ブログ連載7年の軌跡 | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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「オーガニックスタジオ新潟」社長のブログ。かっこいいエコハウスを提供するために日夜奮闘中。役立つ「家づくりの知識」は、オーガニックスタジオ新潟のHPにて更新。このブログでは個人的な関心ごとと「工務店経営」についてがテーマ

ブログ連載7年の軌跡

当ブログもなんと 皆様のおかげで連載7年を迎えることとなりました。
人間であれば7歳で、小学校1・2年生です。
光陰矢のごとしであります。

金もなく、時間はあったので始めたこのブログ。
最初の2年程度は、何も失うことの無いチャレンジャーとしての黎明期。
「ありのまま。ドタバタの奮闘記。 本音で勝負」でした。

例えば床下に潜ってレポートしたり、夏にワックスがけで汗流したりしている様子をレポしてました。
当時は子育てが充実していたので娘の登場も多く、ほのぼのしたネタも多かった。
ラーメンネタというアクセス稼ぎの禁じ手もなんのその。毎日更新を2年ほどがんばった。

どうやら後で知ったことだが、ブログの更新は、特に開設して半年は毎日更新したほうが良いという。検索エンジンがブログの認知をする助けになるとの理由だ。

表現も荒削りで、ハラハラさせる内容のものも多かった。
出る杭はたたかれる、逆にそうしたカルト的な世界観に共鳴した、コアな読者がお客様になり、応援団になってくれました。ありがたかったです。

3年目には会社が軌道に乗り、ブログの性質をがらりと変わりました。
連載は週3回に絞り込み、何でもありな風土を改め、より専門性を増してきた。
文章面でも品位と教養を高めるように努めました。(笑)

会社の発展に当ブログは大きく貢献しました。
一般的な企業は、社員数の半分が営業マンです。
「ブログを軸とした情報発信で営業マンゼロ」という経営スタイルで、
業界平均の2倍以上の生産性を生み出すことを証明しました。
ご契約した方々のインタビューをすると、「読んでいると他の会社では建てられなくなっちゃうんだよね。」というありがたいご意見もうかがっております。

ブログをやっていて、一番宝となったのは、リアルな人脈の拡大につながったことです。
その象徴が、京都でのオフ会事件です。


(写真は2014年に東京で再び3人揃った時のものです)

「そうだ京都に行こう!」と、ツィッターあたりでつぶやいたところ、
ブロガーつながりで緩く交流していた、松尾和也さんと森山高志さんの目に留まり、
初対面の3人が、京都で飲むことになるという奇跡が起こりました。
あれから4年後の、3人のそれぞれの社会への影響度UPは目を見張るほどです。

松尾さんは日本で一番講演の依頼の来る、温熱のメンターになったし、
森山さんは、新国立競技場のザハ案では不可能だと、いち早く社会に啓蒙。
ついに国まで動かすこととなった。 2人の活躍はブログ抜きでは語れまい。

私も同様です。
巨大企業のYKKAPからのセミナー講師を引き受けるとなると業界内認知が高まった。
新建ハウジングで、連載を開始するなんて思いもしなかった。

ブログってすごいよね。
たぶん この3人とも同じように思ってんじゃないかな。

当ブログを読んでくださっている一般読者の方々。大変ありがとうございます。
ブログを継続してきてよかったなと思います。
BLOG IS MY LIFE

また、ちかごろ増えた読者である、工務店関係者の方々。
それでもあなたは自分のメディアで情報発信をしないままにしますか?
それはゆっくり量産住宅に飲み込まれて、消えていく運命かも??