というわけで、1/31(日)まで渋谷の松涛美術館で開催されている「最初の人間国宝 石黒宗麿のすべて」展。
石黒宗麿(むねまろ)という人は人間国宝制度が始まった1955(昭和30)年に陶芸分野で人間国宝の指定を受けた4人のうちの1人だそうです。
他の3人は富本憲吉、濱田庄司、荒川豊藏。
展覧会は、三彩釉、鈞窯 、磁州窯、刷毛目、柿釉、金彩、黒釉、唐津、宋赤絵、チョーク描、彩瓷、楽、その他(辰砂・織部・志野)、線刻、型の使用、書画と、技法別で実に16章からなる構成(プラス参考古陶磁10点強)。
それだけ多才な作品を手がけたということです。
展覧会チラシ(松涛美術館)
「彩瓷柿文壺」(PDF1ページ)
この作品をポスターで見たのが行ってみようと思ったきっかけでした。
「千点獣文鉢」(2ページ左上)
「柿釉金彩鳥文鉢」(3段目左)
「赤絵魚花文年々富貴茶碗」(4段目中央)
パッと見抽象的な文様のように見えるけどよく見ると単純化された動物や花、という作品が結構多くて、個人的にはツボでした。
「赤絵魚花文年々富貴茶碗」は魚と花。
他にも魚は多かったです。
「黒釉線刻野牛文鉢」(4段目右)
海外の展覧会用の作品では、ピカソをイメージしたというものもありました。
「虎図」(2ページ3段目左)
絵画はどれも素朴なものでしたが、これはかわいかった。
作品づくりにはストイックだったようですが、その作品はバラエティ豊かで親しみやすく、陶芸に興味のない方でも楽しめるのではないでしょうか。
取材レポート > 最初の人間国宝 石黒宗麿のすべて(インターネットミュージアム)
東京は今週末までですが、富山、茨城、山口、岐阜と巡回するそうです。
評伝 石黒宗麿異端に徹す/淡交社


