ウィキッド感想20240123S | 劇場の通路側から

劇場の通路側から

劇団四季を中心にミュージカルなど観劇した感想を綴るブログです。

深読み多めでお届けして参ります。


My楽イブでした。


初めての平日ソワレ。

こういう日に限って仕事を終わる予定だったタイミングで次々と急な仕事が降ってきて...だから平日ソワレは滅多に取りません。。

でもなんとか無事開場時間に間に合うくらにいには離脱できひと安心。







つい2,3日前の土日とグリンダエルファバは同じ。

実質小林さんエルファバの東京千秋楽でした。



ほぼ初めての2階下手側。

C席なので距離はありますが、無敵のヒノデのおかげで表情ばっちり。これで4,500円は大満足です!(平日ソワレはお得感あってもっと活用したい...)



今まで上手が多かったので、場面によっては下手からでないと見えないエルファバ()とグリンダ()、フィエロ()とエルファバ()の上手側()に立つ方の表情に注目しました。



ポピュラー グリンダ()

「エルフィーもう明日よー!!」のところ、ちょうど小林さんエルファバの心溶かされ少しずつ明るくなっていく表情が、グリンダの言葉の通り、夜明けを感じさせるように見え、このシーンでは初めてグッときてしまいました。



自由を求めて グリンダ()

「勇気出して あなたとなら 負けはしないわーーー 誰にもーとめーられーない 自由をー取り戻すのー」とか「震えてるわ...これかけて🥺」のあたり、中山さんグリンダとてもシリアスな、それでいてエルファバにエールを送る表情がとてもよかったです!



二人は永遠に エルファバ()

じっくり小林さんエルファバの表情を拝めてよかった。特に「月の夜もお〜」ののけ反り美しい🌙話題になっていた小林さんのダンス動画?を直前に観てから臨んだので、よりいっそう好きになりました!



若奈さんネッサローズと緒方さんボックも毎回迫真の、鬼気迫る総督の椅子を聴かせてくれます。下手上から観る景色もまたおつなもので。


「ネッサ (なに?)  ああネッサ もう大丈夫だね 僕は出て行くよ今夜 (出て行く? 


想い続けてたグリンダのもとへ 今すぐ行きたいんだ (グリンダ....)



2幕冒頭からずっと死んだ魚のような目をしていた緒方さんボック。

ネッサが立ち上がったのを目の当たりにし、


「ネッサ!これで全てが変わったよ!!」


から急に息を吹き返したかのように笑顔(でもどこか仄暗くうつろな目)を取り戻す様子がすごくよく見えました。


ここからはもう全ての運命の歯車が滅茶苦茶に狂い出していき、エルファバが善かれと思ってした行いが、この物語で最大の悲劇といえるネッサの死につながっていきます。


このシーンで使われる赤黒い不気味な照明は、他に猿たちの解放ディラモンド先生再会のシーンでも似た雰囲気で使われている印象ですが、不幸な結末を迎えるキャラクターへの暗示だったりするのだろうか...なんて考えてしまいます。



そしてやはり中山さんグリンダがエルファバの最期を見届けた後、いよいよ善い魔女としての覚悟が決まっていく様が素晴らしいです。この約3ヶ月の間に最も深まった部分と思います。



カーテンコール。

キャストの皆さんが最後にはけていくときに、客席から



「グリンダ様ーーーーーー!!!!」



と狂信者シモンばりのOzianによるグリンダコールがwww😂




「グリンダ様ーーー!! 悪い魔女が生きているというのは本当ですかぁ?!」



とか



「グリンダ様ーーー!! 人生は生きるに値するというのは本当ですかぁ?!」



とか一緒に叫びたかったです笑







いよいよ本日は前楽。

悪い魔女もこれまでのようね...My楽するわ。。







完売のシークレットアクリルキーホルダー、エコバッグのイラストとモチーフが一緒なので。第2弾登場を大阪に期待してしまいます。





ずっと最後まで出なかったシークレットチャームの帽子!

この日を...待っていた! 素晴らしい〜この帽子〜 見つけたわ〜