もう随分昔のことよ...とグリンダに言われてしまいそうなくらい遅くなりましたMy楽レポです。1週間か...
ついにその日を迎えたMy楽。
記念に相応しい日本晴れ🌈
10/19の開幕、10/22のMy初日からあっという間の夢のような3ヶ月間。
駅に着いてから緑の看板を横目に浮き足立ち、コンビニに立ち寄り、交差点で信号を待ち「緑は進め」を信号で確認する頃には次第に緑コーデのOzianたちが増えていく光景までもが幸せな日常になりました。
※10月末くらいの黄色いレンガの道
そんな毎週のルーティン一つひとつを噛み締めながら、アトレ入口の大画面を確認し(アナ雪に出くわすことが多い)、大きなショーケースの中から語りかける
「何もかも違うあなたがいる だから世界は美しい」
の文字に毎回新鮮な気持ちで心打たれ、大空高く舞い上がる気持ちで2階へ進み左折し、遠くに輝く緑と黒の帯を目にすると、高揚感に毎回包まれました。
開場時は年末のアメ横並みの大混雑
8月にノートルダムの鐘が千秋楽を迎えたその日中に衣替えしたウィキッドのバナーとフラッグ。
10月に開幕して以来、毎週のようにくぐりぬけ、(チラシは結構ですとお辞儀をしながら)、スタッフさんの手渡しで頂戴するキャスト表。
それを握りしめ向かうは緑のキャストボード。
聞き慣れた「撮影に列は設けておりませーん!」でしたが、My楽の日は数多オタクが押し寄せたせいか、「私より前で撮影くださーい!!」は初めてのパターン☺️
開幕直後はふんだんにバリエーションがあったグッズも、完売が多く寂しさも。(結構集めましたが唯一の心残りはSARASAのボールペン🖋)
※開幕直後の写真。まだロルバーンがある。
この日のお席はサイドA。今回最もお世話になりました。サイドだけどとても観やすくお得感がありすっかりお気に入り。
緞帳に描かれたオズの国の地図を眺めながら、Uplandsってグリンダの故郷だよなあとかこれから始まる物語に想いを馳せながら過ごす時間も、中央に散りばめられたエメラルド色の宝石のように大切なひと時です。(ヒノデに変えてから一番驚いたのが緞帳の真ん中の装飾の解像度でした🫢)
今期オズの魔法使いでデビューの明戸さんによるお馴染みの開演アナウンスの後、劇場の空間と観客の脳内にガツンと響き渡るグッド・ニュース!の音楽。
ふと懐かしい札幌公演を思い出しそうになり、目頭が熱くなりました。
「さよならドラゴン時計、また会う日まで...」
と名残惜しみながら北海道四季劇場を去ったあの日から、7年待った後にようやく再開できたドラゴン時計が、この辰年の今、こうして目の前で生き生きと恐ろしく躍動する様子を観て、さらに感慨深い思いでした。
グッド・ニュース!🐲🕰
猿たちによる物語の幕開けで最初に目にするオズの市民たちと悪い魔女のシルエット、それを包み込むえもいわれぬ色合いの照明とスモークが、これから始まる魔法のひとときを演出し、一気にその世界に引き込まれます。
残念ながら紙テープが直に降ってくる席には恵まれませんでしたが、いつか必ずこの手で手にしたい紙テープ🎉みんなで祝いましょうしたいです。
シズ大学🏫
やはり特に自分は三井さんのエルファバ像に心動かされ共感させられました。
シズ大学最初の登場シーンでは、とにかく前向き。最初の挨拶でどれだけ皆から避けられようとも、大丈夫、大丈夫!と寂しいながらも笑顔で振る舞おうとするひたむきさに、いつもエールを贈りたくなりました📣
魔法使いと私🧳
パワフルというよりは明るく前向き。
三井さんジャスミンの壁の向こうへを連想するような、自分の明るい未来は自分自身の力で切り拓いていこうとする前向きさが伝わってくるナンバーでした。
この後の運命を知っているからこそ、ドラゴン時計のセットの中でうごめく歯車の前で嬉しそうにしている三井さんエルファバを観ていて心が痛みました。歯車のダウンライト大好き⚙
言葉奪われる🐐
田辺さんディラモンド教授とのやりとりも、三井さんエルファバとの相性抜群。
ザ・繊細師弟(師妹?)という感じで、二人とも他者への優しさや慈悲深さが根底にある人物の印象なので、なおさら二人の思慮深さとこれから起こる出来事の恐れが感じられるナンバーでした。
そんな田辺さんディラモンド教授は個人的ベスト5のキャストに入ります。
一挙一動がとにかく細かい意味が伝わってきて、例えば黒板を裏返した直後の反応が、いきなり学生たちを頭ごなしに怒るのではなく、まずは冷静に柔和な物言いで「これは誰の仕業かね?😄」と自分から名乗り出るのを期待するような言い方が刺さりました。
前後しますが、2幕の猿たちの解放でエルファバと再開するシーン。田辺さんディラモンド教授はエルファバのことを本当に忘れてしまったかのような反応で、ネッサと並び最も胸が痛むシーンの一つです。
人生を踊り明かせ🪩
後半、「楽しもう踊ろうよ星屑が手を取り合うんだ」のユニゾンの部分。
お互いへのプレゼントとダンスを通じて少しずつ溶け合うかのように和解したエルファバとグリンダ。グリンダが「ごめんね」とエルファバに語りかけ、二人で後方中央へ駆けていく様子に、My楽は見事に一番泣かされました。
アンサンブルさんたちのダンスも見応え抜群です!このシーンで特に目で追っかけてしまうのは、帶津さん、奥村さん、古木さん(石橋さん)、石田さん!
ポピュラー💖
この日も中山節炸裂!
キラキラ〜✨は正直小林さんエルファバのシンクロが完璧過ぎるので三井さんだとほっこりする感じなのですが☺️
「あなたには秘密かもしれないけど 真実じゃないわね」
とグリンダにサラッと言われた後の表情は三井さんの
(「そんなふうに言ってもらえたの生まれて初めて...」)😳
というような優しく切ない笑顔がたまりません。
エメラルドシティ✨💚
以前の記事でも書きましたが、中山さんグリンダと三井さんエルファバだと、このエメラルドシティが普通の女子大生たちが卒業旅行で遊びに来た感がありとても自然でいいです。
「誰も私のことジロジロ見たりしない
ここが私の居場所なんだわ!」
こういう台詞の話し方と表情、本当に三井さん上手で胸がギューっと締め付けられます。。
そこからの自由を求めての流れ、「普通の女子大生たちが悪い大人たちの陰謀に巻き込まれていく悲惨な運命」感が際立って良いです。
三井さんの「スパイ...??」の表情と言い方がたまらんです。
自由を求めて🧹
歌だけを切り抜いたら、五臓六腑を震わせてくる衝撃は小林さんですが、歌っている時の歌以外の部分、つまり細かい所作や表情は三井さんがとても見応えがあります。
中でもお気に入りは
・「グリンダ、一緒に来てくれないの?」「あなたこそ」「悔やまない 決してー!」でグリンダに向ける寂しげなうるうるの目🥺
・「進むの自由への道を」で下手側のグリンダに向け、その一瞬だけ菩薩のような表情で微笑み、しゃべるように優しい歌声で語りかける様子
・「やつをー捕らえ 殺せ!」で護衛兵や市民が現れたのに気づき、一人ひとりに目を合わせてからの「やれーるわ〜〜〜!」
歴代のエルファバ像の多くは(観てない方が大半なので音源やPV切り抜きの想像です)、強くたくましく勇ましいイメージだと思うのですが、三井さんは誰かが守ってあげなきゃ!と思わせるような繊細で儚げなイメージ。
10年前と今とでは、世の中が求めるものも強さやたくましさだけではなく、自分なりの歩調で自分なりの人生を生きていくことを求める人が多くなってきていると思います。繊細な三井さんのエルファバ像に共感し、自分も自分のペースでしっかり地に足つけ生きていきたい、と思うのでした。
ここから2幕。
魔女が迫る〜この幸せ🎙
ここはどうしても今まで真瀬さんグリンダの感情の振れ幅が絶品過ぎて真瀬さんの印象が強かったのですが、中山さんグリンダも開幕時に比べてとても深く変化していました。
「できないわ!!」とか、キメ台詞が上手だしセリフにメリハリがあっていいです。
総督の椅子👩🦼👠
何度観ても心をえぐられ、のめり込んでしまう大好きなシーン。
フォロワーさんが気づいてくださったのを見て心がザワついたのですが、、
👩🦼「味気ないこの部屋に いつもひとり
総督の椅子さえも まるで牢屋よ」
は
🐐「いつからか言葉無くし オズから消えゆく 私の仲間が...」
......なーんか聴き覚えのあるリズムだなと思っていたら、こことモチーフがつながっていたのですね。。
この物語で悲しい結末を迎えるネッサローズとディラモンド先生の共通項がこんな形で炙り出されるとは...😭(お願いだからディラモンド先生グッズ化して!!←)
この日も若奈さんネッサローズと緒方さんボックの熱演がほとばしりました🔥
フォロワーさんで今期ベストキャストは若奈まりえさんとおっしゃっていたのは納得です。(My初日の感想でも、若奈さんが最初の完成度が一番高かった記憶です)
「どこにもーいかせーないー!」
の声がとにかく怖くて凄みが...
別記事でもたっぷり書きましたが、人生を踊り明かせと同じフレーズの部分は、胸が張り裂けそうになりながら双方の歌詞を思い浮かべながら観ていました😭
ワンダフル🧪
飯野さんオズ陛下、やはりお声も所作も若々しく自然で素敵です。陛下としての威厳がありつつ、誠実そうに見えるがゆえの裏切りのギャップが良く、この曲の愚かさが引き立っていました。ここのところずっと明戸さん飯野さんだったので、大阪でもイケお兄な涼太さんにお会いできるのが楽しみ。
二人は永遠に🔥
前回小林さんとカイサーさんのペアがいいと話してからの今回の三井さんと富永さんペア、こちらも改めて良かった!
繊細系同士まとっている雰囲気が近いし、同級生感もあるし、観ていて応援したくなります。
富永さんフィエロ、つるっとしたお顔立ちなので遠目からだとわかりにくいのですが、オペグラで覗き込むと表情が細かく、三井さんエルファバを慈しむような優しい眼差し。でもその瞳の奥にしっかり燃えたぎるような熱量があり、印象的でした。
闇に生きる📖
三井さんエルファバの苦悩と哀しみの真骨頂といいますか、アナ雪の「モンスター」と同じようにこういう曲で魅せる悲哀の雰囲気がとても上手です。
全然タイプは違うのですが、親エルファバの雅原さんの闇に生きるはそれはそれは壮絶なものだったのをなぜか思い出し。なぜかーなぜなのー
あなたを忘れない🐒
ここでの三井さんエルファバのドロシーやチステリーに対する態度は、どこか優しさを含みながら一体これから自分はどうしたらいいかわからない戸惑いのようなものを感じます。
中山さん三井さんの涙を浮かべた表情にブッ刺され...歌唱終わりにひしと抱き合う様子を見て、エメラルドシティでの思い出が蘇ります。ここでの佐野さんチステリーの首もたげも忘れない。
三井さんエルファバがカーテンを閉め「しー🤫」と優しい笑みを浮かべる顔には両目から涙が伝った後が。。😭😭😭
フィナーレ🫧📕
カーテンシルエットで見る向こう側のドロシーによる出来事はいつ観ても衝撃で、ぜひカーテン無しのありのままの状況を観てみたいです。。
最初はカーテンを見つめているけれど途中から耐えられなくなり背を向けこの世の終わりのような表情で嘆く中山グリンダ😢
「エルフィー?🥺」と友を心配する声がけの後、かつて自分がエルファバにプレゼントして二人の絆が紡がれはじめた帽子をひしと抱きしめ、そこへ言葉を取り戻したチステリーから緑の小瓶を受け取った瞬間、善い魔女グリンダが芽生えます。
ここからの中山さんグリンダの勢いは観ていて清々しいまでに頼もしく、中山さんグリンダで最も好きな場面かもしれません。
特に、護衛兵!!!
そして時は戻り冒頭グッド・ニュース!のシルエット(ここがめっっっっっちゃ好き!!!)、かかしになったフィエロとエルファバの再会。ん〜やっぱり富永さんフィエロと三井さんエルファバはまとっている雰囲気のバランスが良い。
中山さんグリンダの威厳すら見える善い魔女宣言と、遠く向こう側で新たな一歩を踏み出そうとする富永さんフィエロと三井さんエルファバ、そして最後にグリンダとエルファバ二人の想いが重なり合う瞬間...
「いつまでも.....」
「忘ーーー...れない あなたを...」
前を向いて決意の表情を見せるグリンダと
背中を向け共に手を取り合い二人だけの世界へ歩き出すフィエロとエルファバ。
そんな3人の頭上には虹🌈が見えたような気がします(嘘)願望です。
全てが報われたようなカーテンコール👏
3ヶ月間本当にありがとうの気持ちを込めて精一杯の拍手を届けました👏👏👏👏
やはり最後まで名残惜しくて、7年前の札幌に時が戻ったような寂しさをおぼえ何度も舞台に振り返り、
「さようならドラゴン時計 また会う日まで」
と思いを込めました。(また)
でも、札幌のときと違うのはまた会う日が見えていること。
東京千秋楽は寂しいですが、私たちには大阪があります!!大阪が!あんねん!!!
新キャストが登場されるのか期待で胸が膨らみますが、今回の皆さんたちに会えるのが待ち遠しいです。
🐲🕰🐒🫧👫🧪🛏🟢🏫🧙♀️🧳👭🐐📄🥪👱🏻♂️👩🏻🦳👦🏻👩🦼🪩🕺💃🎩🪄⭐️🛌🛏🧪🌸🕵️♂️💉🦁🌺☔️✉️🚉💚✨🎫👓🧙♂️👩🏫📖🐒🧹
ありがとうウィキッド東京2023.10.19-2024.1.27
🎙🎉👩🦼🪞📖👠🗡🤖🧙♂️🎩🐐👩❤️💋👨🌪🏠 🧱 🌽⚔📖🧙🏿♀️⚒ 🪓 🤖🦁🏰👭😢👧🪣💦🧙♀️😭👩🏻🦳📕🐒🎉👨🌾💚🧙♀️🫧👸🏼👏👏👏👏👏
お連れしました
観てる
この方も
この光景をずっと見ていたい、、
フラッグを照らす暖かな秋劇場の灯り🍁
冬の夕暮れ
あなたを忘れないでチステリーが二人を見守っている様子🐒📕🧪
東京スカイツリー開業当時からの名物、ルピシアの限定紅茶「オーバー・ザ・レインボー」☕️👧👨🌾🤖🦁🌈 青リンゴ風味🍏