ひっきー:こんばんは。ひっきーです。


たづちゃん:こんばんは。たづこです。


ひっきー:えっと前回は・・・。


たづちゃん:前回は糖尿病の飲み薬について話したんですよね。


ひっきー:そうだったね。


じゃあ今日はインスリンの話をしようか。


インスリンはインスリン分泌がほとんど欠乏している場合や、飲み薬が無効または効果不十分な場合に、インスリンそのものを体の外から補充して血糖値を下げるよ。


インスリンは口から飲むと胃酸で分解されてしまうので、注射にするよ。


インスリンの種類には速攻型、(超速攻型)、中間型、両者の混合型、特効型が有り、患者の病態、合併症の程度、生活環境などから種類、注射回数(1~4回)などが決められるよ。


超速効型・・・注射をするとすぐに効いてくるよ。


食事の直前に注射すればいいから、食事時間のズレにも対応できるのが利点だけど、作用時間は3~5時間と速効型に比べてやや短く、静脈投与の適応もないよ。


速効型・・・約30分で効いてくるので、食事の30分前に注射するよ。


作用時間は6時間~8時間だよ。


中間型・・・作用時間は24時間だよ。


※懸濁液(けんだくえき)なので、使用前に十分※混和(こんわ)して使うよ。


混合型・・・超速効型または速効型と中間型を一定の比率で混合した製剤だよ。


中間型同様、懸濁液なので使用前に十分混和して使うよ。


特効型・・・作用はほぼ中間型と一緒だけど、ピークがなく、ほぼ一定の濃度を保つことが出来るよ。


より生理的※インスリン基礎分泌パターンに近いタイプだよ。


水溶性なので振る必要はないよ。


インスリンの副作用は、飲み薬に比べて低血糖が起こる頻度が高くなることだよ。


それから足や腕は運動によって吸収が一定ではないので、動きの少ないお腹への注射がお勧めだよ。


また、同じところに注射しているとしこりができてインスリンの吸収が悪くなるので、注射部位をずらしているかの確認も大切だよ。


また、インスリンは凍結させると効力がなくなってしまうので凍らせないように、冷蔵庫の卵を入れるところなどに保存するほうがいいよ。


長かった糖尿病も今回で最後です。いかがだったでしょうか?


少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。


※懸濁液・・・液体中に顕微鏡で見える程度の粒子が分散しているもの。


※混和・・・混ぜ合わせること。


※インスリン基礎分泌・・・インスリンは空腹時にも常時一定量が分泌されているこれを基礎分泌と言う。


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ひっきー:こんばんは。ひっきーです。


たづちゃん:こんばんは。たづこです。


ひっきー:前回は・・・。


たづちゃん:前回は糖尿病と高血圧の話をしてましたよ。


ひっきー:そうだったね。


じゃあ今回は糖尿病と薬について話そうか^^


まず飲み薬。


「SU薬」
SU薬は、すい臓のβ細胞に働いてインスリン分泌を促すよ。


インスリン分泌能力が、残っている場合適応だよ。


また長期に服用していると、薬が効かなくなることもあるよ。


副作用はいつもと違う激しい運動をした場合や、食事をせずに薬を飲んだ場合に、低血糖症状を起こすことがあるよ。


また肥満のある患者さんに使うと食欲が増しさらに体重が増えることがあるから注意が必要だよ。


それから妊婦さんは飲んじゃダメだよ。


それから相互作用としてアスピリンと一緒に飲むと、SU薬の作用が強まることがあるよ。


また利尿薬や甲状腺ホルモン薬と一緒に飲むと、SU薬の効きが悪くなるよ。


「速攻型食後血糖降下薬」
速攻型食後血糖降下薬はSU役と同じようにすい臓のβ細胞に働いてインスリンの分泌を促すよ。


服用後すぐに効果が現れるけど、半減期が短く2~3時間で効果がなくなるよ。


遅延性低血糖が少ないのが特徴だよ。


副作用はSU薬とほとんど同じだよ。


それから食後の血糖上昇を抑えるので、食事10分前~食直前に服用することが大切だよ。


食事中に飲み忘れに気づいた時は、原則として、服用を一回とばすよ。


「ビグアナイド薬」
ビグアナイド薬は筋肉、脂肪での糖の利用の促進や、肝臓での※糖新生やグリコーゲン分解の抑制により、インスリンの効き目や、働きを改善して血糖値を下げるよ。


インスリンの分泌には影響を与えないよ。


特徴としては、肥満を伴った糖尿病に有効だよ。


副作用としては肝障害、腎障害のある患者や高齢者では※乳酸アシドーシスを起こしやすく要注意だよ。


「インスリン抵抗性改善薬」
インスリンが分泌されているのにも関わらず、筋肉、脂肪、肝臓で、十分効果が発揮されない場合に、インスリンの効き目や働きを改善して血糖値を下げる薬だよ。


筋肉、肝臓、脂肪でのインスリン抵抗性を改善し、脂質代謝を活性化するよ。


副作用は重篤な肝障害が報告されていて、定期的に肝機能検査が必要だよ。


また、女性には浮腫が起こりやすいのが特徴だよ。


「α-グルコシターゼ阻害薬」
糖質は小腸のα-グルコシターゼによって分解され吸収されるよ。


α-グルコシターゼ阻害薬は、α-グルコシターゼを阻害することによって、糖質の二糖類から単糖類への分解を抑え吸収を抑制するよ。


特徴としては空腹時の血糖値は高くなく、食後の血糖値が高い場合によい適応になるよ。


副作用としては飲み始めの頃おならが出たり、お腹が張ったりすることがあるよ。


また、α-グルコシターゼ阻害薬、単独で低血糖を起こすことはほとんどないけど、ほかの糖尿病薬を併用すると低血糖を起こすことがありその場合、二糖類の砂糖では薬の作用で低血糖の回復が遅れるので、単糖類のブドウ糖を服用するように指導するよ。


また、肝障害が起こる場合もあるよ。


それから授乳婦は飲んじゃいけないよ。


そして、糖質と混じって効く薬だから食事の直前に服用することが大切だよ。


食事中に飲み忘れに気づいた時は飲んでも構わないけど、食事の30分前や食後に飲んだのでは意味がないよ。


※糖新生・・・グルカゴンの分泌をシグナルとして、糖質以外の物質からグルコースを生産する経路のこと。


※乳酸アシドーシス・・・血中に乳酸が蓄積する結果血液が著しく酸性に傾いた状態。


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ひっきー:こんばんは。ひっきーです。


たづちゃん:こんばんは。たづこです。


ひっきー:えーっと前回は、糖尿病と高血圧について話したよね。


たづちゃん:はい、そうですね^^


ひとつ質問があるんですけどいいですか?


ひっきー:うん、なんでしょう?


たづちゃん:目標にする血圧はどれくらいなんですか?


ひっきー:一般的には「上の血圧(収縮期血圧)140mmHg以上、下の血圧(拡張期血圧)90mmHg以上」の場合に高血圧とされるけど、糖尿病の人の場合には、血圧がそれほど高くない場合も治療の対象になるよ。


糖尿病がある場合は健康な人よりも低めの「収縮期血圧が130mmHg未満、拡張期血圧85mmHg未満」を目標として治療を行うよ。


また糖尿病性腎症でタンパク尿が1g/日以上の時は、より低めの「収縮期血圧が125mmHg未満、拡張期血圧75mmHg未満」を目標とするよ。


高血圧も糖尿病と同様にまずは生活改善を行うことで、治療していくよ。


しばらく生活改善を行って効果が見られなければ、薬物治療を行うよ。


たづちゃん;生活改善ってどんなことをするんですか?


ひっきー:まず減塩するよ。


日本人の食塩摂取量は1日平均約13gと多くアメリカ人の1日平均約6gに比べて2倍以上になるよ。


塩分の摂り過ぎは体内の循環血液量を増加させ血圧の上昇につながるよ。


塩分は1日10g以下、出来れば7g以下に抑えるのが理想的だよ。


それから肥満のある人は減量する。


肥満のある人が適正な体重まで減量すると、それだけで血圧が下がることが分かっているよ。


それからタバコを吸う人は禁煙する。


タバコを吸うと血管が収縮し血圧が上がるよ。


タバコ1本で血圧は約10mmHg上昇すつと言われているよ。


その状態は喫煙後30分以上続くよ。


タバコを休みなく吸い続けつ人は、常に血圧が高い状態になっており血圧が下がる暇がないよ。


またタバコは動脈硬化を進行させる大きな要因でもあるから、ぜひ禁煙をしたほうがいいよ。


それから運動を行うといいよ。


高血圧がある場合も糖尿病の人と同様、食後1~2時間以内に汗ばむ程度の簡単な運動をするといいよ。


ただ早朝に血圧を測ってみて高い場合には朝の運動を避けるか、ゆっくりと運動をするといいよ。


また担当医に相談することも必要だよ。


最後にストレスを解消する。


ストレスを受けると血糖値も血圧も上昇させるホルモンが分泌されるよ。


それからたとえ薬で血圧や血糖値が下がっても、生活習慣が元に戻ると再び数値が上がることが多くあるよ。


糖尿病も高血圧も生活改善が治療の鍵を握っていることを、認識してしっかりと自己管理をしていくことが大切だよ。


では今回はこの辺で・・・。


最後まで読んで頂き有難うございました^^


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