
営業先に置いてあって、全然減っていなかったので、ちょっと割引券を失敬してきた、国立新美術館で開催中の、アンドレアス・グルスキー展に行き、その後、金原ひとみ女史の作品を読んでいた。
(このお二人の間に関連がある、というわけではありません。)

グルスキー氏の展示は、見るに尽きる、としか言いようがないように思う。
写真なんだから当たり前であるのだけれど、自分の持った感想として、非常に、瞬発的、即時的、刹那的な作品で、だからこそ、こんなだらっとした説明を読むより、見てなんぼ、感は強い、と思う。
地下鉄のホームなんかにポスターが貼ってあるので、それを目にしている人も多いかもしれない。
実際自分もそれを見て興味をそそられたのであった。

またもネタバレに足を踏み入れそうになりますが、少しだけ…
グルスキー氏の展示作品において、私はピョンヤンのマスゲームの写真の、少女たちの表情に興味を抱いた。
もちろん、全体としては、不自然なまでに、というか、遠くから見ればまるで「人工物」と見紛うかのごとく、均整のとれた画となっているのである。
しかし、彼女たちは人間なのであるから、そこには例えば「苦々しい」表情や、「疲れた」顔、所謂「人間らしい」表情だってあるのではないか、と、思ったのである。
でも実際に、(美術館の警備スタッフの女性に注意される程)まじまじと近寄って眺めてみたところ、見た限り、そのような表情を浮かべている少女は見当たらなかった。皆、一様に、大体もの凄く笑顔であった。あの、テレビでときどき見る、「喜び組」と称されている女性たちと似たような、それらなのであった。
そんな「完璧」ってあるんかい。。。(否、無い。これは「異様」であるのだ。。)
上記は至極当然の疑問ではないかと個人的には思うのでありました。。

不自然な程の完成度。その、現実世界にある事象を、現実と、現実によく似た虚構との境界線に設置し直し提示する手腕こそ、グルスキー氏の写真の最大の持ち味であり、見るものを圧倒的に引き付ける力なのかな、と、そんな風に思いました。しかしながら、その幾何学的な画たちは、やはり、ある種の異様さをもって、迫り来るのでした。
(その意味では、東京都現代美術館で開催されていたトーマス・デマンド展に通じるものがあるような気がした。そして二人の作家はドイツ人という共通項もあるということに今気付いた。)

どんな作品に触れても、作家である他者の感性というのは、当然、鑑賞者である自分の持っているそれとは異なるので、
それが作品というものを面白く、興味深く、また心を揺さぶらせるものにする理由なのでありますが、
グルスキー然り、金原ひとみ女史の作品は、本当に、久しぶりに戦慄が走るようなゾクゾクとした高揚感をもたらしてくれました。

以前『蛇にピアス』を一気に読んで、「女子」の誰もが感じる特有の焦燥感や冒険心、本能とも言える哀しい程の母性を、かなり誇張した形で、こんな風に衝撃的に描くことができる人がいるのかと感心したのですが、『憂鬱たち』という、その名も、なタイトルの作品もまた、「女子」の心の琴線を掻き乱しまくり、普段社会生活をおくるために眠らせているかもしれない、或いは心の中では爆発させているかもしれない、パンクな衝動に火をつけるような一品であると確信いたしました。文章は歯切れが良く、そのリズム感は町田康、そして川上未映子を連想させさえしました。

この衝撃と感動は中学のとき椎名林檎のファーストアルバムを初めて聞いたときのそれに似ている…。そんな風に思いました。
とさっ、です。

ともみちゃん

ニーサンのガールフレンドである、ともみちゃん。

私と同じ歳のともみちゃん。

ともみちゃんは、働きながら、イラストを描いたり、刺繍の作品をつくる、アーティストです。

ともみちゃんに先日、誕生日プレゼントにアイスティーの茶葉をもらい、
それで作ったアイスティーがとても美味しかったのです。

ともみちゃんは、片耳の軟骨にふたつピアスをしている。
軟骨にピアスをしている友だちは今までにもいたけれど、それを見る度、やはりあけるとき痛くないのかなあ、、という疑問がわく。

でもピアスって素敵だなあ、と思うのです。


ともみちゃんはとっても可愛い、且つめちゃくちゃしっかりしているため、ニーサンにはもったいないなあ、と少し思ったりもします。

アイスティーありがとう!!