心屋認定カウンセラーのんたん(よしだのりこ)です♪

 

 

※通勤の電車の中で突然書きたくなってしまいました

拗ねのはじまり編~社会人編2の全7編の長編となりました

順次アップします

 

 

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前回のつづき・・・

 

 

何とか希望通り特待生として大学にも進学出来るコトが出来、親が自慢出来る娘になれたと自負した時代でもありました

 

 

 

いざ、花の女子大生とし薔薇色の大学生活が始まると思いきや、実際は甘く?はなかった…

 

 


私が大学に入学した当初、バブル期後半で崩壊目前の時代でした

 

 

 

とは言え、当時の4回生は就職青田買い世代で有名私大に行っていれば、所謂大手企業というところに楽々就職出来ていた時代だった

 

 

私も4年になったらあぁなれるんだぁ~と、うちは小さな女子大だったけど、他行の一流私大の先輩たちの姿を見ては淡い期待を抱いていた

 

 

高校生までこれぞ青春!!

 

 

 

のような時間を過ごしていた私にとって大学と言う自由な社会に飛び込み、何に情熱を燃やし何を楽しみにしていればイイのかと半ば燃え尽き症候群のような状態に陥ってしまった

 

 

女子大生ってもっとキラキラしてるんじゃないの!?

 

 

 

全ては私の問題だったんだけど、それを周りのせい、環境のせいにしていた

 

 

地方から来た人たちは私たち以上の倍率を戦い勝ち抜いてきた人ばかり

 

 

京都に憧れ、京都の大学を受験した人が多く、皆、成績も優秀で何でうちの大学に来た?という優秀な人たちばかり

 

 

 

どちらかというと地味で控え目な人が多かった

 

 

 

私がイメージしていた女子大生とは真逆の人たちばかり

 

 

 

かく言う私も地味でそれまでほとんど私服で過ごしたコトがなかったので、毎日何を着れば良いのかも分からなかったけど、これまでの反動か、可愛い服ばかり着るようになっていた

 

 

 

でも、大学生活は面白くない・・・

 

 

 

高校の時のように何か情熱を注げるようなコトはないのかと半年近く悶々と過ごしていた

 

 

 

そんなこんなで情緒不安定な状態が続いたり、失恋したりでご飯が食べられなくなり体重が2~3か月で10kgも減り、生まれて初めてに近いくらいのスリムな体系になった時代でもありました

 

 

 

次第に学生生活にも慣れ、合コンに参加したり新歓パーティに参加したりして、他校の男子学生とも交流を持つようになった

 

 

当時から夢見る夢子ちゃんだった私は一流大学のイケメンばかり探したけど、なかなか出会えず

 

 

それでも人生最大のモテ期だったので、ある年の誕生日は当時付き合ってた彼以外の男性数名と時間差で待ち合わせデートすると言うとんでもないコトをやったりしていた

 

 

何気に大学卒業するまで途切れたコトがなかった気がする

 

 

遊ぶコトを覚えたが、我が家の門限は夜9時

 

 

父は当時、海外に単身赴任中だったし子供の教育などに全く興味のない人だったので、母がとにかく私には厳しかった

 

 

『女の子が夜遅くまでフラフラ遊んでるんじゃない!』

 

 

と、いつも口うるさく言われていた

 

 

バイトを理由に門限を破ったり、何か理由があれば許されるだろうとこの頃から何かする度に理由付けして親を納得?させるようになっていた

 

 

一浪して兄も大学生をしていたが、その頃、兄は友達のところにいるか深夜バイトをしてるかでほとんど家には近寄らずの時代

 

 

兄は許され、何故、私が許されないのか

 

 

母とのケンカは常にそれが理由だった

 

 

そして母から返ってくる答えが

 

 

『お兄ちゃんは男やからイイけど、あんた女の子やからアカン』

 

 

 

という、全くもって意味不明な回答しか返ってこなかったので当時、私は母が大嫌いで早く自立したいと思うようになっていった

 

 

今となればそれも母の愛と受け取れるけど、当時はとにかくむかついた

 

 

私が4年になった頃にはバブルは既に崩壊していて第二次ベビーブーム世代の私たちの就活は悲惨なものでした

 

 

1社から内定出れば御の字

 

 

特に四大卒の女子学生はよほど、優秀な大学でないと門前払い

 

 

うちのような女子大は就活のスタートすら出遅れる始末・・・

 

 

今とは違い、面接まで辿り着くまでに自分で希望の企業宛にハガキに面接をお願いしたいと書いて返事を待つ

 

 

しばらく待って返事がこなければ電話をして確認

 

 

その度に、四大女子は門前払いという扱いを受け、学閥と言う壁にも邪魔をされ、大学に入れば安泰と思って学部も学校も拘らなかった自分を恨んだ

 

 

一流大学とはスタートラインが既に違うんだなというコトを痛感したのもこの時だった

 

 

結局100社以上にハガキを送ったが面接まで行ったのが10社程

 

 

そのうち数社の試験を突破し最終面接まで辿り着いたのが4社

 

 

最終的に内定を貰ったのは1社のみでした

 

 

 

何とかギリギリ4年の夏休みにある程度、自分の希望する業界で働けるコトが決まり、残りの学生生活を謳歌しました

 

 

 

ちなみに小学生から憧れていた職業は単なる憧れになり、そもそも受験資格すらないと最初から諦め視野にもありませでした

 

 

 

つづく・・・

 

 

 

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