業務をアウトソーシングできないようでは・・・
職員・社員の業務のなかには単純な業務も多いはずです。
注文書の発行、請求書発行、入金管理、消しこみ、仕訳入力・・・
こんな単純作業を「仕事」だと思っているようでは、勝ち残りは困難と言わざるを得ません。
私の「仕事」に対するイメージは、『何でも鑑定団』のかの中島誠之助さんの決めゼリフ「いい仕事してますねえ」です。人を動かす力を持つもの、人を感動させるもの、それが「仕事」だと思っています。別な言い方をすれば「成果」です。最も端的に「成果」と言うと「売上」とか「利益」という形になるんでしょうけど、それだけが成果ではありません。売上、利益に結びつくような重要なきっかけをつかんだとか、今すぐには利益にはならないけど会社の戦略にとって重要な貢献をしたならば、それは十分に「成果」というべきです。そして、そこには必ず「成長」が伴います。
経営トップはもちろん、従業員もまたこのような、本当の「仕事」をしていかなければ、これからの時代は生きていけません。そのために求められるのは、知識、知恵、課題発見力、問題解決力といったものです。「ナレッジ」と総称することもできます。
従業員を単なる「兵隊」「歯車の部品」「コマ」と考える企業は間違いなく破たんしますし、逆に、従業員の成長を重視する企業は大いに発展することでしょう。従業員の成長と会社の成長は一致しますから。
これからの時代、ますますナレッジ的な要素が重要視されるなかで、単純作業に費やす時間は減らさなくてはなりません。その解決策がアウトソーシングです。
しかし、簡単にアウトソーシングできない企業が多いのも事実です。よく言われるのが「あれこれ説明して人に頼むくらいなら自分でやったほうが早い」というセリフ。
でもこれ、本当でしょうか?そこには以下のような問題点がかくれていませんか?
1)業務が日頃から整理整頓できていない
2)自分の人件費と、それに見合う仕事をしようという意識が希薄である
3)自分の業務を他者に説明する力量の不足
自分の立場から見た視点と会社全体から見た視点は異なります。それを自覚できるかどうかで企業の勝敗は分かれます。従業員にこのような意識を植え付けられるかどうかは経営者の力量次第です。
だから、業務のアウトソーシングが進んでいるか、進まないかで企業の経営力を判断することも可能なのです。
地方からの経済改革なくして長期政権はない
日経BP『地方からの経済改革なくして長期政権はない』
山崎氏の主張のひとつに「高速道路を無料化せよ」というのがあります。
これは私も常々思っていたことです。だって高速道路あまりにも高いですよ!
しかも首都高は値上げしたし、アクアラインなんて、ふざけていますよ。往復6,000円なんて

せっかく津津浦浦に高速道路を張り巡らしても、結局通行料が高すぎてこれがヒトや物資の往来を妨げているという、こんなことやっているから10年以上も経済は停滞しているわけです。
シロート目にも、高速道路が無料になれば地方がどれほど活性化することだろうと思えてなりません。
先日、岡山県の津山市という田舎町に行ってきました。ここの会計事務所の所長が元ボスなので、今までも時々往来しているんですが、津山に行くたびに地方の惨状を見せつけられて大いに落胆させられるのです。
山陽と山陰の中間に位置していて、昔から交通の要塞として栄えてきた歴史ある町で、古い町並みが残っているし、とてもいい町なのですが、萩・津和野といった有名観光都市に比べるとインパクトが弱く、観光都市としては中途半端で、津山城の桜が咲くとき以外はあまり観光客がきません。
津山駅前は、昔の風情が色濃く残る駅舎とアーケード通りが昭和レトロ風な雰囲気を醸し出しています。が、商店はほとんどすべてシャッター
です。夜は真っ暗でなんにもありません。ほんとにさびしくなります
一方で街の郊外に出ると東京近辺でもおなじみの大手ショッピングモール、書店チェーン、飲食店チェーン + パチンコ屋が道路沿いに並んでいて、結構にぎわっているんです。でもなんだかとても殺風景。
つまり、地方で繁盛しているのは全国区の大企業で、駅前に昔からあった個人商店は軒並み廃業というのが地方経済の本質ではないかと。言い方を変えると大企業のみが繁盛し、個人事業や中小零細企業は不況に喘いでいるというのが実によく出ているなあと、こう思った次第です。
せっかく落ち着いてきれいな街並みなのに、町の経営資源を生かせていないもどかしさを感じます。
山崎氏も言うとおり、地方にはそれぞれ素晴らしい資源があるのは間違いないです。
だから、もちろんこれだけが特効薬ではないにしても、高速道路は無料にすべきだと思います。
あと、日本全体に、交通インフラが非常に高いですから、これも大幅に下げるべきではないでしょうか?