◎ 森山高至さま|京都で気になる人に会う。②
急きょ、京都に取材旅行に行くことになったわけです。
それをツィートしておき、いざ京都へ。iPone iPad2台持ち、でもiPadは重いから手荷物から外して衣類のバックの中に。旅館でメールをチェック。
するとあの方からのダイレクトメールが!
建築系アメブロガーの頂点。 森山高至様からです。
ツィートをチェックしてくれて「京都にいるから会いませんか?」という内容。
ということで、松尾さんと私と3人で、初対面どうしの親睦会へとなりました。
森山さんのアメブロ
は私のブログのブックマークにおいて、カトリック新発田教会の下に貼ってありますので、ぜひご覧になってください。
あふれすぎる教養で、耳から脳みそが出てくるんじゃないかというほど、予測不能なマルチな建築界の鬼才です。
現在、滋賀県のディベロッパーと組んでのお仕事のボリュームも増えて、青山と京都の自宅を行ったり来たりの生活とのこと。ちょうど、京都にいたタイミングだったのがラッキー。
烏丸から3人でタクシーに乗り、森山さん行きつけの御所近くの隠れ家で飲みなおす。
ガレージを改装したハードバーで、30年続く老舗というが、天井も高くかっこいい。
森山さん、作家的ヘアースタイルで、ヘビースモーカーな村上龍のイメージです。
断片的には、森山さんのことをブログで知った気になっていても、変幻無碍の方なので完全捕捉はまずは不可能。お会いして話すことで整理が少しできました。
大学は早稲田の建築、そこから早稲田の政経の大学院という超インテリ。
「建築もソロバンもできる。」これが現代に生きる条件なわけですが、そういう意味では、殿上人です。
大学時代はマガジンハウスに出入りで、助手のバイトをしていたといいます。
私が高校時代バイブルにしていたブルータスに絡んでいたとは。まずは驚き。
その後、自身のブログでも書いてますが、青山のある建築家の先生に弟子入りを果たすのですが、このへんの記事はめちゃくちゃ面白いので、読んでみてください。
森山さんとお会いして、「そのアトリエはどこだったんですか?」と尋ねたら、私が当時住んでいた大学寮の、こどもの城
はさんで反対のところ。直線距離500m以内ですね。
バブルの時の東京でご近所さん。たぶん、宮益坂あたりでそうとうすれ違っていたことになります。
森山さんファンの人はご存知のように、お台場に1/1スケールのホワイトベース型の分譲マンション計画を作成 し、大手ゼネコンに売り込み中。
「サンライズからはOKでました!」なんておっしゃっていたから、もしかしたら実現するかもです。
他にも、びっくりするようなプロジェクトを3つくらい温めていて(ここでは言えない)大いなるドリーマーです。
「建築も面白くなきゃ意味がないじゃないですか。」
その言葉に深く共感いたしました。
他にも森山さん関連でのキーワード:
「建築ウィルス 」
この辺もお話ししたいところですが、キリが無いのでこのくらいで。
しかしながら、会いたかった松尾さんと森山さん。
総括しての感想ですが、この二人、異様に頭がいいことにびっくりした。
それに、やりたいこととやってることが一致して、大いに楽しんでいる。
それと、単なる建築オンリーの人間でなく、合理的に「ソロバン」ができること。
合理的に科学的に、経済的な観点で建築をもっていけるところは、なかなかできるものではない。だから無敵なんです。
こんな人間は新潟には間違いなくいないなぁ。ダイナミズムもまるで違うし。
私このお二人とお会いできて、強い刺激を受けて参りました。
そうそう、京都には 建築も見てきたんですよ。
それは次回からちまちま記事にいていきますのでお楽しみにしてください。