みんなへつうしん 1月20日(水)
社会の歴史では,
「世界に歩み出した日本」
ということで,
開国の時に押しつけられた
「不平等条約」をなんとかなくして,
他の国々と対等になる努力を
してきたことを学びました。
そのために,
工場を作ったり,
国民全員が勉強したり,
軍隊を作ったりして,
強い国づくりを進めてきたんだね。
そうやって,
今の日本が作られているということで,
その功績が評価されて,
そのころ活躍した人は
お札に描かれているでしょ。
実は,そのお札,2024年に
新しいデザインになるんだよ。
この教科書ができたときには
まだ発表されていなかったから,
あまり詳しく出てこなかった人
なんだけど,
この当時に活躍してきた人たちが,
新しく描かれることになりました。
誰だと思う?
***
お札って,20年に1回くらい
デザインが変わるんだけど,
ぼくが小学生だったころに
初めてお札が変わったとき,
一番高価な一万円札は
「聖徳太子」でした。

それが,
「福澤諭吉」に
変わったんだけど,

そのあとに,
ぼくが大人になったころ,
またお札のデザインが変わったときも,
やっぱり一万円札は「福澤諭吉」

だったから,
明治維新で「学問のすすめ」を書いて,
今の日本の基礎に影響を与えたことは
相当大きかったんだなぁと思いました。
だけど,今回のデザイン変更では,
別の人物になるんだって。
それは,
「株式会社」のシステムを作った人です。
お名前をしっているかな?

学校では,
ちゃんと教えてくれないのに,
社会に出てから
とっても必要になることって,
意外とたくさんあるんだけど
(何で教えないのかはわからないんだけど)
そのうちのひとつに
「お金」
のことがあります。
夢を叶えるためには,
どうしても「お金」が必要です。
「お金がほしい」というと,
「そのお金で何かをしてもらいたい」
となって,
「何かを誰かに,やってもらうのが夢」
となってしまって,
そうなると,ちょっとさみしい夢に
なってしまうんだけど,
「自分で何かをしよう」
と思ったときにも,
やっぱりお金は必要なんです。
たとえば,
「みんなに役に立つ仕事をしたい」
と思って,
その仕事をする会社が
なかったとしたら,どうしますか?
そういうときは,
自分で会社をつくればいいのです。
江戸時代は,
みんなから年貢を集めて,
幕府がいろいろな仕事を
受注していました。
そんな中,
「幕府なんかには任せておけない。
思いついた人が,幕府の代わりに,
社会をよくしていくんだ」
と思っても,
そんな仕組みはなかったのです。
しかしながら,明治時代になると,
政府の仕事とは関係なく,
社会のために会社を立ち上げて,
世の中をよくしようとした人たちが
現れました。
それが,企業のはじまりです。
そのときに,
どうしても必要だった「お金」を,
みんなから「それいいね!」と
集める方法や仕組みを作った人が
いたんだね。
それが,今度の一万円札の
デザインになる「渋沢栄一」です。
彼は,最初の会社を立ち上げると,
その会社に留まらずに,
その会社を仲間にゆずり,
自分はまた,
別の必要とされる仕事についての
新しい会社を立ち上げました。
私欲を肥やすことはせず,
せっかく軌道にのったものを
誰かに任せて,自分は別のことをする。
それって,みんなも大好きな.
「歩く・歩く・歩いて~」の
人と似てませんか(笑)
そうやって,
日本に必要とされる会社を
たくさん立ち上げて,
日本に会社のシステムを
つくった人として有名なのです。
いったい,いくつくらいの会社を
つくったと思いますか?
ア 10社くらい
イ 50社くらい
ウ 100社くらい
エ もっとたくさん
答えを忘れちゃった人は,
授業でも見たこちらで確認してみよう!
渋沢栄一~近代化に尽くした人~ | 歴史にドキリ | NHK for School
それにしても,
一番高価なお札の人の変遷を見てくると
聖徳太子(天皇の摂政)
↓
福沢諭吉(政府の役人)
↓
渋沢栄一(民間企業を立ち上げた人)
天皇→政府→民間
ってなっていて,
大切にしているものを表しているなぁ
なんて感じました。
国民が主人公の時代になったことを
表しているのかもね。