ここまで読んだら、組合を作るほうがメリットになることはご理解いただけたと思います。
んでも、俺みたいなへそ曲がりは、下手にしがらみの出来る組合なんか作るより、個人で動くほうが話も早いし、被害も少ないんです。
しかし、それは、個人で裁判を戦い抜ける人間のみ。
組合が無いのなら、まずはその地域の労働組合に相談するのが一番です。
その上で、きちんと主張を書面にまとめ、管轄の労基署に相談に行く。
ここで基本は労基署からのあっせんが受けられるので、無理難題を言い募っていたような上司でも、けっこう簡単にまいります(大企業かその下請けなら確立9割)。
ただ、これにも問題点は有り、一般的な人数が30人も居ないような小規模な事業所だと、いきなり相手の態度が硬化したり、冷遇されたりします。
ただ、何もしないとやられっぱなしだし、占い師暦15年のワタクシから言わせてもらうと、都合よく騙せた手下に報いるような、ご立派な経営者には合ったことはございません。
そのため、「俺さえ我慢すれば」的な思考は、同様の被害者を量産するだけですので、我慢出来ないなら戦うほうが良い感じです。
その第一歩は組合設立。
転ばぬ先の杖として、今は問題なくても一度くらい相談に行き知識くらいは仕入れておくほうが良いでしょう。