フローリングにはピンからキリまであります。
相模 「ところで ピンからキリまでっていうけれど、どっちが高いんだよ?」
波潟 「ピンのほうが高級なんじゃないですか??」
こういうときはネット検索! カシャカシャ
相模 「 どうやら正解だ! ポルトガル語が語源で ピンは最高級 キリは最低品を指すようだ。」
という前置きはともかく、 私の知りうる ピンのフローリング。
アドモントフロア の モカのサンプルが上野住建様より届く。
(上の写真は上野さまより頂いた施工例の写真 わぉw)
なぜ このフロアが最高級なのか?
それは 見ないことにはこの質感は伝わらないとは思うのです。
「長岡の迎賓館」 にても、アドモントのナラがチョイスされて、すばらしい表情で驚かされました。 それ以来 わたしも憧れはあったが使う場面には恵まれなかった。
特徴:
①寸法安定性:
我々が通常つかう 無垢フローリングは 15mmの厚みの木の板です。アドモントは無垢が3層になっている。集成材のような状態なので、反りや縮みが少ない。 無垢のほうが高いとおもってらっしゃる人もいるかと思うが、そうではない。
②デザインが独自:
通常の無垢フローリングは幅が90mmですが、3層フロアは155mm! 幅広のものほど吟味された材料でないと採取できないから高いのもうなづけます。溝の面取りもシャープでフラットな独自の表情になります。
③ダークな色調もある:
ダーク系の無垢のフローリングは、チークやカリンなどジャングルから不法伐採されたものも多くある。先進国のエゴのために熱帯雨林が乱開発されてはいけません。
アドモントのモカシリーズは、熱処理をして炭化させ、キャラメル色へと色変化させたシリーズ。ビーチのモカは、蜜蝋ワックスをかけると、超高級のウォルナットと見まがうような表情になった。
④はんぱなく高い:
なんと定価で 平米22000円程度。 坪で73000円程度!
実際の原価としても、我々の普段使うアッシュ・バーチの無垢と比べても、3倍程度の値段になります。
だから いい材料だとは知ってますが、よだれが出るだけで使う機会はない。
ところが、現在 基本設計が終わり、仕様選定中の某奥様は、好みがはっきりしている。 ブラックウォルナットのようなフロアが大好き。
だから、アドモント・モカがストライクど真ん中。
使っちゃおうか 最有力候補です。
でも いい値段するわけで 慎重に対抗馬も色々と検討する。