■クローブの正体を見たり! | 素敵アロマでナチュラル美人に ~アロマトレーナー&セラピストの実践アロマ&ハーブライフ~

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みなさま、こんにちは!

今日は晴れ間の出てきた名古屋です。


さてさて、春から次なるステップを目指して

メディカルアロマの勉強をはじめているワタクシですが、

今日は興味深い、これこそメディカルアロマの醍醐味というような

ことがありました。ちょっとマイナーなお話しかも知れません。


今日は精油成分の抗菌活性、つまり

精油の成分のどの芳香分子がどの菌に対して有効性が高いか、

というようなことを学びました。


それによると、よく言われるユーカリやラベンサラ、ローズマリーなどに

含まれる1.8シネオールという芳香分子よりも、

カルバクロールやチモール、オイゲノールという、芳香分子のほうが、抗菌作用が強い。


口内炎の時にクローブとローレルの精油をぬるま湯に落として

うがいをすると、とても治りが早く、我が家でも口内炎と言えばクローブです。

それが、このオイゲノールの強烈な殺菌作用のおかげだった!ということがわかりました。


クローブというと一般的には、精油というよりは、スパイスとしてのイメージのほうが強いですよね。

和名は丁子(ちょうじ)。その甘く刺激的な香りと強烈な消臭、殺菌作用が知られています。

大航海時代のスパイス貿易の中心的役割も果たしています。

日本でも、刀のさび止めにも使われていたとか。

クリスマス時期にオレンジにクローブをさしてポマンダーをつくったり、

お肉料理、ミートローフや、ハンバーグに入れてお肉の臭みを消したりします。


イメージだけでとらえ勝ちな精油の世界を紐解くこと、

まだまだ奥が深く、これからだなあと、さらに実感した時間でした。


※ 精油によっては、皮膚への刺激などを伴うものもありますので

  精油の使用方法については、決して自己流でなさらず、知識のあるセラピストに

  お尋ねになって納得の上ご使用くださいね!