けがをしてストリッパーを引退した女性が

すすきので始めるダンスシアターパブでみつけたダンサーの卵を

一流に育て上げるストーリーかと思ったら

自分がストリッパーとして再起するストーリーだった

 

登場人物が多く、冗長で中だるみ感は否めないが

エンディングから逆算するとこれくらいのボリュームが欲しかったのかも

 

読後、解説を読み「なるほどこれが書きたかったんだ」と納得

 

一生ものの仕事を見つけられるというのはその人の強みだと思う

 

難解過ぎて2回目はノートを取りながら読んだ

 

猟奇的な殺人をして死刑判決を受けた写真家のノンフィクションものを書こうとする「僕」の取材日記

かと思ったら、「僕」は他にもいて、混乱。

 

冒頭の

 M・Mへ 

 そして J・Iに捧ぐ

の意味は結局わからずじまいだが、

そんなイニシャルの登場人物はいないので「仮名」だとすれば、

M・Mは写真家・木原坂で、J・Iは犠牲になった吉本亜希子かなぁ

 

タイトル回収・・・

去年の冬、きみと別れ、僕は化け物になることに決めた

僕は僕であることをやめてしまった。

彼らに復讐するために、僕はそこで壊れてしまった。

 

とにかく登場人物皆が猟奇的で

かなり力を入れたミステリー

 

今年読んだ本は全部で67冊でした


意識的に読んだことのない作者やジャンルを選んだりして「知らない世界を見る」というコンセプトで乱読だったため
よくある、「今年の一番」なんて選べるわけもないですが、しいて言えば・・


ベタですが、やっぱり「国宝」でしょうか
映画を観てから読んだことにより、より深く楽しめたように思います

来年もこのくらいのペースで読めればいいなと

 

 

追記

夏に革製のブックカバーを家族からプレゼントしてもらいました

これがどう変化していくのか楽しみです

 

6つの不思議なストーリー

 

どれも男女だけの数時間の会話

何気に始まりオチがなく終わる

 

ただ、どれも奥行きがある

不思議な世界感

 

切ない「雑司ヶ谷へ」が特に残っているかな

 

三姉妹の長女・麻子の人生

中学、高校、大学、社会人

4つのフェーズ(No.4)を切り取り、麻子の成長を語る

 

もどかしいところが多々あり、読みながら苦しい時も。

社会人になってからの靴の職場のフェーズが一番楽しかった

 

若いひと、特に社会に出て間もない女性に読んで欲しい一冊

 

先に読んだスピンオフものの「めばえ」と合わせて読むと

それぞれのキャラクター(登場人物)の背景が見えてきっと楽しいぞ