魔女の家から愛をこめて。 | Tragic Night-ophelia 20mg オフィシャルブログ-

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君の夜に想いをひとつだけ

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こんばんは、おふぇたんだよ。


今年も無事、生誕企画がすべて終了しました。
コロナウイルスの影響でブッキングライブを諦めざるを得なかったのですが、歌うことは諦めたくなくて、配信ライブを行いました。
カウントダウン雑談キャスから始まり、2日間3公演のライブ配信「#おふぇ誕2020」、本当にありがとうございました。
少し遅くなってしまいましたが、振り返っていこうと思います。

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◆カウントダウン雑談キャスのこと
明日早起きだけどやっぱりお誕生日はカウントダウンしたいな〜ということで、急遽開催。
前日に決まった配信なのに、本当にたくさんの方にお祝いしていただきました。
いろんな気持ちが溢れて、まさかの嬉し泣き。

配信でもお話しましたが、私は自分が思っている以上に、ワンマンや生誕が思った形でできなかったことが悔しかったみたいです。
いつだってどんな壁にぶつかっても、臨機応変に対応して生きてきました。
今回もそうで、意外となんとかなる!今の生活も楽しい!新しい活動も喜んでもらえて嬉しい!と本当にポジティブな気持ちで溢れていました。
もちろんその気持ちも嘘じゃないんだけど、頑張るために悲しい気持ちに蓋をして、知らないうちにたくさん無理をしていたようです。

そしてもうひとつ。
この自粛期間、ライブ三昧の日々から一転して配信中心の生活になりました。
それに伴い、閲覧人数の平均が数字となって表れ、日常の中で自分の配信をどれくらいの人が見てくれるかなんとなくわかるように。
だからこそ、カウントダウンキャスでの閲覧数の多さに驚き、感極まって泣いてしまったわけです……。

今までツイキャス配信はあくまでオマケとしてやってきて、閲覧数を気にしたこともなければ、それが多いか少ないかもわかりませんでした。
だけど、こんな日常になったからこそ、そのありがたみを知ることができたし、涙が出るくらい幸せな気持ちにもなれました。
残念なお知らせが続くし、悲しいことも多いけど、嫌なことばかりじゃないね。私は幸せ者です。
本当にありがとうございます。

遅ればせながら録画公開しましたので、よかったら……!

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◆お毒味BANDのこと
お毒味BANDは元々、「#おふぇ誕2019」1回きりの予定で始まったバンドでした。
それがあまりにも楽しくて、「まだ一緒に歌ってほしい」なんてワガママを言って、サポートバンドからバックバンドへ転身。
つまり、「#おふぇ誕2020」はお毒味BAND1周年でもあります!
大切な日に大切な節目が増えるって、なんだか嬉しいですね。

お毒味BANDが始まったきっかけは、ギターのギバちゃん率いるバンド「VANILLA TASTE」との共演が大きな要因。
バニラでギターを弾きながら歌うギバちゃんは本当に楽しそうで、ジャンルも違えば畑も全然違うアーティストなのに、憧れと焦燥感を強く抱いたことをよく覚えています。

それから無性にバンドがやりたくなって、生誕なら多少のワガママも許されるのでは?!と思い立ち、メンバーを集めることに。
あれからもう1年。色んなことがあったなぁ。
お毒味BANDは本当にみんな仲良しで、ひとりひとりが尊敬できる素敵な人たちで、大切な居場所です。
そんな場所を守っていけるように、長く続けられるように、これからも頑張ります。

さて、そんな経緯もありまして!
今年は全力ワガママ企画、おふぇ得BANDが生まれました。
お毒味BANDを始めるきっかけになったギバちゃんに、おふぇ曲を歌ってもらいたいがためのバンド!笑
私だけがステージから降りて、みんなの演奏を眺める最高の時間。
ギバちゃんのアレンジはとにかく素敵で、それに合わせるみんなの演奏も最高で。
とっても幸せなプレゼントでした。

だけど、ただ「歌ってもらえて嬉しい!」というわけじゃなく、「これからの可能性を垣間見た」そんな感覚でした。
私もいつかこんな風にアレンジを重ねて、長く大切にオリジナル曲を歌っていけたらなって思ったよ。
気が遠くなるほど先は長いけど、こうなりたいって理想が見つかったのは大きな一歩。
大先輩たちからのプレゼントは、掛け替えのない「経験」だったように思います。
嬉しくてはしゃぎながらも、たくさん勉強させてもらいました。
最高の時間をありがとう。


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◆ソロのこと
すごく久しぶりに溺愛少女を歌いました。
気になって調べたら、1年半振り!
MCで大嘘吐いちゃった!ごめん!!

この曲は「あなたの一番になりたいよ」って気持ちを詰め込んだ、私がophelia 20mgになる前に作った曲。
自粛期間の中で感じた寂しさや、自分の価値と需要。
考えても仕方ないことなのに色々悩んじゃって、歌い続けるって決めたくせに心が折れそうでした。
だけど、そんな気持ちをポジティブに吐き出せるのが音楽だなって思ったから。
久しぶりに歌いたくなりました。

誰かの一番になることは難しい。
だけどせめて、あなたの心にある部門のどれかひとつ、優勝できたらなぁなんて。
私が気付けないだけで、私だけに向けられる愛情はたくさんある。
それを実感できるくらい育てたいから、これからも自分らしく頑張りたいなって思いました。
よくよく見ると情けない私ですが、ほんの20mgでも愛情をわけていただけたら、もっと頑張れます。
たまーーに、その気持ちを伝えてもらえたら嬉しいな。


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◆with ばんち。のこと
偶数月に行っている定期主催、「アコースティックをひとつまみ。」から派生した、ちょっと変わったアコースティックステージ。
CDでアコギ音源を流して、カホンは生演奏。
そしてアコースティックなのに、歌いながら動き回るパフォーマンス。
それがophelia 20mg with ばんち。のスタイルです。

このスタイルはばんち。が発声障害で歌えなくなって、音楽活動をお休みすることになったとき、それがどうしても嫌で、なんとか一緒にステージに立つために編み出しました。
努力家のばんち。は初めて触る楽器なのにメキメキ上達して、どんどん機材も増えて。笑
私のワガママから始まったはずなのに、ばんち。はいつのまにかカホンをめちゃくちゃ好きになっていて、アコースティックライブでは欠かせない心強い相棒になりました。

ばんち。は私から「初心者でも許してくれるステージ」をもらったと言ってくれたけど、そうじゃなくて。
初心者なのは私も同じなの。
アコースティックはオケ以上に技術を求められるし、何度歌っても不安でいっぱい。
まだまだ思うように歌えなくて悔しいです。
だから、私としては「一緒にステージに立ってくれてありがとう」なんだよ。
初心者同士壁にぶつかりながら、一緒に成長していけたらなって思ってます。
だから私たちは対等だよ、それを忘れないでね。

今はばんち。の所属するユニット「水玉ストライプ」が活動休止中で、相方のなすだちかが産休中。
本音を言えば「with ミスト」がよかった。
大切な日にそばにいてほしいふたりだし、やっぱりミストはふたり一緒がいい。
だけど、それはまたいつかできるって信じてる。
そんな未来を夢みて、それぞれの大切なものや居場所を守るためにアコースティックをやっていきたいって思ってるよ。
見守ってもらえたら嬉しいです。


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◆MERCURYのこと
10年も活動をすれば、ホームというものはたくさんあって。
好きな会場はたくさんあります。
だけど、その中でも堺筋本町club MERCURYは特別で、たくさんの変わるきっかけをもらいました。
ギバちゃんとの出会いももちろんそうだし、初めてのワンマンもここ。
オケのパフォーマンスを支えてくれる照明、ともえるともここで出会いました。

いつだって親身に話を聞いてくれて、時には厳しい言葉で背筋を正してくれる奈須田店長。
このライブハウスがなかったら、私は10周年の節目に歌うことをやめていました。
いや、もっと早かったかもしれない。
だから、今年は今まで以上に感謝の気持ちでいっぱい。
本当にありがとうございます。

たくさんの思い出と熱情が詰まったホーム。
イベント内容によっていろんな会場で主催を行う私ですが、生誕はここが一番しっくりくる。
そんな場所です。

↓今回のライブ配信の裏側

左: November,Wednesday.のマァさん
お毒味BANDライブ配信中の、機材チェックを急遽手伝っていただきました。
(お毒味レコ発にも出てくれた人だよ!)

右:西山友恵(ともえる)
照明はもちろん、設営、機材チェックなどなど、いつもいろんな面で力になってもらってるよ。
彼女がいるとそれだけで心強い。

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そんなこんなで、長くなっちゃったけど……!
今のophelia 20mgを形成する3つのステージスタイル、わかってもらえたかな?
本当はどれかひとつに絞るべきだとも思うんだけど、どれも無くせない大切な要素で、この1年本当にたくさん成長させてもらいました。
それぞれ好みはあると思うけど、分け隔てなく応援してもらえたらすごくすごく嬉しいです。

バンドもアコースティックもいつか東京でやりたい。
もちろんワンマンもやりたい。
どっちもすごく先の未来の話だけど、やりたいと思ったことは叶えたいから。
そのために、日常のひとつひとつを頑張る1年にしたいです。

私にとって周年や生誕などのお祝いイベントは「祝ってー!」という受動的なものじゃなく、「おめでたいことを華々しくお祝いできるくらい、毎日応援してくれてありがとう」を込めたものです。
だから形は違ってもイベントをやりたかった。
本当にいつもいつもありがとう。
来年こそは大好きなみんなに囲まれて、もっと胸を張って、私のやりたいことができますように。
会えない日々もみんなの幸せを願ってます。
また悲劇の夜で会いましょう。


それでは皆様、良い悪夢を。
おやすみなさい。