徳島県農協労組結成大会 | 専従日誌

専従日誌

徳島県農協労連専従のブログ 農業再建、農協革新の取り組みや活動紹介など

2024年1月27日、徳島県農協労組結成大会がアスティとくしまで開催された。結成大会には代議員ら約40人が参加した。

議長には阿波みよし農協労組の竹内代議員が選出され、進行を務めた。

県域合併JA労組連絡協議会の田中座長はあいさつで、「約半年間、連絡協議会として統一労組の結成に向けて取り組んできた」「JA本体の合併は4月だが、希望より不安に感じている人の方が多いのではないかと思う。負のスパイラルが職場の士気低下につながり、中途退職の要因となっている面もある」「新しい組合旗もできた。団結という言葉を胸に留めていただき、一致団結して一緒に取り組んでいきたい」と述べた。

来賓の徳島県農協労連の広峰中央執行委員長代行からは、「単組の交渉力が低下していることを危惧している」「労使馴れ合いで、経営のチェック機能を果たしていない」「団体交渉が脇役になってはならない。緊張感のある労使関係の構築が必要だ」「県内の仲間と一緒に頑張っていきたい」と激励と連帯のあいさつを述べた。

 

資格審査委員会からは、出席代議員36人、委任状17人の53人で定数の2分の1以上を満たしている旨の報告があり、議長より大会成立宣言が行われた。

経過報告では、徳島県農協労連の竹谷専従より、統一労組結成向けたこの間の取り組み報告が農協の動きと合わせて行われた。

続いて議事に入り、第1号議案「徳島県農協労組規約案の決定について」、第2号議案「2024年度運動方針案の決定について」、第3号議案「2024年度予算案の決定について」、第4号議案「役員の選出について」、第5号議案「その他」が一括して提案された。

 

質疑応答のあと、議事の採決に入り、すべての議案は拍手多数で承認された。

大会宣言は、板野郡農協労組の佐藤青年部長により、力強く読み上げられた。

議長退任あいさつに続き、新役員がそれぞれあいさつを行った。

最後に、新委員長に選出された田中委員長が、「徳島県農協労組の組合員の安全・安心・安定を得るために多くの権利を勝ち取ろう」と団結がんばろうを行い、結成大会を閉じた。