事業開始にあたっての最大の懸案事項がようやく解決しそうだ。ある申請に向けて事前交渉を行っていたが、ようやく本申請の手続きに入れるという。

 

これがダメだったら、そもそものビジネスコンセプトを再考しなければならないほど重要なものだった。とりあえず一安心である。

 

これで、本格的な事業開始は一番早くて7月、ベースシナリオでは8月になりそうだ。そこに向けてやることはたくさんある。

 

これまでどおり記事を書いてホームページを充実させるのと同時に、ランディングページとそこで使うステップメールや動画の作成もしなければならない。もちろん、サービス内容の精査や契約のためのシステムまで構築する必要がある。

 

事業開始に先駆けて、先日取材を受けた雑誌の記事も載せられそうなので、結果的に絶妙なタイミングだったと言える。

 

ただし、気を抜くわけにはいかない。最後まで何が起こるかわからないのがビジネスである。これからますます自分の武器である頭をフル回転させることになるだろう。

そろそろマーケティング戦略を次の段階に進めなければならない。

 

これまでは、とにかく投資や資産運用について思いついたことを書いていた。それでそこそこのアクセスを集めることはできた。

 

しかし、ここにきてアクセスの伸びは鈍くなり、サービス開始通知メールへの登録も止まってしまった。原因は明らかで、自分が何をする人なのか軸がぶれているからだ。保険や確定拠出年金について書いてもどうしようもない。

 

自分のサービスは何か。これを改めて定義しなければならない。『Book Yourself Solid』にもあるように、自分がターゲット市場にある切実で差し迫ったニーズを叶えられることを示し、顧客に与えられる最大の利益を明示しなければならない。

 

サービスは、バリュー株の情報を提供することだ。しかしそれは方法論でしかない。顧客に与えられる最大の利益は、バリュー株投資を通じて「一生お金に困らない生き方」を学んでもらうことだ。顧客の利益を考える時は、大きな視点で考えなければならない。

 

では、顧客の差し迫ったニーズとは何だろうか。投資で成功したい、塩漬けになっている株を何とかしたい、資産をどう運用したら良いかわからない、ハイパーインフレに備えたい、株式投資について一から勉強したい、、、。これらはいずれも入り口だ。マーケティングはまずここから入るべきだ。ここから入って「洗脳」することで、「一生お金に困らない生き方」というゴールに持ってくることができれば、安定した顧客になってくれるだろう。

 

奇しくも、このタイミングで経営者インタビューを受けた。「バリュー株投資とは何か」「なぜそれが上手くいくのか」「他のサービスとの差別化は何か」。核心を突く質問が多かったが、案外スラスラ答えられ、聞き手も感心していたように思う。可能ならそのまま動画で配信したいくらいだ。

 

つまり、言いたいことはもう頭の中にあるということだ。これを上手く形にしていかないといけない。具体的にまずやることは、バリュー株投資とは何か、もう一度整理することだ。これまでも一番アクセスが多かったのは「バリュー株投資とは」のページである。必ずしも良く書けているとは言い難いページで、一定以上の反応を得ることができた。ここからさらに進化させていかないといけない。

 

一つの方法は、Q&A方式にすることだ。これは分かりやすい一方、ゆるくなりすぎてしまわないかという懸念はある。とにかく書いてみないとわからない。同じ内容でいいので、動画も撮るといいかもしれない。前のやつより綺麗に撮れるとさらに良い。

 

サービス開始に向けては、バリュー株投資をきちんとストーリー立てて説明できるメールマガジンないし冊子を作らなければならないと思っている。これがあれば、顧客のメールアドレスを獲得することができるなど、何度でも使えるマーケティングツールにすることができる。

 

バリュー株投資の実践に関する記事を更新すると同時に、ベースコンテンツを作り上げることをサービス開始までの課題としたい。

会社ホームページにいくつかの記事をアップしてきたが、改めて見ると顧客にとって価値のある記事を書けていないと感じた。

 

当社の価値はあくまでバリュー株を探すことである。「バリュー株投資でお金持ちになる方法」ならまだしも、保険や確定拠出年金について書いたところで、本題からずれてしまっている。自分の知識も十分ではないから、内容が浅い。

 

顧客が読みたくなる記事を書くためには、内容を絞り込むことだ。顧客は自分の興味と関係がないと思った瞬間にホームページから離れていってしまう。

 

絞り込むべき内容は、バリュー株を探すことに尽きる。それをマクロ・ミクロの双方から研究していくことが本来の価値であるはずだ。時には時々トピックや原理・原則に触れるもあるが、それもバリュー株投資と関連のあるものにするべきだ。

 

「顧客は何を求めているか。」「自分はどこに付加価値を持っているか。」何をするにしても常に意識していかなければならない。

あらゆるものがネットで調べられる現代においては、単に情報を持っているだけではもはや付加価値はない。付加価値があるのは以下のようなところだ。

1. 情報をまとめる

あらゆる情報が氾濫するネット社会においては、情報を取るよりも取捨選別する方が骨が折れるし、ある程度のリテラシーも必要となる。よくまとまっていれば、情報源よりも「まとめ」の方が注目を集めることさえある。「NAVERまとめ」や各種まとめサイト、キュレーションアプリが隆盛しているのもこの流れに沿ったものである。

2. より深い情報を持っている

ネットに出てくるのはあくまで表面的な情報だ。そこにはないより深い情報や人間関係などの微妙な温度感などは現場の人しかわからない。しかし、動画などを通じてネット情報がより高度化することで、その付加価値は薄まっていくだろう。付加価値を維持するためには、積極的に情報を取っていく記者的な動きが必要になってくる。

3. 情報をもとに考える

これは簡単には真似できない。物事を考えるためにはそれなりの知識と考える力のトレーニングが必要である。あらゆる情報に手が届く状態で生活している人は、自分で考える力はどんどん衰えていき、意識してトレーニングする人との二極化が進むだろう。それができる人は、「一次情報者」として付加価値を維持することができるだろう。

自分が扱う株式は、そもそも公開情報をもとにすることが前提となる。したがって、最も付加価値を与えられるのは「考える」ことである。これはデジタルで処理できるものではないか、少なくともプログラム化できるのはまだまだ先のことになるだろう。考える力を鍛え続ければ、まだまだAIに追いつかれることはないと思いたい。
ダイレクト出版の本"Book Yourself Solid"を読んで考えさせられることが多い。

自分が顧客に提供できる最大の価値は何か。

上がる銘柄—No. 一番上がる銘柄を競うときりがなく、リスクに溺れてしまう可能性がある。

お金持ちになる方法—Yes. ただし、めちゃくちゃ儲けるわけではなく、基本は本業からの収入次第。

一生お金に苦労しない方法—Yes. お金の使い方・考え方と投資での増しやし方を教えて、生涯に亘って安心感を与える。

上がる銘柄を切り売りするわけではない。バリュー株投資という下がりにくく上がる可能性を享受できる方法を使って顧客の人生を豊かにすることが最大の価値だ。売るのは人生のコンセプトということになる(Appleを参考に)。

それをキャッチフレーズで表すとどうなるか。

一生お金に困らない方法

お金のかかりつけ医

お金のカウンセラー

人生を豊かにする投資

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コンセプトに合わせて、商品の内容も考えなければならない。投資に安心を与えるというコンセプトなら、必ずしも銘柄情報が重要というわけではなく、そこにたどり着くプロセスや市場の流れ、投資の考え方に関する情報発信を中心にするべきではないか。バリュー株投資というのはあくまで手段にすぎない。

コンセプトはより大きく、より具体的であるべきだ。そしたら、自分もその商品を完成させるために集中することができる。

販売開始まではまだ時間がある。とにかく考え続けることだ。