オーナーの独り言 -4ページ目

やっぱり、Viva la Vida ではないでしょうか・・・

 今日の京都の天気は晴れ時々曇り。でも、大気が不安定な様子で、時よりかなりの強さの突風が吹く時もあり、やはりもう京都も冬に入ったな、という感じです。

 

 さて表題の件。コールドプレイについて調べていくと、色々面白いことが書かれております。特に、彼らの代表曲は、という話になると、書かれた時代時代で、様々な曲が挙げられます。デビューアルバムに収録されている、彼らの最初のヒットシングルであるYellowに始まり、セカンドアルバムに収録された、今でもライブで必ず演奏される、ParadaiseやClockなどなど。挙げればキリがありません。

 

 では、個人的にどれかと言われると、やっぱりViva la Vidaだと思うのです。というのも、この他の曲もたしかに素晴らしい曲であるのですが、言わる「いい曲、売れた曲」、というカテゴリーであり、その他のメジャーになったバンドや歌手であれば、1曲、2曲は、こうした曲があると思うのです。しかし、Viva la Vidaは、それより遥かにレベルが上の、唯一無二というレベルまで達していると思うのです。

 

 個人的に何が唯一無二かというと、ドラムスのウイル・チャンピオンが、曲のサビの部分でぶっ叩き続ける、あのベル。私も本当に長いこと、色々なロックの曲を聞いていますが、ベルが最も重要な楽器になっているロックの曲といいますか、クラシックでも、ジャズでも、そうした曲を聞いたことがありません。しかもあのベルによって、あの曲は、単なるいい曲というレベルを遥かに超越した、本当に「心が揺さぶられる曲」にまで昇華することができていると思うのです。

 

 コールドプレイのライブを実際に見るとわかりますが、Viva la Vidaが演奏されるときの会場の雰囲気は、もう何とも言えないものです。私が生まれてこの方、世界中を回り、色々なものを見、また色々な経験をしてきましたが、最も「凄え!!」と思った瞬間は、コールドプレイのライブで、Viva la Vidaが演奏されている場面にいた瞬間です。今後これ以上の「凄え!!」と思える瞬間に出会えるとは思えません。

 

 世界中の音楽評論家の間では、コールドプレイに対する評価は、それほど高くはないようです。でも個人的には、唯一無二である”Viva la Vida”という曲を生み出したコールドプレイは、少なくとも「天国への階段」を生み出したLed Zeppelinと同じくらいの、歴史上最も評価されて良いバンドの一つだと思いますね。

 

 

 

 

コールドプレイを思いっきり参考にしています!!

 今日の京都の天気は曇り時々晴れ。朝10時頃まではスッキリ晴れ渡っておりましたが、その後午後2時頃までは曇り空。そしてその後は再び晴天という、いわゆる典型的な京都の冬の天気です。ここ数日、ずっとこんな感じで、やはり今年の冬もなんだかんだ言いながらも、寒くなりそうですね。

 

 さて表題の件。11月6、7両日東京ドームで開催されたコールドプレイのコンサートを見て以来、毎日と言っていいくらい。11月7日のセットリストをもとに作った、マイプレイリストを流し聴きしております。ですので、コールドプレイのかなりの数の曲を口ずさめるようになるくらいになっております。

 

 そして、コールドプレイの影響が、私のジャズのアドリブの中にも、色濃く反映され始めております。実は、数ヶ月前から、アドリブに関して、ある悩みがあったのです。それは、どうやってまとめるか。コルトレーンなどのアドリブの名手の演奏を聞くと、スケールをベースにただ吹き散らかしているだけのように聞こえますが、通して聞くと、なんだかまとまっている感じがするのです。しかしそれを私がやると、やっぱりといいますか、本当にスケールを吹き散らかしているようにしか聞こえないのです。なんだかまとまっていないのです。しかし、どうしたらまとまる感じが出るのか、全くわかりませんでした。

 

 しかし、そのヒントはコールドプレイの演奏の中に隠れておりました。キーワードは、「シンプルなシングルフレーズの繰り返し」。コールドプレイの曲の中には、基本的にギターのアドリブというものはありません。ギターソロの部分はそこそこあるのですが、全て1〜2小節のシンプルなフレーズを2〜4度繰り返す、というものです。しかしそれが無茶苦茶かっこいいのです。

 

 なぜジャズでアドリブをやるのかと言えば、それは単純にかっこいいからなのです。つまり、カッコよければ、シンプルだろうが、何度繰り返そうが良いのです。

 

 ということで、私もアドリブの中で、1〜2小節のシンプルなシングルフレーズを繰り返す練習を始め、実際にバッキングに合わせて実際のアドリブの際にかなり取り入れ始めました。すると、アドリブが以前よりもかなりまとまった感じで聞こえるようになりました。アドリブの繰り返し部分が核となり、そこから発展したり、また別のシンプルなシングルフレーズを繰り返したりすることで、ただ吹き散らかしている、という感じがなくなったのです。

 

 現在は、このシングルフレーズに磨きをかけるべく、色々トライしながら吹いております。

 

 私は、コールドプレイのメンバーの方々には足を向けて寝れませんね、もう。だって、1日で3〜4時間はコールドプレイの曲を聞いておりますし、サックスの練習中も、コールドプレイのシングルフレーズのことを考えながら、アドリブを作っていますからね。

京都の観光公害には、西大路駅の活用が不可欠でしょうね

 今日の京都の天気は曇り時々晴れ。気温は若干下がりましたが、まあ例年通りの気温のような気がします。京都の紅葉は、今がピークのようですね。

 

 さて表題の件。例年この時期になると話題になるのが、京都市内の観光客による混雑。特に、清水寺周辺、嵐山周辺、金閣寺周辺は、インスタ映えのする外国人観光客のお目当ての場所ですので、特に混雑はひどい様子で、これらの地域でバスに乗ろうとしても、なかなか乗れないであるとか、非常に混雑しているであるとかの話を聞きます。また、京都駅での混雑も大変なようです。

 

 私は若い頃、都市計画を専門としており、イギリスにも留学して学んでいたわけですが、京都市の都市計画について、本当に謎だらけなのです。なんであれだけ混雑の激しい京都駅に全てを集めてしまうんでしょうか?今年、京都駅南部に市立の芸術文化系の大学を移転させておりますが、京都駅が混雑しているのであれば、なんでそこに移転させてしまうのでしょうか?また、少し前に、嵯峨野線に新駅を作りましたが、そこにアクセスするためには、京都駅に行って、電車に乗らなければいけないのです。この新駅を作っても、結局京都駅の一極集中は全く止まっておりません。

 

 そもそも一極集中で問題になっているのであれば、その解決方法は一つです。それは、京都駅周辺以外に、人が集まってもいい場所を、副拠点として整備する方法です。東京でも、東京駅周辺の集中が激しかったからこそ、新宿や渋谷、池袋を副拠点として整備し、東京全体が更に発展して行ったのです。

 

 では、京都駅以外のどこを整備するべきでしょうか?個人的には、その最も適切な場所は一つだけだと思います。それは、西大路駅周辺です。西大路駅は、JR京都線の大阪に向かう電車の、京都駅の次の停車駅です。しかも、西大路駅は西大路通りに面しております。つまり、京都駅ではなく、西大路駅に乗降客を集め、京都駅周辺の集中を避けるとともに、京都駅発の観光ルート以外の導線を開発することで、京都駅ー東山方面の大混雑を緩和させることが可能になるのです。

 

 西大路駅の活用というのがベストと考える理由は、新たな大規模設備投資がほぼいらない、ということです。西大路駅の南方には、九条車庫という、京都市バスのターミナルがあります。もう一つのターミナルは、北大路バスターミナルです。九条車庫と北大路バスターミナルの間を、西大路駅停車の西大路通経由で結ぶ新たな路線を開設することで、京都駅から金閣寺方面に向かう、かなり多くの旅客を吸収できます。更に、九条車庫から西大路駅停車の西大路通経由の四条烏丸行きを開設することで、京都駅に行くことなしに、東山方面への新たな導線を確保できるのです。

 

 ただし、京都市がこれらの路線を開設しただけで混雑が解消するわけでありません。これらの新規路線が成功するには、JR西日本が、新快速を西大路駅に停車させることが必要なのです。しかし、西大路駅は追加投資なしに、新快速を停車させることは可能です。だって、現在使っていないホームが、上下各1つずつありますからね。

 

 西大路駅に新快速が停止すれば、少なくとも金閣寺方面、および京都中心部を訪れる在来線の利用者は、混雑の激しい京都駅ではなく、西大路駅でバスに乗り換え、目的地にアクセスすると思います。そうなってくれば、京都駅周辺の人の混雑および東山周辺の交通混雑は、今よりはかなりマシになると思います。

 

 この程度の施策であれば、京都市が徴収している宿泊税のうちの2〜30%を一年だけ使えば、何とかなると思いますけどね・・・。本当に京都市の都市計画課は、何で西大路駅を断固として活用しないのか、逆に理由を知りたいですね。