オーケストラーダ第27回演奏会まで、2週間を切りました。
木管・金管・弦楽器の各セクションにプロ首席奏者が在籍してくださっているオーケストラーダでは、
これまでのブログでもご紹介している通り、
合奏練習のほか、弦/管分奏、セクション練習、パート練習などを行いながらリハーサルを進めています。
そこでは、曲を仕上げるためのTipsだけでなく、楽器を響かせるための技術や身体の使い方、
「音楽的に聞こえるためには具体的にどう演奏するのか」
といった視点も交えた、特色あるメニューが組まれています。
たとえば、約3ヶ月半の練習期間の中で、管楽器では分奏が3回、木管/金管それぞれのセクション練習が2回行われています。
木管セクション練習では、乗り番・降り番にかかわらずメンバーが一堂に会し、
- 「弱々しくないp(ピアノ)の音を出すにはどうすれば良いか」
- 「遠鳴りする音を響かせるには」
といった課題について、首席の廣木睡さん(Ob)と団員が、
立場や楽器の垣根を越えて議論を交わしながら試行錯誤していく、とても有意義な時間となっていました。
東京には数多くのオーケストラがあり、その特色もさまざまだと思います。
その中で、芸術作品を演奏するための基礎の基礎である「美しい音」を共に作るための、
こうしたワークショップ的な活動は、オーケストラーダならではの取り組みだと感じています。
また、今期も恒例の「指揮ワークショップ」が行われました。
当団音楽監督と共に指揮を学ぶ生徒の方が、実際にオーケストラを前に指揮をされるのですが、
これは私たち団員にとっても貴重な学びの機会となっています。
今回も、指揮者と奏者のコミュニケーションに照準を当てた内容となっていました。
指揮者はただ指示を出す人ではなく、共に音楽を創り上げる立場として何をすべきなのか。
また奏者側も、目の前の楽譜にしがみつくのではなく、周囲からの信号をキャッチできる状態にあること。
音を正しく出すことももちろん重要ですが、人が集まって創り上げる芸術だからこそ、
大切にしなければいけないことがあると感じたワークショップでした。
その後に行われた、弦・管が向かい合う形でのオーケストラ・セッションでは、
《ハイドンの主題による変奏曲》の楽曲分析も交えながら、
「自分の音は誰から受け継がれているのか」
「自分は誰を支えているのか」
といったことを、改めて確認する時間となりました。
こうした活動を経て作り上げられる演奏は、一味違うものになっていると自負しています。
オーケストラーダ第27回演奏会は、5月24日(日)、杉並公会堂にて14時開演です。
皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。
また、次回演奏会の練習期間となりますが、弦楽器奏者の体験入団も行なっています。
こうした活動に興味をお持ちの方は、ぜひお越しください。
Written by Mio (Vc)








