みんなへつうしん   1月22日(金)

 

今日の図工は久しぶりに

「おりぞめ」をしますよ!

 

そのおりぞめで,

「シトラスリボンの切り紙」

を,作ってみようと考えています。

 

最近はNHKのニュースでも

紹介されるようになったので,

知っている人も増えてきましたが,

シトラスリボンというのは,

みんなもよく知っている

「レッドリボン」のコロナ版です。

(レッドリボンは,エイズの差別を

 しないためのリボンだったね)

 

レッドは赤だけど,

シトラスってどんな色?

と思うかもしれません。

 

シトラスというのは

柑橘類のこと。

 

レモンやオレンジやライム

などの総称です。

 

 

まぁ,自分の好きな柑橘系の

果物の色ならいいのだと思います。

 

合わせると

「黄緑色」

っていう感じかな。

 


「なんでシトラスなの?」って

思うかもしれないけど,

この運動を全国でいち早く考えて

スタートさせたのが,

柑橘系産地の愛媛県

だったからです。

 

これを身につけていると,

 

「新型コロナに

 感染した人を

 差別しないよ」

 

という気持ちを発信している

ことになります。


リボンの輪が3枚に

なっているのにも,

意味があります。

 

「地域」

 

「家庭」

 

「学校(職場)」

 

で,感染してしまった人を

受け入れる(支える)

というメッセージなのです。


実は,かなり以前

(夏休み中の時)から,

ぼくはこの運動に賛同していて,

自分でも身につけていたし,

みんなともリボンを作りたいな

って思っていました。

 

ただ,リボンの作り方が

とても難しくて,

二の足を踏んでいたのです。

 

ところが,つい最近になって,

「切り紙でとっても素敵なのが作れる」

という大発明が,

ぼくの研究会の仲間たちによって

なされたので,

全国でいち早く

「このクラスで作ってみよう!」

という運びになりました。

 

みんなも賛同してくれるかな?

 

***


冬休み中に,うちの娘が

PCR検査をすることになったとき,

「もしも,陽性だったら?」

という想像を,

かなり現実的にすることができました。

 

ぼくは家でマスクをしていないので,

確実に濃厚接触者です。

 

ウイルスを持っていると

思っていいと思いました。

 

すると,

「もう,どこにもでかけないほうがいい,

 というか,出られないな」

 

と思いました。

 

「自分が外に出ることで,

 誰かが感染して死ぬ恐れがある」

 

と考えたら,

「陰性と判断されるまでは

 できるだけ家にいた方がいい」と。


娘の学校の場合,

学校名がニュースで公開されたので,

ぼくの友人たちから

たくさんの励ましのメールをもらいました。

 

その中に

 

「買い物行くから言ってね」

 

というのがあってビックリ(!)

 

「そうか,家族の誰も外に出られない

 となったら,買い物も行けなくなる。

 食料問題が深刻だ」

 

と気づけました。

 

そして,

自分でも気がつかなかったことまで

心配してくれる友達に,

すごく感動したのです。

 

ぼくの周りで,

もし同じようにドキドキしている人がいて,

その人に

 

「買い物行くから言ってね」

 

なんて言葉を,

かけてあげることができただろうか?

ってね。

 

みんなは,

そんな言葉をかけてあげられる人ですか。

 

そして,

 

そんな言葉をかけてくれる友達がいますか?

 

 

 

 


かけてくれる友達は

いるかどうかはわからないけど(笑),

かけてあげることは,

自分で決めればできることだよね。

 

そのための

「シトラスリボンプロジェクト」

なのだと思っています。

 

なかなか表現するのが苦手な人は,

口や態度に出して

心配してあげるのだって,

気を遣って遠慮してしまうことがあるもんね。

 

でもこれは,

身につけているだけで

その思いが表現できるんだよ。

 

***

 

でも,まずは,ただ

 

「おりぞめをすること」

 

 

「切り紙をすること」

 

を,楽しんでみようね!!