今年は琳派発祥から400年、尾形光琳没後300年にあたるということで、琳派関連の美術展が多く開催されています。
日本美術はかわいいという風潮 #美術展 #鳥獣戯画 #若冲 #琳派 #仁阿弥道八 (関連まとめ)
本展の目玉は尾形光琳の「燕子花(かきつばた)図屏風」と「紅白梅図屏風」。どちらも光琳の代表作といえる作品です。
もともと燕子花図屏風は根津美術館、紅白梅図屏風は熱海のMOA美術館の所蔵品ですが、根津美術館からMOA美術館に燕子花図を貸し出してMOA美術館で「燕子花と紅白梅」 光琳アート -光琳と現代美術-」展が開催された後で、MOA美術館から根津美術館に紅白梅図が貸し出され本展が開催されました。
僕はもともと燕子花図屏風より紅白梅図屏風の方が好きだったのですが、実際見てみて燕子花図屏風もいいなあと思いました。
メインの2つ以外の展示はMOAと根津で異なり、MOAの方では光琳作品とあわせて加山又造や会田誠など近現代の作家が琳派にインスパイアされて作った作品や最近リニューアルされた三越のショッピングバッグのデザインの元となった森口邦彦の友禅訪問着「白地位相割付文 実り」が展示されたのに対し、根津の方は光琳のデザイン性にあらためて注目するというテーマ。
光琳の下絵や、光琳がデザインの参考にしたと思われる「光悦謡本」など地味めな展示も多かったもののそれはそれで興味深かったです。
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光琳の弟、尾形乾山(けんざん)の作品も結構ありました。
乾山は陶磁器作品で知られていて、乾山が作った器に光琳が絵付けした作品もありますが、乾山自身も絵を描きます。
光琳とは異なる乾山の素朴な画風も僕は好きで、今回見た中では銹絵染付金彩絵替土器皿がよかったです。
本展のほかに琳派関連の美術展として、日本橋高島屋で「細見美術館 琳派のきらめき ―宗達・光琳・抱一・雪佳―」というのが5/11まで開催中です。
また、現在「若冲と蕪村」展を開催中のサントリー美術館で5/27から尾形乾山展「着想のマエストロ 乾山見参!」(←ベタなダジャレ)が始まります。
乾山の作品は今年かなり見ているので乾山展はパスでいいかなと思ってるのですが、高島屋の方は鈴木其一、中村芳中、神坂雪佳などの作品で気になるものがあるので多分行きます。

根津美術館にはかなり大きな庭があり、ちょうどカキツバタが満開でとても綺麗でした。



