この作品を恋愛初心者の男性諸君に贈る

 

作中出てきたフレーズ

 「女の敵は女」

ここに、この作品のすべてが詰まっているかも

 

学生になってから恋愛を知りそれに溺れた蘭花、

恋愛より女の友情(勘違いの)にすがった留利絵、

 

読み進めながら予想したラストとはならない

これぞ辻村深月ワールド

 

建築デザイナーの父が遺した喫茶店を切り盛りする母と

6人の子ども達の物語

 

兄弟は平等に書いてあるけど、主人公は長女の琴美だろうな

 

妊娠して手伝えなくなったという葛藤

までは読み進めれば想像できるも

 

兄弟の名前までは気づかなかったな

 

この頃の朝井さんは、きっとまだ本領を発揮していない

 

地方地検の検事・佐方貞人の人情もの

 

「検事」と言うと、弱い人の味方をする弁護士の敵役

といったイメージがどうしても強いが

この佐方検事は弱者に寄り添う良い検事で

建前で成り立つ法曹界を、自身の信念で立ちまわる

 

きっとこの人は出世を望んでいない

 

 

実は、「BATTER」を書いた「柚木麻子」さんの作品が読みたくて手にした作品でしたが

「ゆづき」違いの「柚月裕子」さんの作品を読み終わったことに気づきました

思わぬ出会いもまた楽しいですね

 

 

 

テレビで
台風の進路予想にAIがかなり勢力を伸ばしつつあるということをやっていた。

従来のスーパーコンピュータに
気温や気圧、風の向きといった物理データをぶち込んで計算させるという
物理モデル手法をとっているのに対し、
最近主流になりつつあるのが
過去の台風の進路データをAIにぶち込んで計算させるという手法。

先日大きな被害を出した台風25号の予報を振り返ると、
従来の物理モデル手法は直前になってようやく正解の進路を提示できたのに対し、
AI予測は早くから正解の進路を示していたという結果が出たそうで。

これはジャズのアドリブ演奏手法にもつながる気がした。

音楽理論に従い、
「このコード進行の時はなんたらスケールが使えます」
という「正しい音楽理論」に乗っかって演奏することより、
過去のレジェンドの演奏をとにかくコピーしまくったうえでの演奏のほうが
ぐっとくる演奏になるんじゃね?

と、いう話。
でも、理論的裏付けのある演奏ってかっこいいと思うし憧れる。

 

14の短編集

 

舞台俳優もこなす筒井康隆。

一度だけ舞台を鑑賞したことがあるが、どんなストーリーだったか何も覚えていない(30年以上前のことだし)

確か、神戸の劇場だったような記憶はあるが・・・

 

そんな舞台俳優としての筒井康隆が

こんな死に方ができたら幸せだな

そう考えて書いたのが表題の「最後の伝令」かな

 

と思った

 

その他の作品は、正直どれもつまらなかった