そう
毎週みんなで稽古してきた練習の成果が試される日
10月から始まった今回の第九の稽古
合唱指導の責任者を任されたものの、本当に10回の稽古だけで歌えるようになるのか、参加の皆さんがわざわざ沖縄まで行って本番で達成感を得ることが出来るのか…
正直、初めは僕も不安でした
「沖縄は楽しかったけど第九は歌えなくて残念だった」なんて思う人が1人でもいたら今回のミッションは失敗なんです
でも、1人1人が積極的に音取りをしてきたり、分からないことは休憩中でも聞いてきたりと、皆さん本当に意欲的で、3回目の稽古からはただ参加させるだけではなく「より上手に歌わせたい」と思うようになりました
だからといって専門的なことを言ってもきっとチンプンカンプンだと思うので、メンバーみんな手を替え品を替え、自分の持ってる全ての情報を分かりやすく説明したりして
僕らにとってもとても勉強になる2ヶ月間でした
26日からはソリストの皆さんも一緒に沖縄の合唱団とオーケストラでの稽古が始まりました
「初の第九」
「初のオーケストラとの共演」
「しかも沖縄」
今まではみんな知ってる人で苦楽を共にしてきた仲間だけだったのが、初めて顔を合わせる方とそれもオーケストラも一緒の稽古でかなり緊張した様子でした
でも練習が始まってビックリ
東京組の声がよく出てること
それだけでメンバーみんな泣きそうになって
わずか10回の稽古だったけどみんな驚くほど上達していたんです
あとは場の雰囲気に慣れてマエストロの音楽性を感じられればOK
なんとか緊張をほぐしてあげたいのと、僕も一緒に舞台に乗りたかったのでこんな御守りをこっそり用意
国際通りで見つけたお土産の御守りだけど、僕の『念』はタップリ入れときました
御守りが効いたかどうか分からないけど、今日の本番は本当に堂々として素晴らしい演奏を聞かせてくださいました
舞台袖でメンバーみんなウルウル
なんて可愛い生徒たちなんでしょう
こんな気持ちにさせてくれたみんなに本当に感謝です
そして最後は同じ舞台に立って「芭蕉布」を一緒に歌えて幸せでした
『沖縄国際音楽祭2019』でお世話になった関係者スタッフの皆さま、マエストロ、ソリストの皆さま、合唱団の皆さま、オーケストラの皆さま
本当にありがとうございました
〜閑話〜
今回テノールのソリストで素晴らしい美声を聞かせてくれた同級生の与儀巧くん
久しぶりに会ったのと、同級生の頑張りにとても嬉しそうでした
僕はすっかり忘れてたけど自分から話してきて思い出した(笑)
この4日間ずっと一緒にいた新垣先生、鍵盤男子も本当にありがとうございました
それでは今週の『華土リョウの日』はここまで
皆さまもステキな週末をお過ごしくださいね
おやすみなさい