拡大中の養豚と老い
2010年から書き始めたアメブロ。
ここ1年以上ご無沙汰してたのは、パスワードを忘れてしまいログインできなかったのです。
Amebaに連絡し、本人確認が取れたということで、パスワード変更し無事ログインできました。
まー、そんなことはどうでもいいのですが、
最近自分でも信じられないショッキングなことがありました。
日本では卵かけご飯を普通に食べるじゃないですか。
こちらではサルモネラ菌が怖く、生卵って食べれないんですね。
ある日、無性に食べたくなりまして、卵を消毒すればいいだろうと、
消毒方法を調べてみたんです。
すると次亜塩素酸ナトリウムや消毒用エタノールが有効です、と。
ただそんなもん手に入らないしなーと思ってたら、75℃以上1分間加熱が効果的とあったんですよ。
これなら良いだろうと、まずは洗剤で卵についたウンチを洗い、
沸騰したお湯に卵を入れ、同時にご飯も炊いて「卵かけご飯が食べれる〜😍」と鼻息荒く待ってたんです。
1分加熱では心配だったので10分ほど茹でて、
ご飯もついで、いざ卵を割ってみると、、、
ゆで卵だったんです。
一瞬何が起こったのか本当に分からなかったんですが、
豚の面倒ばかりで刺激のない生活してると、老いも早くなるのかなーと思った次第です。
豚はと言いますと、
最初は「命とは」という永遠のテーマを理解したく、興味本位で始めた養豚。
隣にも手作りの部屋を作り、
横にも新たに増設し、
その向かいにも作りました。
まだまだ本物の養豚家には程遠く、
偽者臭さを漂わせておりますが、
今年中にはペソだけで安定した生活できるレベルになるんじゃないかと思っております。
日本と違い危険が多いフィリピン。
日常的に小さな危険は常にあります。
危険度はコレ↓くらい。
それでも夕方に出かけると、楽しいこともいっぱいで、
僕のムスコもつい元気になってしまいます。
フィリピンはこれから乾季に入りシーズンを迎えます。
誰か遊びに来てください。
お金いっぱい持って😍
フィリピン移住し、ここ20数年を振り返る。
26歳の時、いわゆるお嬢様と結婚し、
身内からは「身分相応があるんじゃない?」とか言われてましたが、
僕は20歳代のうちに自分の店を持って、一軒屋を立てベンツに乗るんだ!という目標をもとに、
30歳になる1ヶ月前に全ての目標を達成。
一番僕が天狗になってる時期でしたが、
それからは体裁に縛られ、
田舎で貧乏の家の次男として育った僕は、
「これが育ちの違いか」と身をもって経験し、価値観の違いから離婚。
その後、31歳で一つ下の今の相手と、フィリピン人と結婚しました。
何にも縛られなくなった僕は、
首輪が外れた犬のように遊びまわり、
毎週ゴルフへ出かけ、夜は飲み会。
サボテンや植物にハマれば何万円、時には10万円以上する植物を買い、
サバゲーにハマりだすと、仕事の休日を変更してまでも行くようになり、
自宅で戦争映画を観るときはこう↓なり、
釣りにハマればやはり毎週出かけるように。
奥さんには留守番させて、
男友達だけで旅行に出かけたり、
その中でも年に数回は、妻との旅行や趣味を楽しんだりしてました。
釣りという共通の趣味もできて、
一緒に出かけることも増え始め、
妻には難しかった運転免許も取得し、
ますます一緒に出かける機会が増え、
たまに盗撮や、
オカマに心とアソコを奪われそうになったこともありましたが、
日本の家も車も会社も全て処分し、
フィリピン移住を快く受け入れてくれ、
朝5時に起き、豚の世話や犬猫の世話をしてくれる妻。
興味が湧くと爆進し、お金のことは考えず行動する僕に、
何一つ文句を言わずついてきてくれる妻。
言葉にできないほど感謝の思いです。
海外移住は想像してたより大変で、
文化の違いや価値観の違い、
改めて日本という国は特殊で大変素晴らしい国だと思いました。
言っても信じてもらえないような日常があり、
ようやく「これがフィリピンだもの」と、慣れ始めてはきてますが、
たまに「なんでこんなクソみたいな国に住んでるんだろう」と思う時もあります。
でもやっぱり妻の国であることと、
常夏で、綺麗な海がすぐ近くにある環境は、
何にも代えがたいものがあるんだろうなと思います。
不便さや理不尽さ、クソみたいな住民、
何をやっても予定通りには進まない。
昨日はビザの変更で、隣町のダバオにあるイミグレまで往復9時間かけて行きましたが、
マニラの台風と停電でオフライン。
手続きできず帰ってくるなど、こんなことも「まー、仕方ないよね」で済ませられるようになりました。
平均収入が日本と比べて1/10であっても、
現在、物価は日本とほとんど変わらず、
そんな中、日本のニュースで電気代が上がって生活が大変だとか、
野菜の値段が高いだとか。
いやいや、電気代ははこっちの方が高いし、ガソリン代はほぼ一緒だし、
食材も下手したら日本の方が安いって。
「じゃ、日本に帰ってこればいいじゃん」って言われると思いますが、
今のところそのつもりは全くなく、
素で居られるここでココにいるつもりです。
だって、めちゃくちゃ楽しんでますから。
なんで自殺者数が日本は多いんだろうとか、
最近はいたって普通の若者が強盗殺人したりとか。
離れてみると分かる気がしてきます。
「身の置き場を変える」っていうのはすごく大事なことじゃないかと。
環境が合わなければそこから離れればいい。
もちろん簡単なことではないけど、ネットで世界の全てが得られるようになってるのに、
モチベーショや感覚は逆に閉ざされてしまってるんじゃないかと思うわけです。
僕はここフィリピンに落ち着きましたが、
いろんな国へ行くって、すごく大事なことなんじゃないかと。
せっかくどこの国行くにも、簡単にビザが得られる日本人ですし。
間近にある生と死 生きるということ
我ながら大げさなタイトルを付けたもんだと感心してるんですが、
大きく育った豚をレチョンバボイ(豚の丸焼き)にする為、
庭にも炊事場が必要だね、となり、
早速作り始めたんですが、
炎天下での作業は過酷を極めまして、
ココまでやるのに2日間。
天板にセメントを流し込んで出来上がりまで4日間かかりました。
こんなんで大丈夫なのか?と思いながらも、
翌日はココで豚をさばくので心配しても仕方がない。
丸焼きにした豚はグラム売りする為、
すでに予約で完売状態だったんですが、
朝から配達しないといけないので夜中から作業が始まります。
レチョンバボイを作れる人はそれほどいるわけではなく、
ようやく探して見つけた人は、目がイっちゃってる無口なオジさん。
豚を殺しまくってるとこーゆー目つきになるんだろうかと思いながら、
早速豚小屋から1匹連れ出し、
(ココ↓から残酷な表現と写真があります)
悲鳴をあげてる豚を押さえつけて、カナヅチで頭をぶん殴ります。
1発では気絶しなかったのか、もう1発。
僕は変な使命感というか、ココから目を逸らしてはいけないんだと思い、
最初から最後まで見届けようと。
気絶した豚をテーブルに乗せ、
最後の一撃はナイフで首を刺し、殺します。
出てくる血は料理に使うので、鍋に絞るように溜めます。
肝と腸と血で煮込む料理はみんな大好きなようで、
近所におすそ分けしたら喜んでもらえました。
内臓を取り出し、
鉄の棒をお尻から口に差し込み縛っていきます。
ココにレモングラスや野菜、調味料を入れお腹を閉じます。
ココからじっくり焼く為、目のイっちゃってるオジさんは、
一晩中、鉄の棒をクルクル回し続けます。
僕は睡魔に負け、早朝5時に起きると、
レチョンバボイが出来上がってました。
丸焼きにされた豚の後ろには、
順番を待つ豚がまだ寝てました。
子豚から仕入れて、3ヶ月間育てた豚を丸焼きに。
というか、この豚はこの世に生まれて3ヶ月半で食べられるわけです。
豚は人懐っこく、
豚小屋に入ると僕の短パンを口で引っ張ったりして遊びます。
小さい目は時に愛おしく見え、豚をペットで飼ってる人の気持ちも分かる気がします。
オジさんは休むことなく、早速見たこともないようなナイフで切り分けていきます。
味の染み込んだお肉はとても美味しく、
パリッとした皮は永遠にビールが呑めてしまいます。
高級な食べ物なので、この辺の庶民は年に数回しか食べることができません。
配達も終わり、今回の一大イベントは終わったんですが、
炊事場は予想通り壊れました。
鉄パイプで補強し、
天板を全て塗り直しました。
このままだとカビが発生してしまうんじゃないかと思い、
防水も兼ねて余ってるペンキで塗ることに。
この時点であまりの不自然さに後悔マックス。
黒いペンキも余ってたのを思い出し、
混ぜてグレーにし、塗り直したんですが、
それほど変わらず、やはりやめときゃ良かったと後悔。
足も塗れば良くなるんじゃないかと、
塗り始めてから気づく、、、塗料が足りない。
フィリピンに来て自分が変わったことといえば、
「まー、いっか」と思えるようになったことです。
何かとバタバタしてて気はそらせていたんですが、
やはり動物を殺すというのは想像以上にショックでして、
なんとなく嫌〜な気持ちでいると、
お隣で生まれた、まだ生後1ヶ月ほどの子犬が、
家の前でバイクにひかれ、死んでしまいました。
僕にもなついてた犬なのでこれもまたショックで。
ひいたヤツは何するわけでもなく、そのまま立ち去ってしまいました。
隣の家の子供は、死んでしまった子犬をよそに、
他の子犬と遊んでました。
僕は半泣きで死んでしまった子犬を裏庭に埋めてやったんですが、
子犬が死んでしまったことをなんとも思わない子供達に、
どんな生活をすればそんな残酷になれるんだ?と。
きっと僕ではまだ理解できない、過酷な生活を送ってるんだろうか。
「生と死」「生きる」っていう永遠のテーマは、
僕にも理解できるようになる日がくるのかな。





















































