戸建て注文住宅はいくらかかるのか? | オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

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戸建て注文住宅はいくらかかるのか?

2014年5月21日の日経新聞より・・・・

「大手住宅メーカーだから安心だし、妻が気にいったから契約したんですが・・・。」都内で25坪の新築中のAさん。 坪単価は80万くらいと想定し、25坪を2000万円の予算でスタートした。
「想定していなかった地盤改良や外構工事(付帯工事)にけっこうお金がかかった。」
結果として「800万円の予算オーバー。」 であった。

このAさんのミステークは、本体価格のみしか頭になかったことが原因です。
戸建住宅を手に入れるには、上記の付帯工事、それに借入登記費用などの諸費用も発生する。コミコミの総額でどの程度かかるのか把握しないと失敗する。




「本体工事で7割、付帯工事で2割、諸費用で1割が大まかな目安」である。

そもそも、坪単価という用語には明確な定義はない。
マンションには「公正競争規約」という自主ルールがあるが、注文住宅にはこうした規約は無いからだ。
「本体工事の一部を付帯工事に回して坪単価を安く見せる」という例もあるとされる。

以上 日経新聞の記事を転載です。
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筆者捕捉:
坪単価は 「価格÷大きさ」であるから、大きさを増やせば単価は下がる。
床の貼ってある延べ床面積に、吹き抜け、さらにポーチ、バルコニーという面積まで含めて「施工面積」という概念をつくりだして、見せかけ単価を下げている住宅会社は非常に多い。
「坪いくら」で考えても比較しようがありません。
だから、坪単価という発想は捨てて、総額いくらならどの程度の住宅になるのかという切り替えが必要だと考えます。

参考記事:
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「坪いくら」のブラックボックス

坪いくらで設計すると

坪単価のお話ファイナル