チューリップ・楊貴妃
みかけないチューリップを見つけました。
淡いシャーベット色の、細くてとがった葉が花より高く出て、綺麗。
その名も楊貴妃。
色あいが、なんともいえません。
そして質感というか、花びらのかんじが、他のチューリップとは違って薄手なかんじに見え、独特な魅力です。
春一歩手前の今の季節にぴったりくる雰囲気です。
このチューリップは、美しい名前で幸せだなと思います。
花の中には、どうしてこんな名前をつけてしまったのか、本当にかわいそうなお花がいます。
たとえば、クサレダマとか・・・
ピンクのチューリップはたくさん品種がありますが、こちらは他のチューリップに比べてちょっと繊細な、透明感がある印象です。
花に興味のない人でもチューリップを知らない人は少ないし、人気も高いです。
ヨーロッパでは、17世紀にはチューリップ狂時代が訪れ、品種改良もさかんになりました。
日本では江戸時代末期から栽培が始まり、明治40年以降本格的な栽培が始まったようです。
ヨーロッパでも日本でも、最初はとても高価なもので、お金持ちしか買えないお花でした。
あたたかい昼間や暖房の部屋では開き、寒い夜や暖房を切って寒くなれば閉じる性質を持っています。
そして、毎日茎が伸びますし、太陽の方向を向くし、お水をたくさん飲みます。
原産地: トルコ~中央アジア
花言葉: 愛(色により、品種によりそれぞれの花ことばもあります)