JA労組四国ブロック春闘討論集会実行委員会主催による、JA労組四国ブロック2024春闘討論集会が2月3日、徳島市のホテル千秋閣で開催された。
討論集会には四国四県より72人の参加があった。
司会を徳島の磯村実行委員が務め、香川の丸岡副実行委員長が開会あいさつを行い、討論集会が幕を開けた。
広峰実行委員長(徳島)はあいさつで、4年ぶりとなる四国ブロックの春闘討論集会開催の意義や労働運動の活性化について触れた。
基調提起では、全国農団労の中西中執(香川)が全国農団労2024春闘方針について説明を行った。
討論集会の目玉である分散討論は7班に分かれて行われた。それぞれ自己紹介を行ったあと、農協や職場の課題、労働条件、2024春闘の課題等について、意見を出し合った。中でも、人員不足に関する問題が深刻となっている旨の意見が相次いだ。2024春闘では、賃上げ(ベア)や年間一時金の確保、団交強化など、それぞれの決意が述べられた。
分散討論は120分となっていたが、時間が足りないという参加者も多く、熱心な討論が繰り広げられた。
終了後は、分散会報告が各座長より行われ、最後に木村事務局長(香川)がまとめを行った。
閉会のあいさつは高知の中元事務局次長が行い、四国四県の代表者による団結がんばろうで意思統一を行い、討論集会を締めくくった。