自律神経の乱れとストレス、体内毒素の関係
今回は自律神経とアレルギーについてです。
そもそも自律神経とは何でしょうか??
自律神経とは一言でいうと、
内臓、血管などの働きをコントロールし、
体内の環境を整える神経です。
自律神経に支配されているのは、
すべての内臓、全身の血管や分泌腺です。
知覚・運動神経と違って、私たちの意思とは関係なく
独立して働いているので、内臓や血管を私たちの意思で
自由に動かす事は出来ません。
反対に、意識しなくても呼吸をしたり、
食べたものを消化するため胃を動かしたり、
体温を維持するため汗をかいたりするのは、
自律神経があるからです。
自律神経には、
交感神経
(起きている時の神経・緊張している時の神経)
と
副交感神経
(寝ている時の神経・リラックスしている時の神経)
があります。
この二つは、一つの器官に対して
互いに相反する働きをしています。
例えば、交感神経が血管を収縮させたり、
心臓の拍動を増加させるのに対し、
副交感神経は血管を拡張させ、
心臓の拍動を制御します。
私たちの体は副交感神経が優位になるとリラックスし、
リンパ球が増えて免疫力が向上します。
しかし、副交感神経が優位になりすぎると
免疫過剰になって、様々な症状を発症します。
その代表がアトピー性皮膚炎、
花粉症、喘息などのアレルギー疾患です。
一昔前まではアレルギー疾患は子供特有の
病気で、成長とともに治癒するといわれていました。
その理由は、加齢に伴う白血球の変化を
知ることで理解できます。
白血球は、生後4~5日から成長期にかけて
リンパ球優位のパターンが続き、
15歳から20歳ごろに
成人型の顆粒球優位のパターンに移行します。
すなわち、子供はもともとリンパ球の多い体質なので
アレルギーを起こしやすいのですが、
思春期を迎えるころには
誰でもリンパ球が減少し始めるため、
自然に治癒したわけです。
ところが、近年はアレルギー疾患も
重症化・難治化の傾向にあり、
大人になって発症する患者も増えています。
アレルギーはハウスダスト、動物の毛、花粉、
食物中のたんぱく質などの特定の異物をリンパ球が
抗原(病原体)と認識し、排泄させようとする反応です。
その背景には、副交感神経の過剰な優位状態によって
作られた過敏体質が存在し、
運動不足、過食、排気ガスや農薬などの有害物質が、
副交感神経優位を促す具体的誘因としてあげられます。
運動不足や過食は、豊かさを象徴する生活習慣です。
衣食住が豊かになり、空腹、寒さという
二大ストレスから解放された現代人の体調は、
大人も子供も副交感神経優位に傾きやすい状況にあります。
そして、この傾向に拍車をかけているのが、
呼吸や食物を介して取り込まれる有害物質です。
有害物質は生体にとってのストレスで、
体内に入ると反射的に副交感神経が
優位になって排泄が促されます。
もちろん、有害物質がときどき入るくらいであれば
生体のバランスは崩れませんが、排気ガス汚染など
継続的に有害物質が取り込まれる環境では、
当然アレルギー疾患も起こりやすくなります。
笑う門には福!!
前回は自律神経を整えて、免疫力を向上させる
簡単な方法として腹式呼吸の効用をご紹介しました。
やはり何といっても病気を治すのは、
自分の持ってる自然治癒力であり免疫力です。
今回はもうひとつ効果的な方法をご紹介しますね。
その方法とは??
笑うことです^^
なんだそれ、なんて言わないでくださいね。
笑いが免疫力を高めることはもうご存じだと思います。
なんてったって、あのがん細胞だって抑えつけちゃうんですから。
だけど残念ながら、愛想笑いでは
この効果は半減してしまうそうです。
最近、大阪の大学で本当の笑いを測定する
機械ができたと話題になりましたね。
この測定器、筋肉の動きを感知して測定するそうです。
そしてその筋肉の場所は3か所だそうです。
それは腹筋と横隔膜とほほの筋肉(口角筋)です。
そして本当に大笑いをした時は、この3つの筋肉全部が活動します。
だけど愛想笑いは、ほほの筋肉しか活動しないのです。
と言うことで、健康と治癒力アップのためには
腹の底から笑うことがとても大切だということですね。
まずは1日1回、
楽しいことで本当の笑いを心がけてください。
ただし、人を馬鹿にした笑いではダメですよ。
楽しいことで笑ってくださいね。
ただし、あんまり笑いすぎて
お腹が痛くならないように気をつけて。
1日1回大笑い。習慣づけてみませんか^^
腹式呼吸で花粉症が治る??
自然治癒力、免疫力に次いで重要なキーワードが
自律神経です。
人間は自律神経の働きにより身体を調節しています。
そして自律神経には、交感神経と副交感神経があり、
この二つがバランスを取りながら調節しています。
すなわちこのバランスが上手にとれていることが、
身体にとっては一番うれしいことなのです。
そしてこの自律神経に唯一働きかけることが出来る方法が、
呼吸法だといわれています。
その呼吸法とはズバリ、腹式呼吸です。
鼻からゆっくりと息を吸って、
口からゆっくり吐き出す呼吸です。
残念ながら現在はストレスや数々の影響で、
緊張した交感神経優位の生活にさらされています。
これをリラックできる副交感神経優位の状態に
変えてくれるのが、腹式呼吸なのです。
1日に最低でも10回程度腹式呼吸を行ってみてください。
目をとじて両手をお腹にあてて、
ゆっくり鼻から息を吸ってください。
お腹が膨らんでいくのを両手に感じてくださいね。
そしていっぱいまで吸い込んだら、
ゆっくりと口からはいていきましょう。
そうゆっくり、ゆっくりと口から糸を吐き出すように。
同時に両手にお腹がゆっくりしぼんでいくのを感じましょう。
何回かやってみると気持ちが
落ち着いていくのを感じませんか。
緊張が少しつづ解けていくようでしょ??
特にイライラしてる時にすると効果てきめんです。
挑戦してみてください。
そして、腹式呼吸は横隔膜を
上下させるので内臓にもいいんですよ。
ぜひ自然治癒力強化のためにも、
1日10回の腹式呼吸を続けてみる
ことをお勧めします。
免疫力を向上させるには?
免疫力を向上させるにはどうすればいいのでしょうか?
一般的に効果があるとされている方法を列挙します。
食材・食事法が握る免疫力
■免疫力を鍛える為には・・・
1)ファイトケミカル(植物が合成する植物性科学物質)
を含む野菜(玉ねぎ・長ネギ・ニンニクなどユリ科の野菜や、
キャベツ・大根・カブ・カリフラワーなどのアブラナ科野菜)
を食べる。
2)バランスの良いビタミン摂取。
3)魚を毎日食べる。
4)香辛料や香味野菜を多用する。
5)キノコ類を毎日食べる。
6)カロチン野菜
(シソ・ニンジン・モロヘイヤ・ホウレン草・
春菊・大根・ニラ・かぼちゃ・トマトなど)を食べる。
7)味噌汁を毎日飲む。
8)無精製穀物(玄米・胚芽米・全粒粉使用のパン・そばなど)
を食べる。
9)乳酸菌食品(ヨーグルトなど)を毎日食べる。
■免疫の敵“ストレス”解消の上手な人になろう!
栄養豊で美味しく楽しい食事をすることが、
ストレス解消の第一です。
そして、日常生活の疲労をとるために身体を休息させて、
緊張状態をほぐすことが大事です。
自然に接したり、好きな趣味を持ち
楽しい時間を過ごすことが極めて大切です。
笑っている時は、NK(ナチュラルキラー)
細胞が活性化することが判っています。
第三に、前向きな心の持ち方が必要です。
こだわりすぎず、明るい心持ちが免疫力向上に繋がります。
また、第四に運動もあげられます。
慢性的な疲労・運動不足・目の使いすぎ・
睡眠不足・浅い呼吸・悪い姿勢などは、
全て自律神経系を乱れさせ、免疫力の低下を招きます。
心身の疲労を取り、体調を整えるには、適度な運動が有効です。
また、身体を冷やすと、免疫力に大きく関わる
白血球の働きが鈍くなることもわかっています。
特に、下半身に注意して、身体を温かく
保つように心掛けたいものです。
これだけのことを心がけるだけでも
アレルギー症状が大幅に改善してしまった患者さんも
多数いらっしゃいます。
基本は何においても大事なんですね。
免疫力を衰えさせるものとは?
免疫力を左右するものは何でしょうか?
1.食事・栄養の状態。
2.ストレスや疲労
免疫と自律神経は極めて密接な関係にあって、
ストレスによって自律神経が乱れると、
まともにその影響を受け免疫細胞の働きを低下させます。
反対に、免疫の乱れは自律神経のバランスを崩し、
ますます免疫力低下という悪循環に陥ります。
また、肉体的疲労も血液不良や血液性状悪くして、
免疫力低下につながります。
「ストレスと免疫力」は、表裏一体と考えてよいのです。
3.加齢
20歳頃をピークに低下していく免疫力。
腸内細菌の善玉菌の代表ビフィズス菌は、
40歳くらいから急速に減少していき、
腸の免疫力を低下させます。
年齢を重ねると、体内に有害物質が蓄積したり、
各臓器の老化も進みます。
それでは衰えた免疫力を正常化するには
どうすればいいのでしょうか?
免疫力を衰えさせる原因の裏返しです。
食生活を改善し、ストレスをためない生活をすればいいわけです^^
しかし、それが簡単にはいかないんですよね。
そういうときはサプリメントの力を借りれば
比較的楽に免疫力を改善することができます。