だいぶ前のことになりますが…
そしてちょっと難しそうなイメージですが
興味深いことをいろいろと伺ったので、ぜひご覧ください(*´▽`*)
2/26(日)、末広東地区市民委員会の主催で「認知症予防についての出前講座」が開かれました。
講師としていらしてくださったのは「北都保健福祉専門学校(緑ヶ丘東1-2)」の川上和敏先生です。
どんな症状を認知症とするのか、原因はなんなのか、また、予防するにはどんなことをしたらいいのか、
食事・睡眠・運動方法についても、具体的にわかりやすくおしえてくれました
認知症は「脳の病気」で原因をとりのぞくことで予防や治療が期待できるようになったそうです。
会場は、末広東つつじ会館(旭川市末広東2条9丁目)
62名のみなさんが参加しました
ちなみに…
一人暮らしのお年寄りと家族と暮らしているお年寄り、
どちらが認知症の発症が多いと思いますか
なんと、家族と暮らしているほうが多いそうです!
家族といたほうが会話もあるし、いいと思ったんですが、
それよりも「自分の生活のことをする『役割』」があるほうがいいそうです
食事や運動がとても大切で、中年期の肥満やメタボリックシンドロームは、アルツハイマー病の発症率が3倍、脳血管性認知症の発症率が5倍に上昇するそうですよ~!
やはり、規則正しい生活、バランスのとれた食事、睡眠、運動が鍵のようです。
ポリフェノールやウコンが予防に効果がある栄養素とのこと。
動物性油脂をとりすぎるとアルツハイマー病の発症リスク2倍以上だそうです。
でも、お肉には「セロトニン」という心を和ませる物質の原料となる「トリプトファン」が多く含まれ…(なんとなくわかります(笑))、体に重要な栄養素もあるので、大切なのはバランス!とのことです
ちなみに…
運動するときは、寒いところで急に動いたりしないように
昔は運動前にストレッチと言われていましたが、今はジーっと伸ばすストレッチよりも、「ダイナミック・ストレッチ」という体を温める(血流をよくする)運動がいいと言われているそうです。
よくスポーツ選手が競技前にジャンプしたり足をパンパンと叩いたりしてるあれがそうです。
ラジオ体操もいいそうですよ~(^^)/
それと、お風呂で溺れて死亡される方は交通事故くらい多いそうです。
もしお風呂で自分が具合が悪くなったり、具合悪くなった人を助けようと思ったときは、
まず「栓を抜く」といいそうです。なかなかその発想はないので覚えておきたいと思いました!
いろいろ興味深いお話を伺ったあとは・・・
脳トレの実践コーナー
2つ以上のことを同時に行う「マルチタスク」という脳トレをやってみました
口で言ってることと逆の動きをしてみたり・・・
手や足と口をバラバラに動かすのが難しく、ぎこちない動きにみんなで大笑い!
みなさんいい笑顔でした~
末広東地区市民委員会のみなさん。
楽しくて、とってもためになる講座でした
(ミニコミ紙おらが街4月号でもご紹介しました)