ちょっと息苦しい展開からのホッとするストーリーが6つ

 

ちらめくポーチュラカ

子どもの通う幼稚園のママ友との付き合いにつかれたブロガー

少し浮いた存在のママ友との意外な距離感から少し救われる

 

サボテンの咆哮

育児ノイローゼ気味の共働き夫婦のサラリーマン

妻方のペースに嫌気がさしながらも我慢をしていたが

ふとしたきっかけの会話でつなぎ留められた

 

ゲンノショウコ

事故で亡くした妹に障害があったため

自分の子どもにも障害があるのではないかと心配しながら子育てし

幼稚園の行事での小さな事件から気持ちを切り替えられた母親

 

砂のないテラリウム

育児疲れのサラリーマンが浮気をしようとして思いとどまり

妻と改めて向かいあうストーリー

 

かけそきサンカヨウ

ノーチェ・ブエナのポインセチア

父が離婚し、小学生から家事をこなす女子高校生と

心臓に重い病気がある男子高校生

家族にはいろんな形があり、ひとつと同じ形がないことに気づき

自分の家族のスタイルを受け入れることができた

 

決めていた大学院への進学を取りやめ、製菓専門学校に進学した理系男子と

自分のやりたいことが見つからないまま、惰性で製菓専門学校に進学した女子の

自分探しの清々しいストーリー

 

ずっと追い求めていた母の作ってくれたあんこが

実は、評判の老舗和菓子屋のものだったという

なんとも言えないオチが笑える

 

持つべきものは、「自分」と「よい友」

これさえあればヨシ

 

メガチャーチってそういうことか。

 

推し活のオモテとウラを鋭く切り込む

読んでいて正直辛いところもあるが、「これぞ朝井リョウ」

というストーリー

 

それぞれの登場人物に幸あれ。

というか幸はあるのか?これ。

 

最後の最後にどんでん返し。

 

「真夜中の解体魔事件」に巻き込まれた救急医が

患者である容疑者の妖艶な魅力に惑わされながら

真犯人を追う医療ミステリー

 

婚約者の殺人について最後まで悶々としていたが

最後の最後のどんでん返しでタイトル通りの決着