ひっきー:こんばんは。ひっきーです。


たづちゃん:こんばんは。たづこです。


ひっきー:えーっと前回は・・・


たづちゃん:糖尿病性神経障害について話したんですよね。


ひっきー:そうだったね。じゃあ今日は糖尿病と高血圧について話そうか^^


ひっきー:糖尿病の患者さんのうち40%~60%の人が最終的には高血圧を伴うと考えられているよ。


実は、糖尿病の人は高血圧になり易いよ。


糖尿病になった後に、高血圧になる場合もあれば、同時に進行することもあるよ。


糖尿病も高血圧も進行するとさまざまな合併症が起こるよ。


適切な治療を行い合併症の予防に努める必要があるよ。


たづちゃん:なんで糖尿病の人は血圧も高くなる傾向にあるんですか?


ひっきー:高血糖の状態では血液濃度が高くなるから、体内の細胞の浸透圧も高くなるよ。


すると血液を薄めようとして、水分が細胞内から血管の方に流れ出てくるよ。


その結果血液循環量が増えて血圧が高くなるよ。


また腎臓(じんぞう)では、血液中のナトリウムをいったん濾過(ろか)して体に必要な分だけ、再吸収しているよ。


しかし糖尿病があると腎臓の毛細血管が障害されて腎臓の機能が低下し、必要以上の量のナトリウムが再吸収されてしまうよ。


その為体内にナトリウムが多くなって血圧が上昇するよ。


糖尿病の人は肥満の人が多く見られるけど、肥満があると交感神経が緊張して、血圧を上げるホルモンが多く分泌されるため高血圧になりやすくなるよ。


それから体がインスリンの効きにくい状態になって「インスリン抵抗性」が生じているとインスリンの働きを高めようとして、さらにインスリンが分泌されるよ。


このような状態を「高インスリン血症」といい、こうなると腎臓でのナトリウムの再吸収が促進され血圧が上がるよ。


たづちゃん:糖尿病と高血圧を合併するとどんな問題があるんですか?


ひっきー:糖尿病や高血圧では、血管が障害されることにより、さまざまな合併症が引き起こされるよ。


なかでも「動脈硬化」は糖尿病と高血圧に共通する合併症で、進行すると心筋梗塞や脳卒中につながるよ。


糖尿病と高血圧を併せ持った場合心筋梗塞や脳卒中を起こす可能性が高くなることが分かってるよ。


健康な人がこれらの病気を起こす割合を1とすると、糖尿病だけ、あるいは高血圧だけがある人は、その約2~3倍、糖尿病と高血圧の両方がある人はなんと約6~7倍にもなるよ。


糖尿病と高血圧の両方がある場合血圧を下げると、血糖値を下げるのと同じくらい、あるいはそれ以上に腎症や網膜症などの糖尿病の合併症を防止する効果があるとされているよ。


高血圧の治療は糖尿病の治療と並行して行われ、同時に糖尿病の合併症の防止にもつながるよ。


では今回はこの辺で・・・


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ひっきー:こんばんは。ひっきーです。


たづちゃん:こんばんは。たづこです。


ひっきー:えーっと今回は・・・。


たづちゃん:前回は三大合併症の糖尿病性腎症の話をしたんですよね。


ひっきー:そうだったね。じゃあ今回は糖尿病性神経障害はのはなしだね。


糖尿病性神経障害は、高血糖が神経をおかしたために起きるもので、比較的早い時期から症状が現れるよ。


高血糖のために障害が出るのは末梢神経だよ。


末梢神経っていうのは脳や脊髄からなる中枢神経から枝分かれしたもので、知覚神経、運動神経、自律神経の三種類があるよ。


知覚神経は傷みや熱さ、冷たさを感じる神経で、自律神経は内臓の働きやホルモンの分泌などを調整する神経だよ。


末梢神経がおかされると、それぞれの神経が司る部分に症状が現れるよ。


知覚神経が犯されれば、痛みや熱さを感じなくなり、運動神経に異常があれば、手足や眼球がうまく動かなくなるよ。


自律神経に異常があると汗の調整が出来なくなったり、下痢や便秘を起こしたりするよ。


知覚神経の障害は足によく見られるよ。


ケガや火傷(やけど)をしても痛みを感じないため足の先の細胞が死んでしまい「壊疽(えそ)」、切断しなければならないケースもあるよ。


また狭心症を起こしても痛みを感じないため、対処が遅れて、心筋梗塞の発作を起こしやすく、死に至ることもあるよ。


たづちゃん:神経障害の原因は分かっているんですか?


ひっきー:高血糖が及ぼす神経障害については現在多くの原因が考えられているよ。


そのうち一つは高血糖の影響で「ブドウ糖」が「ソルビトール」という糖の一種に作りかえられ、これが細胞内に溜まり神経細胞が正常に機能しなくなるというものだよ。


その他にも高血糖により細小血管の中の血液の流れが悪くなり、神経細胞に酸素や栄養が十分に供給できず、障害が起きるという説もあるよ。


糖尿病性神経障害には次の三つに大きく分けられるよ。


①「多発性神経障害」・・・知覚神経と運動神経の障害によって起こるもので、手足の先がビリビリしたり、冷えた感じになるよ。


痛みが起きることもあるよ。


足の感覚がストッキングをはいているかのように鈍くなることもあるよ。


こうした症状は上半身より下半身に起こりやすく、多くの場合体の両側の同じ場所に症状が出るよ。


症状は足先から膝へ手先から肘へと体の末端から、中心に向かって広がっていくよ。


活動時より安静時や夜間に症状が、起こりやすいのが特徴だよ。


②「自律神経障害」・・・自律神経は内臓の働きやホルモンの分泌など、体内のさまざまな機能を調整しているよ。


自律神経の障害による症状は、汗が出すぎたり、出なかったりと言った発汗異常、冷え、ほてり、立ちくらみ、便秘、下痢、インポテンツなどだよ。


食べ物を胃から腸に送り出す機能の低下により、食後ムカついたり食欲不振になる事もあるよ。


尿意がない尿が出にくいといった症状が出ることもあるよ。


この場合膀胱(ぼうこう)に溜まった尿に細菌が繁殖し、膀胱炎(ぼうこうえん)になる可能性も高くなるよ。


③「単一性神経障害」・・・細小血管が詰まり酸素や栄養が送られなくなった部分の神経だけがおかされるよ。


目の筋肉が麻痺し黒目が、一方に寄ってしまう外眼筋麻痺や、顔を動かす筋肉が麻痺してまぶたが、閉じなくなる顔面神経麻痺が起きるよ。


では今回はこの辺で・・・


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ひっきー&たづちゃん:明けましておめでとう御座います。
本年もよろしくお願いします。


ひっきー:年が明けたね


たづちゃん:あけましたね。


ひっきー:なんかめでたいな。


たづちゃん:おめでたいですけど、ここではそれは置いといて・・・。
話を始めてください。


ひっきー:了解^^えーと前回は・・・。


たづちゃん:前回は糖尿病網膜症のことについて話してたんですよ。

ひっきー:ああ、そうだったね。じゃあ今日は糖尿病性腎症話をしようか^^


糖尿病性腎症は、腎臓の最小血管に障害を与えることで生じるよ。


腎臓には血液を濾過(ろか)し体内の老廃物を尿とともに体の外に排泄し、体液を一定に保つ働きがあるよ。


糖尿病性腎症を発病すると、この働きが徐々に低下し、最終的には腎臓がほとんど働かない状態になるよ。


体内の老廃物を尿と共に排泄する役割は、腎臓の中の糸球体が担っているよ。


糸球体は沢山の毛細血管が球のように集まっている組織で、左右の腎臓にそれぞれ百万個づつあるよ。


この糸球体はフィルターのような役割を果たし、流れ込んでくる血液を濾過(ろか)し尿を作るよ。


体内の老廃物はこの尿と共に体外に排泄されるよ。


ところが高血糖によって糸球体の働きが低下すると血液の濾過がうまく出来なくなり体に必要なタンパク質も尿と共に排泄してしまうよ。
これが蛋白尿だよ。


症状が進むと尿から排泄されるたんぱく質の量は増え続け血液中のタンパク質が不足してくるよ。


すると血液中の水分が血管の外に染み出しむくみが生じるよ。


血液中に老廃物が溜まったまま処理されないと、消化器や心臓の血管、神経などが老廃物に毒され正常に働かなくなるよ。


この状態を「腎不全」と言うよ。


腎不全になったら透析で人工的に血液中の老廃物を取り除かないと、全身に中毒症状が現れる「尿毒症」を起こすよ。


「尿毒症」は適切な手当をしないと死に至るよ。


現在「人工透析」を受けている人の約三分の一糖尿病性腎症の患者であると言われているよ。


糖尿病性腎症は次のような段階を経て進行していくよ。


①「微量タンパク尿期」・・・腎症の最も初期の状態だよ。


普通の検査では分からない程のわずかな量の「アルブミン」と言うタンパク質が尿に出る時期だよ。


自覚症状はまったくないよ。


②「間欠性タンパク尿期」・・・普通の検査でも尿にタンパクが出ているのが分かるようになるよ。


タンパクの量は検査時によって、多かったり少なかったりするよ。
自覚症状はないよ。


③「持続性タンパク尿期」・・・尿に常にタンパクが認められるようになるよ「間欠性タンパク尿期」から10年ほど経った頃から見られる状態だよ。


「顕性腎症」(けんせいじんしょう)の時期とも呼ばれるよ。


この時期のはじめも自覚症状はないけど、次第に血圧が高くなり足がむくんだりするよ。


④「ネフローゼ期」・・・むくみがはっきり分かるようになり、ひどい場合は体全体がむくみがちになるよ


倦怠感(けんたいかん)、手足のしびれ、顔色が悪いといった、自覚症状も現れてくるよ。


こうした症状全体を「ネフローゼ症候群」というよ。


血液中には尿素窒素やクレアチニンなどの老廃物が溜まってくるよ。


⑤「腎不全期」・・・腎臓がほとんど働かなくなり、血液中の老廃物を体の外に排出できなくなるよ。


腎不全の症状だよ。


腎不全から尿毒症を起こすと吐き気などの消化器系症状、心臓肥大、高血圧、呼吸困難などの心臓血管症状、頭痛、不安感などの神経症状が生じるよ。


そのままにしておくと意識がもうろうとしてきて昏睡状態(こんすいじょうたい)に陥るよ。


腎不全期になったら人工透析によって血液中の老廃物を人工的に取り除かないと命に関わるよ。


それじゃあ今日はこの辺で・・・。


最後まで読んで頂き有難うございました。


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