こういう状態の人が一番多いと思います。
んで、こういう状態が一番難しい。
ちなみに百式事件はこの状態でした。
ここまで来た場合でも、まずはハローワークと労働基準監督署に相談です。
前述しましたが、相談前には、可能な限り主張は文章にまとめておくこと。
以下お勧めの持ち物です。
ア、主張の書面(複数)
イ、筆記用具
ウ、可能ならノートパソコンとかポメラ
エ、関連が有りそうな証拠全部
窓口にいきなり窮状を述べても、100年に一度の不況の今日では、基本はどこもスルー気味。
そのため、時間は無制限とはなっていても、実際にはやはり制限は有るので、限られた時間内でこちらの本気を見せる必要があるんです。
そこでアの主張を書面にまとめることが必要になります。
なぜなら、この主張に基づいて窓口の担当相談者からの質問が可能となるので、より問題点が詳細に浮き彫りにされます。
てか、こちらが気が付いていないような問題点もあらわになるので、面倒でもこれは頑張る価値はあります。
イの筆記用具なんですが、自分が新人を教えているときに、メモも持たないで教わりに着たら、俺ならそいつの本気度を疑います。
お役所の窓口でも同様で、並み居る相談者の中で「この人だけは助けたい」と担当の方にそう思わせるには、百式のように毎日2時間の勤行はまったくの無意味で、こういう小細工が生きてくるのです。
加えて、字とかが間違っていたら、その都度窓口の方が教えてくれますし、時間が掛かっていてもきちんと書面やらノートやらを持ち込んで質問していれば、その熱意が労基署とかの窓口全体にも伝わるので、次に相談に来たときの応対も違うんです。
ウ、俺の場合はポメラでしたが、これが有ることで労基署の社会保険労務士の先生から、直接の添削が受けられました。
んま、別事件なので、興味のある方はこちら
をどうぞ。
これが有るからと言って、書面を印刷しないで持ち込むとかなマネはやめてください。
心象が悪くなりますからな。
エ、基本的なところでは、給与明細とかの労働時間がわかるもの。
これが有ると、どんだけ違法に残業させのかとかが判る上に、不払いの給与とかも見えてくるので、交渉がしやすくなります。
欲を言えばタイムカードが欲しいんですが、普通はタイムカードをコピーしている時点で気まずいので、現実的には難しいですよね。ええ。
次いで業務上の疾病が有るなら、その際の診断書とか領収書。
これもけっこう重要です。
あとはこれが一番難しいかもしれませんが、同僚の陳述書。
自分の主張内容に合うものじゃなければ意味が無く、さらには文章構成力がないと攻撃力が低くなるので、相応の人に頼まなければきついです。
最後にこれもスリル満点ですが、録音とか録画しておくこと。
これはけっこうパンチのある証拠になります。
んでも、周りの騒音が激しいと、ほとんど聞き取れません。