先日、日本人拉致問題解決を一貫して妨害していた土井たか子氏が亡くなりました。死んだからといって、土井氏の罪は決して消えることはありません。

 

今回のこのテーマでは中山正暉氏と田中真紀子氏をとりあげます。この二人が、拉致議連会長や外務大臣という拉致問題解決の重責を担う立場にいたというのは、拉致被害者や家族の方にとって本当に不幸なことだったと思います。

 

 

【中山正暉】

中山正暉氏は、自民党所属の元衆議院議員です。中山氏は、北朝鮮による日本人拉致問題の解決を目指す「北朝鮮拉致疑惑日本人救済議員連盟(「拉致議連」、現「北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟」)」の設立メンバーで、同議連の会長も務めました。

 

中山氏は「拉致問題が解決するまでは北朝鮮に対して食糧支援を行わない」と発言するなど、北朝鮮に対して強硬な姿勢を見せていました。

 

しかし、199711月に北朝鮮を訪れた後、それまでとは正反対の姿勢をとるようになりました。「拉致問題は幽霊のように実体のないもの」など日本人拉致事件を否定することを言ったり、「まず北朝鮮との国交正常化を行った後に拉致問題の解決を行うべき」と言うなど、拉致議連の会長でありながら拉致問題解決に消極的になりました。

 

それだけではありません。拉致被害者の有本恵子さんの母である嘉代子さんに「救う会の運動から手を引けば平壌に連れて行って恵子さんと会わせてやる。お宅のケースと他の人たちのケースは違う。」「救う会の佐藤(会長)・小島(副会長)・兵本(幹事)らは共産党北京派だ(これは中山代議士が度々言っていることですが、根拠は不明です)。こういう連中が進める救う会の運動があるから拉致は解決しない。」と言うなど、救う会の分断を図るようなことを言って、拉致問題解決の妨害をしていました。

 

 

【田中真紀子】

田中真紀子氏は、自民党と民主党で衆議院議員を6期務めていました。20015月に、北朝鮮の金正日の長男である金正男が出入国管理法違反により成田空港内で身柄拘束されたときは、外務大臣でした。

 

北朝鮮に対して強力な外交カードとなる可能性がありましたが、警察や検察への引き渡しもないまま即座に強制退去させ、北朝鮮へ返してしまいました

 

更に「拉致家族の子供は北朝鮮で生まれたから本来なら北朝鮮に返すべきじゃないですか?その辺のところを蓮池何とかさんはよく考えてください」「(被害者に)耳触りのいいことを言うべきではない」「(帰国した5人の拉致被害者の)家族の国籍は国際法上は北朝鮮籍。外務省も知っているはず。(日本帰国は)難しいとはっきり言うべき」と発言しました。これらの発言に対し、拉致被害者家族連絡会は抗議声明を出すなど、強く反発していました。

 

このように拉致問題解決を妨害するようなことをしているにもかかわらず、2006年の第一次安倍政権時に、衆議院予算委員会で拉致問題について安倍首相を非難しました。厚顔無恥とは、まさに田中真紀子氏のためにあるような言葉だと思います。

 

また、民主党政権時には文部科学大臣に就任していましたが、朝鮮学校への高校授業料無償化適用に意欲を見せていました。朝鮮学校は、日本人拉致事件の工作員を養成していたところです 。そこに日本の税金を投入しようとするとは、とても日本人とは思えません。


日本人拉致問題解決の妨害者の他の記事)
○土井たか子氏、福島瑞穂氏
○辻元清美氏、村山富市氏、田英夫氏
○徳永エリ氏、有田芳生氏
○菅直人氏、野田佳彦氏
○金丸信氏、野中広務氏
○河野洋平氏、加藤紘一氏