塔の上のラプンツェル | 心理カウンセリングルームオレンジ物語のセラピューティックライフのススメ~心にも自然治癒力を~

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カウンセリングで

お客様のお話をお聞きしているとき思い出すのが、


ディズニー映画 「塔の上のラプンツェル」


塔の上のラプンツェルはグリム童話で、

その原作は、どのようなストーリーだったか諸説あります。




いろいろあっては、

分かりにくいというかお伝えしにくいので


ディズニー映画の「塔の上のラプンツェル」に特化させていただいてと。




ラプンツェルは、

不思議な力を持つ長い髪を持っていて、


それを狙う悪いやつらがいるから、

塔の外にでてはいけないよ。


とお母さんにいいつけられて、18まで塔の中で育ちます。



ところが、

お母さんと思っていたその女性は、悪い魔女で、


その魔女こそが、

ラプンツェルの髪の魔力を利用するために


ラプンツェルが小さいころさらってきて

塔に閉じ込めて育てていたのでした。



しかし

思春期も終わりにさしかかっているラプンツェルは、外に出たくてたまらない。


「お母様、私は外にでたい」


でも魔女は、こう言います。


「外は危ないのよ」


「あなたが外で生きていけるわけないじゃない」


「私がいないのに、生きていけるわけないじゃない」


「あなたはここでしか生きていけないの」


「だから、どこにもいかず、いい子にしていなさい」


「ここでしか生きていけないのよ」


と。



ラプンツェルは、


私を大事にしてくれて、心配してくれている大好きなお母さん。

と思っています。




これはファンタジーのなので、


魔女は、ラプンツェルの実の母親ではないですが、


しかし、


「母」というのは、こういう魔女の強烈な側面を持っています。




そして、それは時々、


子どものためと言いながら、


実は、自分の役のためであったりするわけです。



子どもが外にでたら、自分が一人になってしまうから。


外は危険だから、外に出てはいけないよ。



自分の有用性を確かめるために、


あなたは何もできないのよ。

だからここにいなさい。



という心性を。




心理学者のカール・グスタフ・ユングは


人類のココロの奥底には、


みなに通じるイメージ「元型」があり、


その母のイメージを「グレートマザー」とよびました。




このグレートマザーは二つの側面を持っています。


良い面は、【産み、いつくしみ、育む】グレートマザー


悪い面は、【飲み込み、しばり、破滅を導く】グレートマザー




よく昔話に出てくる魔女は、


悪い面のグレートマザーを表現しているようです。



このラプンツェルの魔女も


グレートマザーの「飲み込む」「縛る」側面を表していますね。




そこをラプンツェルがどんな風に脱していくか


というストーリになっているわけです。


(私には写りました)




子どもは、ある時期から、

そこから脱しようと反抗期にはいります。(笑)


ラプンツェルも塔から脱しようと試みますが、


やっぱり大好きな(たった一人の肉親)のお母様を裏切るわけにはいかない。


と、いつも遠くを眺めながら、


外の世界に思いをはせながらも


出られないわけです。




この映画を見た時、


私は愕然としました。


お客様とお母様との会話が全部そこにあったからです。。。。


なんだこれは。。。。




このグレートマザーは、「元型」と呼ばれるだけあって、


誰にでも存在しうるものです。


その元型に飲み込まれてしまうと、魔女の様になってしまい、


あらゆるものを飲み込み、そこから脱することを許せなくなってきます。



また、その自分の心性に

少し気づくと、そこから脱するために、苦悩が始まります。


そして


グレートマザーの良い面と悪い面が


うまーく統合されていくと、

とても安定した人間関係がはぐくまれていくように思います。



簡単に言いすぎましたね。


そこまで簡単なことではないですが、簡単にいうと、こんな感じに表現できる。


といった感じでご容赦くださいませね。




このあと、いろいろあってラプンツェルは


よーーーし!塔を出るぞ!


と決心して、


外の世界に出て行きます。


お母様のいない時に。


小悪党の「フリン」と共に。




おもしろいのは、


ラプンツェルは、自分で塔を出たのに、

めそめそします。



ああ、お母様を裏切った私は、なんて悪い子なのかしら。


と思ったら、


次の瞬間は、


なんて外の世界は素晴らしいのかしら!


と大自然を満喫します。


そして


次の瞬間、


ああ、お母様が私がいないということに気づいたら


どんなに悲しむかしら。。。ああ私って最低だわ。


とさめざめ、


また次の瞬間、


ああ~~~~~なんてすばらしのかしら「自由」って!


と目をキラキラさせて走り回るのです。



その繰り返し繰り返し。。。。


本当にくるくる変わる表情がとても可愛く、

そして、


くるくる変わる「感情が」とてもリアルに感じられました。



生みの苦しみならぬ、

自立の苦しみ なんです。



なにが正しいのかも分からない。


小悪党のフリンについていくことは、

本当にもう危険も十分にはらんでいるわけです。



本当に正しいことなんて誰にも分からない。


ただ自分の人生を自分で生きて行くことを


ラプンツェルは生まれて初めて選んで実行し始めたわけです。




しかし、


いくら自分で決めたからといって、


18年も守っていた約束を破るわけです。



お客様の例に戻すと、


いくら自分で決めたからといって、


親と違う信念を生きようとし始めたわけです。


それはそれは恐ろしく、申し訳ない思いが


湧いては消え、あふれてはひき、


くりかえしていることでしょう。




が、それでも


嘆きながら


新しいものに気づきながら


悲しみながら


喜びながら



そんなことをしながら


つべこべつべこべしながら


新しい道を歩いていくわけです。




そんなラプンツェルの姿が、


お客様の姿に重なって見えたんですよね。


そしてもちろん、自分自身にも^^




そのまま一直線にいけなくてもいいんです。


怖がっていてもいいんです。


ときには、間違うこともあるんです。


が、それも自由だからできること。


怖いけど、


怖い怖い言いながら


やっていく強さがきっと育ってくると思うのですよ。




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